毎年毎年、お騒がせしております!
神田錦町につなひき大会のシーズンがやってきました。
ほぼ日のつなひき部、ヒッパレーズが参加するのは
4回めですが、今年はちょっと話が違います。
昨年3位に終わったヒッパレーズは、
チャンピオンの座を守ってきたこれまでと変わり、
トロフィー奪還を狙います。
原点に帰り、勝負より「楽しいつなひき」を大事にしつつ、
できるだけトロフィー奪還を狙います。
出場チームのみなさんにもがっつりインタビューして、
本番ではチーム同士の熱いドラマをお届けするつもりです!
レポートは、マネージャー松本が不定期更新。
最後まで、どうぞお見逃しなく!

 


〈日時〉
9月26日(金)18:30~
〈場所〉
ちよだプラットフォームスクウェア横の道路
現地での応援、お待ちしています!

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第10回 柔よく剛を制す! 共立女子大学さんインタビュー

こんにちは。
ほぼ日ヒッパレーズマネージャーの松本です。
ついに最後の、出場チームインタビューです。
もはや前口上は不要でしょう、いってみましょう。
いままで取材をお受けくださったチームのほとんどが
「注目している」とおっしゃっていた、
初出場にして台風の目、
共立女子大学〜〜〜、
藤本ゼミのみなさ〜〜〜ん!

──
みなさん、よろしくお願いします。
株式会社ほぼ日の松本と申します。
ほぼ日では、3年前から神田錦町のつなひき大会に
やたらとやる気を出して、出場しています。
きょうは、ぜひ、初出場の共立女子大学さんに
お話をうかがいたいと思って、やってまいりました。
共立女子大のみなさま
よろしくお願いします! 

共立女子大学さん出場メンバーのうち8名と、ゼミを担当されている藤本先生。 ▲出場メンバーのうち、8名がお集まりくださりました。ゼミを担当されている藤本先生も同席くださりました。

──
みなさんは、同じゼミのメンバーとうかがいました。
藤本先生
そうです。出場するのは、おもに3年生ですが、
4年生も数人参加してくれます。
──
今年「つなひき大会に出よう」と発案なさったのは
どなたなのでしょうか。
藤本先生
私です。

