おいら。
with ほぼ日テレビガイド
〜天海祐希主演『離婚弁護士』を見る夕べ〜
「おいら。」でお馴染みの天海祐希さんが
ドラマ『離婚弁護士』(フジテレビ系木曜よる10時)に
主演することになりました。
どさくさに紛れて「ほぼ日テレビガイド男子部」が
撮影現場におじゃましたのですが、
なにやら話は予想外の方向へ広がっていったようです。
 
▲いままでの連載▲
第十一話を見て。

永田 とにもかくにも‥‥。
西本 お疲れさまでした!
糸井 お疲れさまでした!
西本 もいっちょ!
ふたり お疲れさまでした!
糸井 いやあぁ、終わったね。
永田 終わりましたね。
西本 ええ、終わりました。
糸井 終わったねえ。
永田 終わりました。
西本 終わりましたわ。
永田 これじゃ話が進みませんよ。
糸井 そうですね。とりあえず、
最終話についてしゃべるべきですね。
どうでしたか、最後は。
西本 わりと糸井さんは渋い顔ですね。
糸井 うーーーん、困ったなあ。
最後までこうなのかあという部分が。
永田 あ、ぼくはOKでしたよ。
よかったです。
糸井 え、そうですか。
西本 あああ。ぼくは両方だなあ。
おふたりの意見が両方わかります。
永田 糸井さんはどのあたりが?
糸井 つまり、けっきょく、
「損得勘定で動く世の中ですよね」
というドラマでしたよね。もっと言うと、
「損得勘定じゃなくて
 人と人との関係なんだけど、
 それでも最後は損得なんです」
というところ。
そこがすごく引っかかりました。
端的に言うと、秘書室の女性たち。
合併後の秘書室は
契約社員でまかなわれるっていうことに対して
団結するっていう構図でしたよね。
それは鈴木紗理奈を思っての行動では
決してなかったように思います。
永田 なるほど。
糸井 間宮や玉山くんが途中まで
女の子を必死に説得していた
「ほんとうは、どうなの?」っていうのは
けっきょく効力を発揮しなかったんですよ。
人情ではなく、利害で動いたんですよ。
西本 利害を左右する運が変わっただけなんですよね。
この流れならこっちに乗ろう、と
みんなが動いたという。
先が長い方に乗ろうってことで。
糸井 こっちが長いかと思ったら短いじゃん!
ってことになったわけですね。
そのあたりがぼくは後味が悪いですねえ。
根本的なところでいうと、
あの、西岡徳馬さんの存在は、
間宮たちが目指すものの
対極にあったはずですよね。
永田 そうですね。
まさに利害のみで動き、手段を選ばず、
正しさに対しては「青臭い」と言い捨てる人。
糸井 うん。でも、最終的には、
その人と組んでしまったわけだよね。
永田 まあ、そこには、
西岡さんのキャラクターが
だんだん変わっていったということも
あって‥‥。
糸井 いや、ちっとも変わってないですよ。
あの人は、きちんと利害を追求してる。
永田 あああ、そうですねえ。
糸井 で、その人と組んで、岡田社長を追い出して、
その会社から間宮たちは報酬を得る。
そこでガッツポーズ。
永田 つまり、悪の越前屋と主人公が組んで、
殿様を追い出しておいて
越前屋から利益を得ている構造だと。
糸井 そうそう。だから後味が悪い。
西本 糸井さんの言う「アメリカ」な感じでしたよね。
最後もその「肉食」な感じで
終わってしまった印象があります。
永田 なるほどなあ。途中までは完全に
人情で突破しようとしてましたよね。
だから、最後まで人情が貫いた印象があるけど、
冷静に振り返ると、人情作戦で行き詰まったあと、
人々は利害で動いてしまってるんだ。
糸井 そういうことだね。
人情で展開するあたりはとってもよかったよ。
陣内さんが西岡さんに啖呵きるところとか、
「おもしろくなってきたぁ!」
って感じだったもん。
西本 実際、糸井さん、あの場面で
「よしよし!」って言ってましたし。
永田 人情で展開するピークが、間宮が西岡に、
正面切って説得する場面ですよね。
あそこの天海さんの演技はすごくよかった。
糸井 ああ、あそこはよかったねえ。
永田 明らかに質の違うすごみがありましたね。
なんかもう、発声法から違う感じ。
寸止めじゃなくて打ち抜いてる感じ。
糸井 うん。だからこそ、あのあとは、
きちんと戦って、西岡に勝ってほしかったな。
岡田眞澄も、妙にいい人にするんじゃなくて、
断末魔の叫びをあげてほしかった。
永田 いや、よくわかりました。
そうですね。そのとおりですね。
西本 それでもOKですか、永田さんは。
永田 そうですね。どうかと言われるとOKです。
