・だいたい、ぼくはその当日の午前になってから、
この原稿を書きはじめるのですが、
「新年あけましておめでとうございます」の一行では、
終わりにするわけにもいかないので、
なにを書こうか、なんとなく暖機運転みたいに、
スマホやらテレビやらあれこれ眺めているわけです。
そうすると、大晦日の深夜くらいから、
人はちょっとずつ「いいこと言いはじめてる」んです。
1年の締めくくり的な「いいこと」も言ってるし、
年の変わり目に考える「いいこと」も出てくるから、
ぼくも、ぼーっとしちゃいられない気持ちに、
ちょっとだけなってくるわけです。
多少は新年っぽいことを言おうか、あるいはまた、
新年っぽくはないのに「いいこと」っぽいことを言うか。
どっちにしても平常心ではないので、だめですね。
ぜんぜん、書きはじめられないです。
せっかくの正月なのに、元旦なのに、
2026年といういい感じに半端な年なのに、
午年なのに、各馬一斉にスタートなのに、
例年より早めに黒豆も、あんこもできてるのにね。
今日書くことにはぐずぐずしているのですが、
今年やることについては、もういろいろ決まってます。
いつもの年よりも、やりたいことが見えてるかもしれない。
「イトイさん、少しは時間にゆとりできましたか?」とか、
たまに質問されるんですよね、社長じゃなくなったから。
「いやいや、そういうことはないんです」と答えると、
意外な顔をされちゃうんですけどね。
クリエイティブ寄りの仕事をもっとやるわけですから、
なまじ得意な方面のことだから、かえって忙しいんですよ。
ただ、「たのしみ」なことが見えやすくなっているんです。
うまく行くか苦しむかは別として、
ちょっと乱暴なこともじぶんに許可しているので、
その「自由」や「自然さ」がおもしろいんです。
今日も2026年ですが、明日も明後日も2026年、
今年いっぱいの2026年をおもしろくやろうと思います。
「ほぼ日」もぼくも、けっこう元気なので、根気よくね。
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
矢沢永吉も、2026年のツアー開催を発表。いいねいいねー。