共立女子大学・藤本先生。笑顔です。 ▲共立女子大学・藤本先生。

──
先生のご提案だったのですね。
藤本先生
じつは、私の夫が神田ポートビル
デザイン監修の仕事をさせていただいたんです。
それがきっかけで、
株式会社ゆかいさんとご縁ができ、
ゆかいさんがポートビルを
「『ほぼ日の學校』スタジオに」と
ほぼ日さんに紹介なさったんですよ。
──
なんと! 
ほぼ日の學校が神田ポートビルに入った
きっかけのひとつは、
藤本先生の旦那さまがくださったのですね。
藤本先生
うちのゼミ生たちも、
神田ポートビルのイベントなどには
よく参加させてもらっています。
──
あ! そういえば、
なんだかんだ」などで、大学生のみなさまが
お手伝いをなさっているのを見たことがあります。
藤本先生
一方で「神田錦町ご縁日」に関しては、
存在は知っていたのですが、いままでは
ちょっと遠目で見ているような感じでした。
共立のダンスサークルがご縁日に参加したことは
あったので、「つなひき大会にも出られたらいいな」
と思っていたものの、なかなか、勇気といいますか、
一歩を踏み出せなかったんです。
──
一見、かなりマッスルの世界ですもんね。
藤本先生
でも、昨年のようすを見て、
「これだけ盛り上がっているなら、
やっぱり、うちもやらなきゃ」と思って。
ゼミのメンバーに「つなひき大会、どう?」
と訊いたら、最初はみんな、ぽかん‥‥という
感じでした(笑)。
なので、まずはほぼ日さんのこれまでの
つなひきレポートを見せました。
「これを読みなさい」と。
──
そんな、教科書みたいに。恐縮です。
藤本先生
「まずはこれを読んで、
大人のつなひきとはどんなものか学びなさい」って。
──
大人のつなひきを。
藤本先生
そうしたら、みんなだんだん
やる気を出してくれたんです。
──
ほ、本当ですか。
みなさん大丈夫ですか。無理してないですか。
学生さんたち
無理はしてないです(笑)。
藤本先生
「ちゃんと練習をしたら、
細めの体型の女性でも勝てる」ということが、
ほぼ日さんのレポートでわかったので、
自分たちにも勝ち目があると思えたんです。
それから、昨年のほぼ日さんの涙が、もう‥‥
本当にぐっときました。
みんなで一緒に泣けるくらい一所懸命やるのが、
すばらしいなと思ったんです。
ぜひ、学生たちにも、
そういう経験をしてもらいたくって。
──
そんな先生の思いがあっての、ご出場なのですね。
藤本先生
このあいだの「抽選会&講習会」に
参加した学生たちが「すごく楽しかった」と
言っていて、出場を決めてよかったなと思いました。
私は学会があったので行けず、
残念だったのですが‥‥。
──
学会は大事ですね。
さきほど藤本先生がお話しくださったとおり、
私たち大人もすごくつなひき大会を
楽しんでいるのですが、
みなさんのような若い方が活躍されるのも
すごく楽しみにしています。
みなさんは、つなひき経験はおありなのでしょうか。
学生さんたち
一応、あります。
藤本先生
きっと、小学校や中学校の運動会ではあったよね。
──
では、久しぶりのつなひきかもしれませんが、
練習はなさっていますか。
天野
このあいだの講習会で、
安田不動産さんのつなの貸し出しを予約したので、
これから精一杯練習しようと思います。
──
わあ、がんばってください! 
9月の夏休み期間中なら、
たくさん練習できそうですね。
藤本先生
夏休みではあるのですが、いま、
集中講義があるんです。
なので、きょうもみんな
学校に集まっているんですよ。
──
そうなんですか。
授業とつなひきの両立は大変ですね。
みなさんは、ゼミではどんなことを
学んでいらっしゃるのですか? 
藤本先生
うちは「建築・デザイン学部」のゼミなんです。
ここにいる3年生は、みんなでいろんな場所に行って
リサーチをする活動を中心にしています。
「ご縁日」のような地域のイベントに
参加することも、ゼミ活動の一環ともいえます。
ちょうど先日、
長崎県の五島列島にリサーチに行ってきて、
帰ってきたばかりなんですよ。

五島列島の奈留島で、学生さん自身が、余った木材を使ってつくったという鍋敷き。交互に並んだ白と青のタイルがきれいです。 ▲五島列島の奈留島で、学生さん自身が、余った木材を使ってつくったという鍋敷き。きれい! 

藤本先生
児童学科の学生さんとも一緒に行って、
児童保育と建築の観点で地域をリサーチする、
という学習をしてきました。
(学生さんたちを向いて)これから、
レポートにまとめなきゃいけないんですよね。
学生さんたち
ふふふ‥‥。
藤本先生
レポートを書く前に、一回つなひきを挟んで、
リフレッシュするつもりです(笑)。

「ほぼ日手帳」をお渡ししたら、ハイタッチをして喜んでくださった、共立女子大学のみなさん。 ▲発売したばかりのほぼ日手帳をお渡ししたらとても喜んでくださり、うれしかったです。賄賂じゃないです。

──
今年の出場チームのなかで、
みなさんがとくに注目なさっているチームは
ありますか。
学生さんたち
アダムイブ株式会社さんです! 
──
おお。どうしてですか? 
藤本先生
一回戦で当たるので、最初の壁と思って
注目しています。
どんなチームなんだろうとうかがってみたら、
全員外国人の方だとお聞きして。
──
ああ、そうですね。
フィジカルが強そうです。
藤本先生
対する私たちは全員女性だから、
すごくおもしろい対決になるんじゃないかと
思っています。
──
じつはこれまで、6社のつなひきチームに
取材をさせていただいたのですが、
ほとんどすべてのチームが
「注目しているのは、共立女子大学さん」
とおっしゃっていました。
学生さんたち
えーっ?! 
藤本先生
ほんとですか?! 
すごいじゃん、みんな! 
──
大学からは初出場ですし、
いままで、全員女性のチームがなかったので、
どんな展開になるのかと、各企業のみなさん、
とても注目なさっているようでした。
藤本先生
うれしいですね。
みんな、本番では、ちょっと髪型に力入れてく? 
お揃いにする? 
──
練習じゃなくて髪型ですか?!(笑)

