▲左から、株式会社ゆかい・小林さん、サウナラボ神田・高橋さん。お写真には写っていませんが、株式会社ゆかいの主宰・池田さんにもところどころ同席いただきました。

──

ゆかいさんは、同じ「神田ポートビル」内の
「サウナラボ」さんとの合同チームで
出場なさるとお聞きしました。

ゆかい・小林

そうです。
だから、神田ポートビルにスタジオがある
「ほぼ日の學校」さんも、よかったら、
ポートビルチームで一緒に出られますよ。

──

はっ、たしかに！　
株式会社精興社さんもポートビルの４〜６階に
オフィスを構えていらっしゃいますから、
精興社さんとも合同チームになれるのか‥‥。
一緒に出たら、強そうですね。

ポートビルチームのゆかいさんとサウナラボさんは、
これまで、つなひき大会には
何回出場なさっていますか？　

小林

２回です。
今年が３回めですね。

▲ここで急に、「おみやげね」と梨をいただきました。ありがとうございます。

──

出場なさったきっかけはなんだったのでしょうか。

小林

安田不動産さんからのお誘いが
最初のきっかけでしたが、
2022年度大会の盛り上がりを
目の当たりにしたのが決め手になりました。

サウナラボ・高橋

いまより参加チームは少なかったですが、
当時も会場全体の熱量がすごかったです。
それから、僕自身、ほぼ日さんのつなひきに対する
気合いの入れ方を見て
「自分も出てみたいな」と思いました。

──

わあ、そう言っていただけるとうれしいです。
ちょっと異常なほど気合いを入れている
甲斐があります。

これまで出場された大会を振り返って、
いかがですか。

高橋

僕たち、２回出場して、１勝なんです。
2023年の初戦で１回だけ‥‥。

小林

あれ、2023年って、そのあと
ほぼ日さんに負けたんだよね？　

高橋

あっ、そうですよ！　

──

あーっ、そうでしたか。
それはそれは‥‥。

小林

２回戦ですぐほぼ日さんに当たっちゃって、
負けたんですよ。
それで、前回2024年は、初戦の相手が
BlueMemeさんでした。

──

いきなり、優勝チームのBlueMemeさんでしたか。
毎回、強いところと
最初に当たっていらっしゃるんですね。

小林

今回も、初戦が安田不動産さん。

──

‥‥なかなかハードですね。
いまはもう、練習はなさっていますか？　

高橋

練習を、ぜんぜんしておりません。

──

あ、そうなんですね。

高橋

サウナラボはシフト制なので、
メンバー全員が時間を合わせて集まるのが難しくて。
アルバイトの子にも出ていただくので、
出勤日がばらばらだったりして、
集まって練習する機会がないんです。

──

それはたしかに、練習時間をつくるのが大変ですね。
よかったら、ヒッパレーズがよく、
この上の「ほぼ日の學校」スタジオで
つなひき練習をしているので、
ご都合が合えばいらしてください。

高橋

本当ですか！　

──

飛び入りも大歓迎なので、
ぜひ来ていただけたらうれしいです。

高橋

ありがとうございます、お邪魔します。

▲神田ポートビル１階。ヒッパレーズが練習している「ほぼ日の學校」スタジオは、この上の階にあります。

──

今回、とくに注目なさっているチームはありますか。

小林

僕はね、共立女子大学さんですね。

──

ああ、やっぱり！　
ほかのチームのみなさんも
そうおっしゃっていました。

小林

女性12名というチーム編成が
どんな展開をつくるのか、気になります。

高橋

僕は、神田警察署さんが気になっています。
前回、神田警察署さんの試合のとき、
応援の野次がすごくおもしろくて、
記憶に残っているんです。

──

野次ですか。

高橋

応援に来た観客の方が、
警察署チームのみなさんに向かって
「神田守れんのかー！」って。

──

あははは。
なんともプレッシャーのかかる野次ですね。

高橋

昨年のあのプレッシャーを受けて、
今年はどう来るのか‥‥楽しみにしています。
じつは、神田警察署に友だちがいて、
「神田警察署には道場がある」と
教えてもらったんですよ。
だから、警察官の方のなかでも、神田には
力の強い方たちが揃っているのではと思っています。

──

では、「ライバルだな」と思っているチームは
ありますか。

高橋

‥‥やっぱり、同じビル内の
別のチームということで、
株式会社精興社さんですかね。

小林

トーナメント表では、精興社さんは僕たちの
反対側のブロックだから、
ぶつかるとしたら決勝なんだよね。

──

決勝が、まさかの神田ポートビル対決に
なってしまうかもしれないと。

小林

勝ち上がったら、
昨年たたかったBlueMemeさんとも
また当たることになるのか。
まあ、勝てないだろうなあ‥‥（笑）。

──

BlueMemeさん、今年も週３で練習なさっていると
おっしゃっていました。

小林

週３？！ すごいなぁ。

──

ポートビルさんは、神田のイベント
「なんだかんだ」を
中心となって開催したりと、
神田錦町に深く関わっていらっしゃいます。
つなひき大会のみに関わらず、
この地域への思いがあれば、お聞かせください。

