おいしい何かが待っている

子どもの頃、学校から帰ってくると、
台所からなにやらいいにおいが漂ってくる。

あ、もしかしてクッキー焼いてる?

急いで手を洗って、
母のお手伝い。
抜き型はどれにしよう?
ハートにお星様、クッキー坊や‥‥

早く焼けないかなぁ。
わくわくした気持ちで、
オーブンをのぞいたものでした。

できあがったクッキーは缶の中へ。
それから数日、
おやつの時にその缶を開けてパクパク食べる。
それはなんともいえずしあわせな時間。

そんな記憶が刷り込まれているからでしょうか、
缶入りのクッキーには特別の思いがあるのです。

「缶を開けると中にはおいしい何かが待っている」

子どもの頃の記憶をそのままに、
でも味と見た目は新しい、
クッキー缶を作りました。
ご協力いただいたのは、
DEAN & DELUCAのチーム。
weeksdaysでははじめて、
「食べるもの」のご紹介となります。

代表の横川正紀さんとの対談と合わせて
お楽しみくださいね。

伊藤まさこ

2019-01-25-FRI