atelier shimuraのマーク。

atelier shimuraのマークは
「葉脈」がデザインされています。

「葛西薫さんといろいろお話をしていたとき、
結局うちっていうのは、
自然からのいただきもので全ての製作物はできている、
着物は動物(蚕さん)と
植物と鉱物(石灰とかミョウバンや鉄などの媒染剤)
の3つの力を借りて、

つまり地球全体の力を借りて
人間の手で美しいものを作り出すっていう話が
まず、ありました。
全てのatelier shimuraの商品は
自然からの賜りものですから、
自然と人間との永遠のつながりを象徴化させたのが、
この葉脈のデザインです」(昌司さん)

自然からの賜りものというのは、
普段の生活では忘れがち。
でもatelier shimuraのストールを纏うと、
「あ、きょうは茜をつけているんだな」とか
「今日はどんぐり」など、
都会の中でも少しだけ自然と一緒に生活できそうです。

「もう1つは、アルスシムラの同窓会で
志村ふくみが言ったことなんですけど、
『種をまきました』と。
『教育のアルスシムラっていう現場で、
私たちは種をまきました。
それがだんだん育って若葉になり、
1本の木になり、
最後は森になってくれるのが
私の希望です』と。
人の樹木的成長っていう言葉もあるんですけど、
人間っていうのを1つの木になぞらえて、
『種が植えられて、芽が出て、木が育って、
それがやがて森になる』というイメージを、
ここに込めました。(昌司さん)

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