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ほぼ日手帳

糸井重里

・窓のない部屋は、あんまり好きじゃない。
 やっぱり、部屋には外部とつながるガラス窓がほしい。
 という流れで言うと、映像のみの情報も、
 スマホやパソコンでは、どうしてもものたりない。
 できたら、部屋には大画面のモニターがほしい。
 これはぼくが昭和の人間だからだろうか。
  
 先週末は、事情があってずっと家にいることになっていた。
 それに合わせて、ずいぶん前から予定を組んでいた。
 映画を観るのは決まってた、「ファントム・スレッド」だ。
 劇場で「ワン・バトル・アフター・アナザー」を観たが
 この映画があんまりすごかったので、
 この監督の作品はぜんぶ見ようと思っていて、
 あとはこれを含めて2本だけになっていたのだ。
 ほんとにポール・トーマス・アンダーソンって、
 「天才」と呼んでいい人だよなぁと思う、呆れる。
 もう一本は、「ジョン・レノン失われた週末」だ。
 前から見ようと思ってて先延ばしにしていたものだ。
 あとで、ジョンのアルバム「ロックンロール」と、
 ハリー・ニルソンとつくった「プシー・キャッツ」を聴く。
 2つの映画の間には、ネットフリックスを連続視聴。
 いわゆる恋愛リアリティーショー「ラヴ上等」だ。
 いまのところ、7話まで見られるので、それを一気に行く。
 前のシリーズ「あいの里」は中年の人たちの登場だったが、
 こんどはいわゆる「元ヤンキー」が舞台に上る。
 参加メンバーの紹介要素が強い第1話では、
 全員が全員つっぱりまくっているのだけれど、
 だんだん知っていくうちに親しくなっていく。
 同時に、見ている側も、彼らのことを知ることになって、
 だんだんと人柄に馴れていって、さらに先が見たくなる。

 これに加えて「M-1グランプリ」の決勝が日曜日だった。
 もちろん、見ましたよ、「たくろう」おめでとうですよ。

 以上、2日ちょっとでどれだけ大型モニターが活躍したか! 
 壁にかかった大画面じゃなかったら、見なかったと思う。
 テレビがどうなっても、大画面は永遠なんじゃないかねー。
 やっぱり昭和の人の感想なのかなぁ、これって。

今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
年末年始の日々の予行演習をしたような気分。腰が痛いよ。

昨日のコラムを読み逃した方はこちら。

12月27日(土)より、
更新時間は毎日11時になります。

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