愛媛から、
はるばる上京、
4カ月。

岡山出身の91年生まれ。
好きな食べ物は「数の子」です。

「贈りもの」が 嬉しい理由を考えてみた

担当・本郷結花

贈りものの中でも、
“ちょっとした” 贈りものが好きです。

贈り主も用意したことを忘れるくらい
意外なタイミングで「あ、そういえば」って
渡されるような気軽なもの。
手土産とはちょっと違うかもしれない。

私もこの間、友人とランチの約束をした休日、
時間に余裕があったので駅前の和菓子屋で
豆入りどら焼きを買って、ひょいと渡した。

考えてみると、その行為に深い意味はない。
ただ渡す瞬間の「わぁ!」って顔と、
一瞬だけフワッと心が躍る、
あの楽しい感じがあれば、それでいい。

待ち合わせで渡すどら焼きは、おそらく
帰宅までの間に、友人のバッグの中で
潰れてしまうだろう。それでもいい。
むしろ、それでいい。

翌朝、忘れた頃にバッグから出てきて、
朝ごはんにでもしてもらえたら。
それくらいがいい。

そんな、ちょっとしたお菓子や
なんでもない日の、贈りもの。

どうしてこんなに嬉しいのだろう?
もらうときも、贈るときも。

自分がもらって嬉しかった「手ぬぐい」を、
大切な3人に贈ってみて気づいたこと。

3人が思う、手ぬぐい愛を聞いてみて
わかったこと。手紙っていいなと感じたこと。
色々書きました。

そして、全て同じ理由に繋がっていました。

読んでもらったあと、大切な人の顔を
思い浮かべてもらえると嬉しいです。


※この記事はエッセイ「わたしの好きなもの、手ぬぐい」の【続編】になっています。時間がゆるす方はそちらから先に読んでみてください。

もくじ