髪に手を当てて、お団子のポーズをするみなさん。 ▲「お団子にしようかな」「私もするー」と相談されていました。まぶしかったです。

藤本先生
みんなが着ている法被も、
大学の事務局にお揃いで貸してもらったんです。
──
すてきです。いろんな学校行事のときに
着ていらっしゃるのですか? 
藤本先生
そうですね。大学のイベントなどで着ることが多いです。
──
学校を代表する法被なんですね。
では最後に、おひとりずつ、
この大会への思いや意気込みを
うかがってもよいでしょうか。

キャプテンの清水さん。 ▲キャプテン、清水さん。

清水
優勝です。
──
おお! 
藤本先生
やるからにはね。

同じくキャプテン、天野さん。 ▲同じくキャプテン、天野さん。

天野
このあいだの講習会で、
けっこう余裕でひっぱれたので、
本番も余裕かな? と思っています。
一同
おお?! 
天野
余裕で、汗ひとつかかずに、
勝ち上がりたいと思います。
──
すみません、
私はみなさんを見くびっていたかもしれません。
思っていたより火力が強いですね。
余裕の勝利、見せてもらいましょう!  
天野
ぶっ倒したいと思います! 

小林さん。 ▲小林さん。

小林
今回のつなひき大会で優勝して、
共立の名前を、神保町のみなさんに
知ってもらいたいです。
藤本先生
あら〜〜〜、
ありがと〜〜〜〜! 
──
名を轟かせてください! 

尾川さん。ガッツポーズをしています。 ▲尾川さん。

尾川
やる気はいっぱいあるので、
打倒・アダムイブさん、がんばります! 
──
たのもしい! 
アダムイブさん、狙われてます。
お次の方、意気込みをお願いします。
鍛冶
えーと、どうしよう。
──
‥‥もうだいぶ出尽くしましたね(笑)。
学生さんたち
強気で! 
鍛冶
はい! 
やっぱり、女子大生ならではの元気で、
女子だけでも勝てるということを
立証したいと思います。

鍛冶さん。 ▲鍛冶さん。

石川さん。 ▲石川さん。

石川
たぶん、人数が多くても、多少は
「女子だから」と甘く見られているところが
あると思います。
でも、どれだけ相手のガタイがよかろうが、
全力で勝ちにいきます! 

二木さん。 ▲二木さん。

二木
私はこのなかでも体が小さいほうなのですが、
「小さくても勝てる」というところを見せたいです。
みんなと優勝できるようにがんばりたいです! 
──
みなさん、
すばらしいコメントをありがとうございました! 
本番も期待しています。

共立女子大学のみなさま、
授業後のお時間をいただき、
ありがとうございました。
みなさんの仲の良さと、
初の女子大生チームとしてのプライドが、
びしびし伝わってきました。
町内の大注目に堪える、
やる気みなぎるチームでした。
いや〜〜〜、アダムイブさんとの
第一試合が楽しみですね!

さて、気づけば大会本番まで、あと1日です。
きょうまでお読みくださったみなさま、
各チームの魅力が
たくさん伝わっていたらうれしいです。
で、す、が‥‥‥‥

やっぱり、あのチームの現状をレポートせずして
本番には挑めないでしょう。
そうです、われらが、
ほぼ日ヒッパレーズです!!

みなさま、ほぼ日ヒッパレーズのことを
覚えてくださっていますか。
あまりに個性が強い他チームに
存在感をかき消されていませんか。
私はとても、心配です。

なので、明日、つまり大会前日は、
ヒッパレーズのようすをしっかりお届けします!
そして、そのまま明後日の
大会当日テキスト中継に突入いたします。
ここからの2日間、目が離せませんよ。
現地に来てくださる方も、
中継で見てくださる方も、
一緒に最後まで、応援よろしくお願いいたします!

いよいよ、エンジョイ、アンド、ビクトリー!

(明日、最終回に続く)

2025-09-24-WED

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