REPORT

ふたりの料理人と
東屋のうつわ。[6]

ふたりの料理人にお声掛けをして、
「weeksdays × 東屋」のアイテムの使い方と
盛りつけのヒントを教わるシリーズ、
前編の「jeeten」吉田勝彦さんにつづき、
後編は、料理教室「LIKE LIKE KITCHEN」を
主宰する料理家の小堀紀代美さんの登場です。
小堀さんの料理を食べるたび
その「たのしさ」にハッと息をのんでいたという伊藤さん。
「ほんとうにおいしいんだから」と、
何度か伊藤さんに伺ったことがありました。
伊藤さんとは以前、お隣同士だったということですが、
おたがいに引っ越しをしてしばらく経った今、
小堀さんが東屋の丸いお皿を
何枚も(!)買ってくださったときき、
「どんなふうに使っているんだろう?」と
伊藤さんは興味津々。
いっしょに、小堀さんのキッチンをたずねました。

スタイリング=伊藤まさこ
文=編集部

LIKE LIKE KITCHEN 小堀紀代美さん[その3]
レースペーパーを足して。

さらにデザートを準備してくださった小堀さん。
オーブンで焼いたふたつのケーキが
カッティングボードにのってやって来ました。


カッティングボード#3(レースペーパー、ケーキサーバーは小堀さんの私物)

「ブラックベリーとハチミツのクランブルケーキです」

カッティングボードの上に
オーバルのレースペーパーをしいて、
ヴィンテージのケーキサーバーを添えています。
このレースペーパーに、一同
「かわいい!」の声。

もうひとつは、いちじくのアーモンドケーキ。
こちらは丸型です。
こちらにも、ケーキに合わせた、
まんまるのレースペーパーを。


カッティングボード#4(レースペーパーは小堀さん私物)

「切る」ためのカッティングボードですけれど、
このうつくしさ、器として使うのも、映えます。
レースペーパーいちまいで、
こんなに雰囲気がかわるのもびっくり。

「レースペーパーを使う、っていう発想が、
じぶんにはなかったから、とても新鮮です。
わたしにはけしてできない、
小堀さんならではのセンス!」
(伊藤さん)

「そう? そうかなぁ?(笑) 
レースペーパー、とっても便利ですよ。
わたしはいろんなサイズで、
いろんなデザインのものをストックしているんです」
(小堀さん)

同席したスタッフが、帰宅後さっそく
「レースペーパー」をネット通販で検索したのは
言うまでもありません。

ほんとうにたくさんの料理をつくってくださって、
小堀さん、ありがとうございました。
小堀さんの料理のレシピは、
YouTubeや書籍などで見ることができますから、
みなさま、どうぞごらんくださいね。

2020-08-27-THU