なぜOKなのか、
いま話しながら考えていたんですが、
やっぱり「最終回ボーナス」なんですね。
糸井 あはははははは。
ボーナス出しますか。
西本 まあ、6月ですしね。
永田 どうやらそれですね。
ぼくはもう、丸くおさまってくれることを
喜びながら見ていました。
それはある意味、思考停止かもしれないです。
だから、たぶん、これが最終回じゃなくて、
第8話とか9話なら、おふたりと
同じことを言ってたんじゃないかと思います。
糸井 うん、それはそれでドラマの見方だね。
永田 ええ。だから、
「ドラマを最後まで見ると
 こういう達成感があるもんだなあ」と
ちょっと思ってました。
そういう状態で見ていると、
この最終話はすごくよかったと思います。
西本 その両方を行き来しながら見てたのが
ぼくだったのかな。
永田 なるほど。
西本 ただ、やっぱり最後は後味が悪かったです。
あの、最後の最後の、
依頼人がどんどんやってくるところも、
やんないでほしかったなあ。
糸井 あれはつまり、
「歯を投げてビルがドカーン!」
っていうのと同じですよね。
西本 ですよね? ふつうに終わってくれたら
よかったのにって思いましたよ。
よかれというちょっとした思いつきが
ちゃんとしたアイデアに変わる前に
客前に出しちゃったって感じがしましたね。
その思いつきをアイデアとして
統合したり処理するのって
すっごく慎重に、かつ大胆に
やるべきことなんでしょうけど
たぶん、気を使うがあまりに
「ため」を作れなかったって感じがして
それがすごくもったいないです。
糸井 その点では欲張りすぎなんですかね。
永田 誰もがちょっとずつ、持ち寄った何かを
ナベに入れている感じなのかな。
西本 全員がアドリブという名の思いつきを
詰め込んでいると思うんです。
でも、それをあえて捨てたり、
逆に伸ばしたりっていうことがなくて、
すべて並列になっている気がします。
ちゃんとした目標があれば、
それに向かってひとつひとつに必然性が
出てくるんだと思うんですけど。
糸井 けっきょく、まあ、
これは最終話だけの話じゃないけれども、
つくり手の描きたい世界観が
よく見えないままなんですよ。
「こういう世界がぼくたちはいいんだ」
っていうのがあるから世界が描けるわけです。
それは、ドラマをつくる人も、
小説を書く人も、ゲームをつくる人も
そうだと思うんです。
最後だから、あえて言いますけど、
このドラマでは、そういう世界観が
けっきょくつくれなかったんですよ。
どういう社会、どういう人間を
ぼくらはいいと思うんだっていうことに
共感したり反発したりしながら
ドラマは流れていくわけですから。
早い話が、着地地点からいえば、
出世の物語で終わってしまっている。
「目的のためには手段は選ばない」
っていうのをおかずにして
「出世」っていうご飯を食べているんですよ。
永田 で、「そういう出世の世界がいいんだ」
っていう主張もないですよね。
糸井 そうなんだよ。
永田 「出世」や「利害」の価値観をきちんと貫けば、
それはそれで『なにわ金融道』みたいな
エンターテイメントになるんだろうけど。
西本 うん、そうですね。
糸井 だから、惜しいんですよねえ。
何回か「くっ」と
涙腺を刺激しそうなシーンはあるわけですよ。
サスペンダー佐々木さんの復帰とかね。
西本 今日の刑事(デカ)はかっこよかったですねえ。
永田 よかったよかった。
糸井 けど、しゃべりすぎだ!
西岡に「10万株集まりました」なんて
軽く言うから、対策をたてられるんだ!
西本 このドラマの弁護士たちは
総じて口が軽い。
「してやったり」みたいなことをすぐ言う!
永田 あははははは。
西本 あとさ、「社外秘」ってあんなに
わかりやすく書いたノートは
持ち歩いちゃいけないよね?
永田 それは許そうぜ。
西本 うん、それは許す。
糸井 あのノートはなかを開くと
あぶり出しなんだよ。
西本 あ、みかんの汁で秘密が書いてあるんだ。
永田 あんなプロフェッショナルが
みかんの汁で!
糸井 まあ、最終話はこれくらいにして、
ドラマを見続けたことについて
ちょっと語っていきましょうか。
永田 いいですね。
西本 まあ、とにかく、たいへんでしたね。
こないだ日本テレビの土屋さんも
そう言ってましたよ。
「働いている人間が
 ドラマをきちんと見るなんて
 ものすごくたいへん。
 テレビ局で働いているけど
 1クール生でドラマを見るなんて
 ここ10年くらいないですよ」って。
