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冬休み編はこちら 夏休み編はこちら ゴールデンウィーク編はこちら こんなふうに質問を募集しました。
谷川俊太郎さんの答え  ぼくもマラソン苦手です。 でも「人生は100メートル走だ」とは言えませんね、 天才じゃなくても夭折してしまいそうで。 だいたいスポーツを人生にたとえるのはいいけど、 人生をスポーツにたとえるのは 好きじゃありません。 勝ち負けとか記録とかの連想が入ってくるでしょ。 人生って勝負じゃないし 記録を競うものでもない。 もっと地道なもの、 もっと何にもたとえようもないほど 複雑微妙なものですよね。 それを短いキャッチフレーズで 要約しようとすることにぼくは反対です。 だからぼくは 人生は人生のようでしかないと思います。 質問 一  「人生はマラソンのようだ」とよく言われます。 私はマラソンが嫌いで しんどいイメージしか浮かばないので、 この言葉、好きじゃないです。 谷川さんは、人生は何のようだと思いますか。  (愛美 二十歳)
読者のみなさんからいただいた質問に、 詩人の谷川俊太郎さんから 答えが届きました。 「春休み」の期間中、全11回、連載します。 平日毎日ひとつずつ おたのしみください。