なにせ創刊から22年ですから、
ほぼ日刊イトイ新聞の
アーカイブはほんとうに膨大です。
年末年始の休みに読み直す、といっても、
いったい何から読んでいいのやら?
そこで、ほぼ日刊イトイ新聞を
むかしから読んでいる人たちに、
おすすめの読みものを
音楽のプレイリストをつくるみたいに
ユニークな切り口から
ピックアップしていただきました。
(ありがとうございます!)
ピンと来たらぜひ読んでみてください。

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9.樋口理恵さんのプレイリスト

かっこいい「大人」に憧れたコンテンツ

 >樋口理恵さんプロフィール

こんにちは、ほぼ日で経理をしているひぐちです。
高校生の頃に偶然とあるコンテンツに辿り着き、
いつの間にか読むのが習慣になり、
果てに転職までして早5年が経ちました。

上京したてで一人暮らしに慣れないときや、
働きはじめてから、そしてほぼ日に入ったあと。
タイミングや自分の状況によって響くものが変わるので
好きなコンテンツはたくさんあるのですが、
今回は私の中で
かっこいい! と感じた大人がでてくるものを
選んでみました。

大企業の社長から会社の同僚まで
かっこよさのタイプは様々ですが、
こんなに面白い人が世の中にはいるのかとおどろき、
憧れた人たちのコンテンツです。


六本木に
国籍のないドクターがいた。

チャーミングでドラマチックな、
ドラマの主人公のようなお医者さんと
看護士さんがいるんだと
読むたびに清々しい気持ちになります。
ドクターのことを懐かしそうに、
嬉しそうに話す看護士の山本さんが印象的で、
ふたりの関係性が素敵です。


クロネコヤマトのDNA

最初に載っている、
震災直後の街を走る最初の写真に見入ってしまいました。
小倉昌男さんが「宅急便」というサービスを
生み出したときからある現場主義が
ちゃんと生き続けていて、
現場の強さが会社の強さなんだと思いました。
このコンテンツを読んで、すごく好きな会社になりました。


ほぼ日乗組員のちょうが
ウィンブルドンに並ぶらしい。

同僚のちょうさんがウィンブルドンへ
初めて向かう臨場感あふれる
ドキドキのテキスト中継です。
現地に行ってみないと試合が見られるのかわからない中でも
行ってしまう決断力と、
海外で一人テント泊をしてしまうほどの
好きなことへの真っ直ぐな気持ちがかっこいいんです。
この3年後のウィンブルドンについていったのですが、
その場にいる人たちがみんなでつくりあげている
すばらしい場所でした。


ミッフィーのふるさと、自由の国、
オランダへ旅をする。

仕事の内容も性格も違うタイプの
それぞれのプロたちが集まって
みんなでオランダへ行き、
ミッフィーに触れる旅なのですが、
スガノさんのここまで拾ってくれるのかという
テキ中のおかげで、
本当に一緒に旅してるように感じて、
なかなか海外に行けない今読むと、
より楽しくなるコンテンツです。


恋歌くちずさみ委員会

読者のみなさんが、
恋の話を思い出の歌と共に教えてくれるコンテンツです。
数が膨大なのですが、私はこれを読むと、
絶対に知るはずがないひとたちの大切なものを
覗かせてもらっていることに
勝手にじんとしてしまうんですよね‥‥。
キュンとする話も大人な話も、
投稿ゆえの話の生っぽさが好きです。
世の中の大人たちはこんな小説のような思い出を
密かに抱えているのか‥‥と思いながら読んでいました。


ぼくは「想像」が得意。
山野井泰史さん

山野井泰史さんは沢木耕太郎さんの『凍』で
知ったのですが、このインタビューにもある
ヒマラヤのギャチュンカンの登山の記録が壮絶で、
読んでるだけで身体が冷えてくるようなものでした。
登山家や冒険家の方のインタビューは
普段の生活とはかけ離れた場所に気持ちをもっていかれて
恐ろしさも感じるのですが、
人間ってやろうと思えば
想像をはるかに超えたこともできるのかと勇気がでます。


伝える仕事。
高田明×糸井重里 対談

このコンテンツは、新卒で入った会社の当時の社長と、
今はたらいている会社の社長が対談するという
個人的にとても感慨深いものでした。
髙田明さんは社員によく
自分の考えを伝えてくれていたのですが、
糸井さんが話すことと通じるものが多く、
いつか二人が出会ったら
きっと気が合うだろうなと想像していたのですが、
それを対談という形で、目の前で見ることができて
嬉しかったです。
「ぼくがいま、ほぼ日手帳を売るんだったら、
たぶんね、さっきライフという言葉がありましたから、
人生を語るでしょうね。
手帳そのものよりも、人生語っちゃう。」
と、髙田さんが対談の中で話しているのですが、
目の前のことに対していつも誰よりも本気で考えて、
未知の場所でも進んでいく生き方が
とてもかっこいいと思います。

2021-01-03-SUN

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