糸井 でも、その意味では、
「ドラマを1クール見続ける」
ということについては、
たのしみましたね。
永田 そう、まさにそう思いました。
たとえば、ゲームのたとえで恐縮ですが、
おもしろいゲームだろうと、
おもしろくないゲームだろうと、
みんなでよってたかって遊ぶと
すごくおもしろいんですよ。
糸井 うん(笑)。
永田 けっきょく、ゲームのたのしさが
なんなのかって思うときに、
ゲームそのものよりも
そういう「場」だったりするんですよ。
で、そういう「場」についてを文字にすると
やっぱりそれはきちんと対象を語ることには
ならないんだけれども、
「場」を無視したことばが
はたして有効なのかなあとも思います。
西本 そういう意味でいうと、ぼくは逆に、
こういうふうに見ることによって
決して「ドラマ」というジャンルが
嫌いなわけではないということが
わかりましたよ。
永田 あ、なるほどね。
糸井 つまり、ぼくたちは、
いままで「見る」っていうことを
決めてなかったわけですよね。
永田 ああ、そうですね。むしろ、
「ドラマは見ないことにしてます」
ってことにしてたというか。
西本 「見ようとする遊び」は
歓迎できるんですね。
糸井 でもまあ、仕事としては
たいへんでしたよね。
西本 いや、こんなたいへんな仕事はないですよ。
働いてる3人の時間をきっちり確保して
毎週毎週5〜6時間はここに
割いているわけですから。
糸井 塾通いみたいなもんだよね。
西本 いや、まさに(笑)。
永田 本当に部活動のようでしたね。
糸井 「男子部」とはよくつけたね。
「離婚弁護士部」でしたよ。
「リコベン部」でしたよ。
西本 合宿あり。
永田 遠征あり。
糸井 自主トレあり。
西本 遅刻と欠勤がなかったのは
評価したいですね。
糸井 長かったなあ。
西本 録画とかせずに、
ドラマを1クール最後まで生で見てる人って
どのくらいいるんだろう。
永田 その意味でいうと、
ドラマの形体って正しいんですかね?
西本 は?
永田 この、毎週1回1時間ずつやって、
三ヶ月くらいかけて
ひとつのお話をやるっていうのは、
合ってるの? こだわる意味あるの?
糸井 そぉんなこと言われてもなあ。
西本 またあんた、根本的なところに触るなあ。
糸井 まあ、でも、わかるよその気持ち。
西本 これだけ追うのがたいへんなわけだとすると、
視聴者をマーケティング的に探るのって
そもそも無理なんじゃないかと。
永田 そうそうそう。
現代の生活にマッチしてるのかなあ。
糸井 昔の、ほかに競合がない時代の
テレビのまんまじゃないかということだね。
そのころはみんな毎週たのしみにして、
その時間をテレビの前で待ってたんだけど。
永田 だから本当にやりたいことがあったとしたら
7話で終了でもいいかもしんないし。
2週間に1回でもいいかもしれないし。
西本 1話3時間ってパターンでもいいわけだよね。
糸井 思えば、あとのほうの
『北の国から』ってそうだよね。
ふたり あ!
糸井 やりたいことが明確なら
枠にこだわる必要は、ほんとうには、ない。
ドラマに力があれば、視聴者は、
「無茶するなあ」と思いながらも
みんなは観るわけだ。
けど、まあ、現時点では、
「枠を埋める」っていうの命題が
テレビにとっては
大きいということなんでしょう。
永田 あーー、なるほど。
糸井 まあ、そのへんは「おもしろ魂」に譲るとして
11回のなかでどれがいちばんよかった?
永田 あ、そういう話、いいですね。
ぼくはおひょいさんが出ていた回です。
糸井 あれな。あれだよなあ。
西本 あ、それ、ぼくが大阪で
へとへとになりながら見たときだ。
残念だったなあ。
ドラマを集中して見られる
コンディションじゃなかったですよねえ。
おひょいさんより先に
ぼくが倒れそうだったもん。
永田 にしもっちゃんはどの回が?
西本 ぼくは福岡で父親の法事のとき見たやつ
けっこうよかったですよ。
子どもが出てくる回ですよ。
永田 ああ。エリートのお父さんと、
ふつうのお母さんが離婚して
子どもを取り合うかたちになる回だ。
糸井 ああ、あれね。
あと、印象に残ったのは
ストーカーの回だよな。
にしもっちゃんの好きな森三中が出たやつ。
西本 ロボコンこと村上ですよね。
瞬間最大風速的な森三中ブームが起こりました。
まさかこのドラマの期間中
生で2回も会うとは思いもよりませんでした。
糸井 あれはおもしろかったな。
デビット伊東なんかも意外で。
逆に、いちばん文句を言ってたのが
