今回、7年ぶりに、第2回目となる
「ほぼ日マンガ大賞」を開催させていただき、
約1000通もの作品をご応募いただきました。

ご応募いただいたみなさま、
ほんとうにありがとうございました!
その1000通にのぼる応募作品のなかから
えらばれた、4名の受賞者。
大賞は、『大きいほうと小さいほう』を描いた、
秋元机さん。
長年、イラストを書いていらっしゃる方です。
そして、入選には3名えらばれました。
まずは、『くまお』を描いた、あーちんさん。
なんと、9歳のマンガ家さんなんですよ。
『町内会長 木村則夫』などを描いた、有田カホさん。
実は、「ほぼ日マンガ大賞」では2度目の入選です。
そして、『オノマトペ』などを描いた、早川乃梨子さん。
京都の大学で、マンガ学科に通われていたんですって!
それぞれの作品は、
受賞者を発表したときのページ
見ることができますので、どうぞ、ご覧ください。

夏のある日、この4名の方々を弊社に招き、
授賞式&夕食会を催させていただきました。
「授賞式をしよう!」とマンガ大賞チームで
話していたときに、ただ授賞式を行うだけでなく、
これからよろしくお願いします、という意味をこめて、
みんなで夕食を食べようよ、ということになりました。
だから、「授賞式&夕食会」。

幸運にも、夕食のしたくを
「LIFE」でお馴染みの
飯島奈美さんとそのアシスタントさん、
そして、「ほぼ日」の給食をつくってくれている
飯島奈美さんのお母さんと、お母さんのお友だちに
お願いできることになりました。

写真の食事、おいしそうでしょう?
ピビンバやカラフルなサラダ、ピクルス、
あげたてのからあげや春巻き、おにぎり、サンドイッチ‥‥
そして、ラストのデザートは、スイカとかき氷!
本格的なかき氷機を持ち込んで、
スイカシロップをかけて堪能させていただきました。
受賞者の方々も、
「あの飯島奈美さんの手料理が食べられるとは
 思っていませんでした!
 とてもおいしいです!!」
と大好評でした。
おいしい夕食のおかげで、授賞式という場ながらも、
ほっこりとした雰囲気がただよう会になりました。
授賞式では、賞金の目録と副賞を
授与させていただきました。
副賞の内容は、「ほぼ日グッズ詰め合わせ」!
くまのハグ・クッションや、やさしいタオル、
ほぼ日のくびまき、ほぼ日のハラマキなどなど。

また、「ほぼ日の給食」特別ご招待券もプレゼント!
「ほぼ日」で毎週1回行っている給食に、
いつでも参加していいですよ、という招待券です。
先ほども書きましたが、給食を担当しているのは
今回の夕食を担当していただいた
飯島奈美さんのお母さまとそのお友だちですから、
とってもおいしいんですよ。
目録、および副賞を渡した際には、
みなさんにひとことずつコメントをいただきましたので、
簡単にご紹介しますね。




「今でもこんなにすばらしい賞をいただいたことが、
 信じられません。
 いつもはイラストを書いており、
 マンガに挑戦してみようかな、と思った矢先、
 この賞をいただきました。
 予定が狂ったというか、うれしい誤算です。
 このたびは、ありがとうございました」




「7年前にも入選させていただいて、
 ほんとうにありがとうございます。
 枠線を描いて、吹き出しをつくって、という
 マンガっぽいマンガの作品は、
 今回の受賞作でわたしだけだったと思います。
 これからも、マンガっぽいマンガを描き続けて
 がんばっていきます」




「わたしは、京都の大学のマンガ学科出身で、
 今まで、ずっと1コママンガを描いていました。
 一度就職したのですが、
 やっぱり絵の仕事がしたくて、
 去年の夏に、京都から上京してきました。
 今回、このような賞をはじめてもらったので、
 とってもうれしかったです。
 本当に、ありがとうございました」




「入賞して、うれしかったです。
 くまおのクッキーを作ってきたので、
 みんなで食べてください」

上の4つの写真の左下が、そのクッキー。

あーちんさんのおうちは、クッキー屋さんで、
マンガの主人公、「くまお」のクッキーを
つくってきてくれました。
かわいくて、食べるのがほんとうにもったいない!

そして、実はスペシャルゲストとして、
「第1回ほぼ日 マンガ大賞」にて入選し、
プロのマンガ家として大活躍されている、
今日マチ子さんにお越しいただきました!
「ほぼ日マンガ大賞 2012」のタイトルイラストなどを
書き下ろしていただいたり、
インタビューをさせていただいたりして、
お世話になりました。
今日さんからも、一言コメントをいただきました。



「受賞者のみなさん、おめでとうございます。
 今回、受賞した作品には、
 それぞれに個性があって、
 ほのぼのしていて、やさしくて、
 とても『ほぼ日らしい』と思いました。
 一般のマンガ誌では、拾われにくいような作品を
 『ほぼ日』はちゃんと見てくれるので、
 送ってみようとチャレンジする人にとっては、
 うれしい、いい賞だと思います。
 今日は呼んでいただき、どうもありがとうございました」

いつもプロフィールに『第1回ほぼ日マンガ大賞入選』と
書いていただいている今日さん。
お忙しいところ、ありがとうございました!


最後に、糸井重里からのあいさつを。

「みなさん、
 ほぼ日マンガ大賞受賞、おめでとうございます。
 秋元さんの作品は、これからどうなるのかわからない、
 先の読めないおもしろさがありますね。
 そういう意味では、あーちんさんの作品も同じです。
 有田さんは手をかえ品をかえ、
 いくつもマンガを描いてなんとか伝えようとしているし、
 早川さんは、『絵は描ける』から、
 それをどう表現していくかを探している感じがしました。
 いい意味で、みなさん、未完成なんですよね。
 のびしろがあるということなので、
 これからどうなっていくのかがたのしみです。
 これからも、よろしくお願いします」

このように幕をとじた
「ほぼ日マンガ大賞 2012」授賞式&夕食会。
和やかに、そしてにぎやかな夜となりました。

さて、「ほぼ日マンガ大賞」は、
これにて終了ではございません。
受賞されたみなさんには、
これから「ほぼ日」にて
マンガを連載していただきますよ!

さっそくですが、
9月10日(月)から、
あーちんさんの『くまお』が連載開始が決定しました!
「くまお」という主人公を中心に繰り広げられる、
ちょっと変わった4コママンガ。
なんともいえない魅力があります。
ぜひぜひ、チェックしてくださいね。

秋元さん、有田さん、早川さんのマンガも、
順次、コンテンツになっていく予定ですので、
どうぞ、たのしみにしていてください。

それでは、
次回の「ほぼ日マンガ大賞」でお会いしましょう。
その際は、みなさんも、ぜひ参加してくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


2012-09-09-SUN