REPORT

陶器のスツール
あのひとの使い方・小堀紀代美さん
伊藤まさこ

伊藤まさこさんの自宅での使い方につづき、
料理家の小堀紀代美さんのアトリエ兼自宅におじゃまして、
陶器のスツールを使う様子を取材させていただきました。
以前、「weeksdays」で取材をさせていただいた家から、
昨年引っ越したばかりという小堀さん。
伊藤家は集合住宅でしたが、
小堀家は、庭付きの戸建てです。
自宅と、料理教室をひらくアトリエを兼ねた、
ちょっとパブリックなお家で、
陶器のスツールはどんなふうに置かれるのでしょう? 

写真=伊藤まさこ、山川路子(weeksdays)

小堀紀代美さんのプロフィール

こぼり・きよみ
料理家。
東京・富ヶ谷にあった人気カフェ
「LIKE LIKE KITCHEN」を経て、
現在は同名の屋号にて料理教室を主宰。
大きな洋菓子店である実家をルーツとし、
世界各地への旅で出会った味をヒントに、レシピを考案。
著書に
『ライクライクキッチンの10分世界食堂』(宝島社)
『いつもの野菜ひとつで美味レシピ:
おかず、おつまみ、常備菜、使い切りにも。』
(小学館)
『予約のとれない料理教室「ライクライクキッチン」の
特製レシピ65 コボリ喫茶室』
(KADOKAWA)
『ライクライクキッチンの旅する味 予約の
とれない料理教室レッスンノート』
(主婦の友社)、
『ごはんにかけておいしい ひとさライス』(西東社)
など多数。

「weeksdays」でもこれまでに
いくつかのコンテンツに登場。


去年、越したばかりという小堀さん。

毎回、家が変わるたび、
自分たち好みにリノベーションを繰り返してきたそう。

今回もリビングダイニングの床の色に合わせて、
壁の色を同色に。
本がぎっしり入った棚は、
壁のサイズに合わせて幅を狭くし、
棚板や引き出しもテラコッタ色にしたのだとか。

キッチンカウンターの一部はなんと、
前の家で使っていたチェスト。

「北欧の古いチェストの左右を造作して、
上に天板を乗せて」

そう言われてみると、たしかに見覚えがある!
まだ引っ越して数ヶ月しか経っていないけれど、
すべてのインテリアが家にしっくりきているところはさすがです。

この日は教室後に伺って
リビングダイニングには椅子が20脚ほどあるとか。

「家具は、新しいものはあまりなくて、
基本的にずっと使っているものばかり」

全部で何脚あるの?と尋ねると、
少し考えて、
「うーん」と小堀さん。
ベッドルームや他の部屋にもきっとすてきな椅子が、
まだたくさんありそうです。

さて、
weeksdaysの陶器のスツール、
どうでしょう?

「ちょっとオブジェみたい。
テーブルの代わりにしたり、椅子以外の用途にも使えそう」。

「こんな風に、本を置いたり、お茶の入ったカップを置いたりしても」。

水色のソファに黄色のカーペット、
そしてピンクの本。
そうそう、色合わせがいつも絶妙なんだ。

ついついワントーンで揃えてしまう私とは対照的。
これはかなりの上級者でないとできないスタイリングです。

玄関に置いて、靴を履く時に座ったり、

買ってきた花を一時的に置いたり。

庭に置いたり。

訪れたこの日、
小雨がぱらついていましたが、
陶器製のスツールは濡れてもへっちゃら。

「経年変化しないのがいいな、って思いました」

白いテーブルと椅子にもぴったりです。

前の家ではあまり育たなかった、
いちじくや柚子が、
この庭ではぐんぐん枝を伸ばしているとか。

これから春を迎え、
夏が来て。
庭で過ごすひと時を、このスツールと一緒に過ごしてくれるとうれしいです。

2026-01-27-TUE