仕舞える箱をつくりました。

「葛西薫さんとデザインを考えて、
こういう箱をつくりました」
と、atelier shimuraのみなさんが
とてもうれしそうに見せてくださったのが、
今回のストールをお送りするときに使い、
使わないときはそのまま仕舞っておくための箱です。
吸湿性があり、そのまま保存してもいいですよ、
というものです。

「着物や着物まわりのものは
従来、桐箱で保管するものでしたが、
最近自宅に桐の箪笥をお持ちのかたは減っています。
パッケージとしてここに入れて配送し、
使わないときはここに入れて
クローゼットにそのまま収納できる箱です。
ですからどうか捨てないでいただきたいんです」
と昌司さん。

葛西薫さんのアートディレクションの中で、
この紙選びは1つの大きなテーマでした。
紙自体、図書館や美術館、博物館などで
文化財や美術品を保管するために使われているものです。
特別な中性紙で、
湿度を紙が調整してくれ、
包んだものを保存するのに適しています。
カメラマンがフイルムを保管するのにも
使われているようです。
atelier shimuraのテーマカラーであるグレーの色味と
機能性を兼ね備えた箱、
ストールと合わせて、どうぞたいせつになさってください。

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