高橋

やっぱり「神田の街を盛り上げたい」
という気持ちがすごくあります。
ポートビルチームのメンバーは、毎回、
サウナラボの館内着とサウナハットを身に着けて
出場しているんです。
たとえ、すぐ負けちゃったとしても、
見た目でおもしろがってもらえたり、
「こんな場所があるんだ」と知ってもらえたりしたら
いいなと思っています。

──

館内着を、
お揃いのユニフォームになさっているんですね。

高橋

そうなんです。いま着てきましょうか。

──

見てみたいです！　

▲館内着、かわいい〜〜〜。本番でもチーム全員で着てくるとのことです。注目だ！　

──

小林さんは、
つなひき大会にどんな思いがありますか。

小林

意外と、同じ錦町にいながら
お会いしたことのない会社さんもいらっしゃるので、
ご縁日やつなひき大会が
顔を合わせる機会になってくれているなと思います。
なので、もちろん勝ちたい気持ちもありますが、
錦町のなかで人の繋がりができる場としても
楽しみたいです。

──

おっしゃるとおりですね。
私自身、いくつかの企業さんに
この取材をさせてもらっていますが、
一度も「つなひきの取材ってなんだよ！」と
突き返されたことがなくて（笑）。
つなひきのおかげで、
いろんな方とお話しする機会をいただいています。

高橋

それだけ、つなひきを楽しんでいるチームが
多いんですね。

──

そう思います。
「マイつな」を持っている会社さんも多かったです。
精興社さんと、安田不動産さんと‥‥
いままで取材させていただいたところはすべて、
つなを持っていらっしゃいました。

高橋

みんな持ってるんですか？！　

──

「こんなにつながいっぱい集まっている地域は
ないだろう」と思いました。

高橋

ないですよ。おもしろい町だなぁ。

──

ポートビルチームとしては、
今年の目標はいかがですか。

高橋

そうですね、１回は勝ちたいです。

小林

でもなあ、
初戦が安田不動産さんとは思わなかったからなあ。
安田さんは、前々回は準優勝でしたから、
強そうですよね。

──

ところが、
前回は初戦で敗退してしまったそうなんです。
なので、作戦を練り直してくると
おっしゃっていました。

高橋

うわあ！
じゃあ、より強くなった
安田不動産さんと当たるのか‥‥。

──

‥‥がんばってください！　

高橋

がんばります！　
ユニフォームは本当に、
うちがいちばん統一感があると思うので、
盛り上げつつ、怪我しないようにがんばります。

小林

あ、それから、ご縁日では、
ゆかいはポップコーンの屋台を出します。

高橋

ゆかいさんはすごくて、
ポップコーンのカップに貼るステッカーも
用意しているんですよ。

▲ゆかいさんの屋台のステッカー（写真は昨年のもの）。

高橋

サウナラボ神田の屋台では、
ドーナツとビールを販売しますので、
こちらもよろしくお願いします。

──

そうでした！ 毎年、屋台も出店なさってましたね。
いつも、つなひきに夢中で
あまり屋台を回れていないので、
今年はしっかりお祭りも楽しみたいです。

高橋

ドーナツは、気仙沼のアンカーコーヒーさんの
焼きドーナツなんです。
サウナラボでは、いつもアンカーコーヒーさんの
コーヒーやドーナツを販売しているんですよ。

▲サウナラボ神田のカウンター。

ゆかい・池田

お、つなひきのインタビューやってるね。

──

池田さん、こんにちは。おじゃましてます。
いま、サウナサボのメニューを
教えていただいてるんです。

池田

もともと、ポート（港）ビルという名前は、
「気仙沼の港とつなぐ、陸の港をつくろう」
と、糸井さんがつけてくれたんですよ。
だから、アンカーコーヒーさんの商品を
出しているんです。

──

そうだったんですね。
なかなか都内で食べられないので、
今年は忘れずに屋台にうかがいます！　

池田

あと、せっかくほぼ日の取材だから、
ほぼ日の「カレーの恩返し」のカレーが
食べられるのは、サウナラボ神田だけ！っていうのも、
書いておいてね。

──

はいっ、書きます。

池田

そうそう、「手かげんしないしょうがシロップ」の
ジンジャーエールも、サウナラボで飲めますよ。

──

意外と、ポートビルでほぼ日の商品が
食べられることは知られていないかもしれませんね。
この機会に知っていただけますように‥‥。

▲「手かげんしないしょうがシロップ」のジンジャーエールをごちそうになりました。暑い日だったので、最も体が欲していた味がして、元気が出ました。