はちみつ探検隊 探検隊はちみつを食べる、の巻。 はちみつ探検隊 探検隊はちみつを食べる、の巻。 1万年以上前から人が食べていて、いまも変わらない食べかたで親しんでいるもの、それは、はちみつです。ある日、わたしたちはひと瓶の、花のかおりあふれるはちみつに出会いました。それは作家の塩野米松さんからいただいたものでした。日本の花と蜂がもたらすめぐみをもらう旅。はちみつ探検隊、一歩ずつ進みます。
はちみつ探検隊ほぼ日乗組員3人、S 蜂が好き、O 花が好き、T 酒が好き
第1回 はちみつランチ。

1月末に

・日本みつばちドロップ

・日本みつばちベアハンド

・いちのせきのラベンダー

の人気の3つをほぼ日ストアで販売しましたが、
数時間で完売となってしまいました。
そこで、誠太さんにお願いして、
あらたにはちみつをびんに詰めていただきました。

明日2月28日(水)午前11時より、
こちらのページで販売します。
気になっていた方、ぜひどうぞ。

さて、わたしたちほぼ日のはちみつ探検隊は、
去年からかなりはちみつに親しみ、
はちみつが欠かせない日々を送っています。

2月28日から販売する人気の3種は、
3人ともやっぱり好きで、
日頃からいろんな食べ方をしています。
そこで、ほぼ日のキッチンで集まって
「はちみつランチ」をすることにしました。

▲はちみつ探検隊の3人。

まずは探検隊Sがキャロットラペを作ります。
キャロットラペにしても、ピクルスにしても、
そのままだとちょっと味がきついな、すっぱいな、
ということはないでしょうか?

Sは「すのもの」のしあげにはたいてい
「日本みつばちドロップ」を加えるそうです。
サラダのドレッシングも、
魚のカルパッチョのマリネ液にも、
「ドロップ」は合いますよ。

▲今日はそれをパンにこんもりのせて。
▲鴨の燻製を上に。
▲マスタード、パクチーのみじん切り、
(クレソンやバジル、パセリでもいいです)
そしてしあげに
「日本みつばちベアハンド」をたらします。
▲この、最後にたらした「ベアハンド」が
味の決め手です。こくがたっぷりなのです。
▲にんじんと鴨のはちみつサンド、できあがり。

キャロットラベのかわりに
ピクルスでもおいしいです。
ピクルスは「ドロップ」をかけておくと
マイルドになって、たくさんはさめますよ。

次に探検隊Oがはちみつあまざけを作ります。
ノンアルコールのあまざけをカップに入れます。

▲甘みの少ないあまざけがおすすめです。
▲やっぱり「日本みつばちドロップ」が合います。

以上、できあがり。
あまざけはそれだけでおいしいのですが、
はちみつの風味が加わることで、
味が豊かになるような気がします。
あまざけをあたためた場合は、
火をとめたあと(レンジであたためたあと)に
はちみつを加えてください。
夏は、はちみつあまざけを
炭酸水で割ってもおいしいですよ。

そして次に、
「日本みつばちベアハンド」の
鉄板メニューをお伝えします。

用意するのは、ドイツ風黒パン、
青カビチーズ、「日本みつばちベアハンド」です。
飲める方は赤ワインをぜひ。

▲パンは薄切りに。
ナッツやドライフルーツが入っているタイプでも。
▲青カビチーズといっしょに
「ベアハンド」を盛りつけて完成。

ロックフォール、ゴルゴンゾーラなど
どのブルーチーズとも合いますが、
「ピリッと強烈」なものと合わせると、
「ベアハンド」との味のハーモニーが
いちだんと深まると思います。

ここで探検隊Sが
自分の食卓で多用している
はちみつチリソースをご紹介します。

▲ラー油と混ぜる。それだけ。

これは「日本みつばちドロップ」がぴったりです。
ラー油は、ふつうのラー油でも
いわゆる食べるタイプのラー油でも
チリソースとして売っているものでもかまいません。
試したことはないけど、タバスコにも合うかも?

▲揚げものにピッタリ。

Sがよく行く中国料理のお店では、
春巻きをはちみつにつけて食べます。
これがヒントになって、
Sはとにかくこの「はちみつチリソース」を
豆腐にも魚料理にもかけているそうです。

さて、ここからは
探検隊Tの「男の料理」です。
とにかくなんにでもまぶします。

▲ピザにまぶしかける。
これはブルーチーズを使ったピザです。
▲鶏の塩麹ソテーに塗りつける。
これは「日本みつばちベアハンド」にしました。
ちょっと黒酢のような味わいになるのかも?
▲極めつけは、鶏のからあげに
「日本みつばちドロップ」を。
はちみつからあげです。

最後に、デザート。
ここで「いちのせきのラベンダー」を使います。
今日はヨーグルトにしました。

▲「ラベンダー」はミルクにピッタリ。
アイスクリームにかけてもおいしいです。

「いちのせきのラベンダー」は花の香りが強いので、
やっぱりデザートがいいと思います。
ナッツやドライフルーツそのものを
「ラベンダー」につけこんで
ちょっと戻して食べるのも美味です。
また、酸っぱくてちょっと食べにくい
フルーツにあたったら、
「ラベンダー」や「ドロップ」をかけてみてください。

▲はちみつランチを用意して。
▲いただきます!
▲みんな、自分のアイデアの一品を
最初に食べてほしくてアピール。
▲うまい!
▲ほんとだ、すっごいおいしい。
▲サンドイッチも。
▲最後にたらした「ベアハンド」がきいている!
▲そして、ダイナミック料理、Tのからあげ。
うまいじゃないか!
▲ブルーチーズと「ベアハンド」ペアは、
わかっちゃいるけどとまらない!

こんなふうに、はちみつランチは
たいへんたのしくおいしかったです。
この日の午後はなんだか元気になって、
3人ともバッチリ仕事がはかどりました。

▲元気になりました。

はちみつは、甘さだけではなく、
酵素や花の風味がふくらみます。
いつものメニューにちょっと加えると、
華やかな雰囲気になると思いますので、
ぜひおためしください。

今回は「第1回 はちみつランチ」という
タイトルにしましたが、
またいつか、探検隊がはちみつを食べる会を
開きたいと思います。

はちみつのおいしい食べ方を、ぜひみなさま、
メールでお教えいただくとうれしいです。

 
2018-02-27-TUE