ダンナが失踪するときのやつかな。
あの寿司屋の話
永田 ああ。ワースト選ぶとしたら
あの回ですかね。
糸井 あれは3人で怒ったねえ。
西本 「ドラマの内容がイマイチだと
 つぎの日の対談がおもしろい」
なんていうメールもいただきました。
永田 でも、そのへんがテレビを語るときに
難しいところなんですよねえ。
要するに、揚げ足とりみたいなことをやると
成り立ちやすいんですよ。
おもしろいかどうかはともかく、
「突っ込む」ことを主にすると
「おもしろそう」に見えてしまう。
糸井 それじゃつまらないよね。ほんとはね。
永田 だから、編集しながら、
「テレビ解説者」みたいな人がいない理由が
わかったような気がしました。
野球とか経済だとたくさんいるけど、
テレビって、あんなに大勢が見てるのに
いないじゃないですか。
西本 みんなが認める解説者が。
永田 そう。やっぱり、
す〜ごく、むつかしいんですよ。
ナンシー関さんみたいに
「突っ込み」を芸まで高めるなら別だろうけど。
糸井 この企画も、
「『離婚弁護士』を丸ごと見よう」
っていうことで
ぎりぎりかたちになってるだけだからね。
西本 通して見てたから、わかることもありましたし。
永田 うん。
糸井 たとえばミムラさんの役なんていうのは、
だんだんよくなっていったよね。
最初はなんかごりごりした感じが
嫌だったんだけど。
西本 金のことばかり言ってたころですね。
間宮もそんな時期がありましたけど。
永田 あと、序盤は津川さんがヨーダの役割を
担うと思っていたのが、けっこう
ふつうのおっちゃんになっていったり。
西本 いまとなっては
第1話の竹野内豊さんが出てきた
ビッとした感じが懐かしく思えますね。
糸井 竹野内豊はもう一度
出るんじゃないかと思ってた。
あと、陣内さんは間宮が好きなんですかね?
永田 そういう描写は意外になかったですね。
糸井 悪友みたいなもんですかね。
永田 夜中に自宅にゴキブリ退治に
行ったりしてるんですけどね。
西本 玉山くんの役割はどうだったんでしょうか。
最終的な行く先が見えなかったですけど。
糸井 いや、いないとさみしいっていうのはあるよ。
オレ、あの弁護士事務所のメンバーは
ひとり欠けただけでさみしいな。
それくらいは、彼らとつき合えたな。
永田 そうですねえ(しみじみ‥‥)。
西本 そうですねえ(しみじみ‥‥)。
糸井 ところでさ! つぎ、
『新選組!』を見ないか?
ふたり ‥‥‥‥は?
糸井 いや、もうね、ずっと言いたかったんだけどね、
ここのところまた『新選組!』がいいんだよ〜。
もうね、すごくいい!
幕末のある時期に
これからオレたちはどう生きていくか、
この国はどうなっていくのか、
っていうことについて
身体ぜんぶで考えている若者たちが
あそこに集まっているんですよ。
こう、なんていうのかな、
ふだんはオシャレしてる若い役者たちがさ、
「こいつに賭けてみたくなる」っていう
目をするんだよ。誤解を招く言い方だけど
ドラマの筋はどうでもいいとさえいえるの。
若者たちが自分のいる場所が
なんなのかを知りたくて、
「新選組っていうチームを
 どうやって生かしていこうか?」
っていうことを必死に考えている。
全員が志のある顔をしてるんですよ。
つまり、役者っていうのはさ、
体育会系なのに文化系、
みたいなところがあるじゃない?
そういうやつらがさ‥‥‥‥おや?
永田 ‥‥‥‥。
西本 ‥‥‥‥。
糸井 反応、悪いね?
永田 なにも、終わった直後にそんなこと。
西本 しかも、『新選組!』ってもう
半分くらい終わってるじゃないですか!
永田 どうせならもっと早く言ってくださいよ!
糸井 しょうがないだろう!
ふたつ見られるわけないじゃないか。
こっちの企画が終わるまで
オレも我慢してたんだよ。
永田 だって、ぼくらぜんぜん見てませんよ!
糸井 知ってるよ。でも、オレだって
ぜんぶ見てるわけじゃないからさ。
それでも最近の回はすごいんだよ。
だからつぎは『新選組!』だよ。
永田 もうちょっとキレイに企画を
つなげないもんですか。
糸井 いや、これはね、ぼくの場合、
なにかが終わりかけると
何かが始まりだすんだよ。
もう、これはオレの体癖。
永田 そんなこと言われても心構えが‥‥。
西本 ぼく、ちょっとウンコしてきますわ。
糸井 あ、こらこら。
永田 ほら、あんまり唐突だから
ウンコしに行っちゃったじゃないですか。
糸井 なんでいまウンコしに行くんだー!
永田 とほほ、最後はウンコで終わりか‥‥。


ほぼ日テレビガイド
〜女子の部〜



りか
‥‥‥‥なんちゅう締めだ。

あやや
ウ、ウ、ウン‥‥。

あかり師匠
こらこら、嫁入り前のおなごが
そんなこと口にしたらあかん!

あやや
はっ! 失礼しました。

あかり師匠
せめてこっちはキレイに終わるで。

りか
今日の見どころはなんといっても‥‥。

あやや
そう!


さんにん
男性俳優陣のかっこよさ!

あかり師匠
玉山くんはほんとキレイやなー。

りか
あと、ドラマのなかで、最後の最後に
「顔はキレイなんだから」
という設定が出てきてホッとしましたよね。
やっぱり、ああいうキレイな人は、
ドラマのなかでもそういう
扱いを受けていてほしかったから。

あやや
そうなんですよねー。
おしぼり出す場面の演技もよかった。

あかり師匠
西岡さんも渋かったし、
岡田さんの「CG」っぷりも
ますます磨きがかかってたな。
けど、なんといっても今回は‥‥。


さんにん
サスペンダー刑事(デカ)!

りか
じゃなくて‥‥。

あやや
佐々木蔵之介さん!

あかり師匠
よかったなー。
鈴木紗理奈ちゃんを説得に行く場面とか、
しびれたわー。
なんかこう、専門的なことはわからんけど、
照明の感じとか、カメラワークとか、
すごく繊細でよかったわ。キレイやったわ。
やっぱりドラマは‥‥。


さんにん
キレイがいちばん!

あかり師匠
ほな、せめてこっちはキレイに
挨拶して終わるで!


さんにん
11週間、どうもありがとうございました!

このコーナーへの感想を、
メールの件名を「テレビガイド」にして

postman@1101.comに送ってくださいね。

2004-06-25-FRI

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