ほぼ日手帳 ニュース

販売情報、おすすめ文具の紹介、みなさんから教わった使い方など、手帳チームのメンバーが、日々さまざまな情報をお届けします。

[ゆく手帳、くる手帳 vol.14]
ことしも3冊の手帳とともに。

あけましておめでとうございます。
手帳チームのいわさわです。

2021年も6日目。
もうすでに、新しい手帳を使い始めている人も
多いのではないでしょうか。

わたしは2020年を、3冊の手帳とともに過ごしました。
プライベート用に「オリジナル avec」(中央)、
仕事用に「day-free カズン」(左)と、
「weeks カラーズ / シェルピンク」(右)です。


3つの異なるタイプを使用

プライベート用の手帳を振り返ってみると、
オンライン→野外→人数を制限しての屋内と、
対策をしながら、いろんなタイプのライブに
徐々に参加したことが記されていました。
迷いながらも参加したライブの、
2020年のたのしみ方や思いを
しっかり残しておこうという気持ちが強かったような気がします。
(このたのしみ方は、まだもう少し続きそうですね‥‥)




ひとつひとつ、すごく考えながらライブに向かった2020年でした

そのほかにも、リモートで仕事をしたり、
活動が制限されるなかで家で過ごしたりした時間を、
わりと細かく書いていました。

なんでもないように思える日にも
いろいろあるんだよなぁと改めて感じられて
毎日が愛おしくなりました。
読み返してこんなふうに思えるのは、
ほんとうに手帳のいいところだなと思います。

仕事用の手帳として使っていた2冊は、
考えごとをするとき用として「day-free カズン」、
TO DOとスケジュール管理用として「weeks」と、
用途で使いわけています。

2冊持ち歩くのが面倒だなぁと思うこともあるのですが、
あーだこーだと考えるときには
広いスペースがほしいんですよね。
カズンサイズでもday-freeなら重すぎないし、
日付を気にせずに使えるので、
考えごとをするのに
ほんとうにぴったりだなと思っています。


ページ構成を考えているときのメモ

逆に、日程とともに管理する必要のある
TO DOやスケジュールの記入には、weeksがぴったり。
どの時期が忙しいかもひと目でわかるし、
スケジュールを見ながら、
day-freeを開いて計画を立てることもできるので、
この2冊使い、なかなか気に入っています。

ということで、2021年の手帳も
2020年と変わらず、3冊使うことにしました。


どれもお気に入りで、2021年がはじまるのをたのしみにしていました

プライベート用の手帳は、昨年とおなじく、
「オリジナル avec」(中央)。
カバーは、NEON TARTANです。
ジッパーズは、初めて使うのですが、
たくさん物が入りそうなのがうれしい。

また、ジッパーを閉めれば、
ペンをこんなふうに2本引っ掛けておいても
落ちなくて安心だなぁと思っています。


元旦には、新年の抱負を「ちいさいかきぞめ半紙」に書いて貼り付け

そして、仕事用には
2020年に引き続き「day-free カズン」(左)と
(カバーもそのまま)、
「weeks」は、
「シャツファブリック / Pocho」にしました。
うん、何度見てもかわいい‥‥。

ちなみに、2冊を持ち歩くときはこんなふうに
カバーのポケットに、
weeksの裏表紙を挟み込みます。
こうすると安定して、2冊を持ち歩けるんですよね。
(このためにもday-freeの厚さがぴったり!)



淡いピンクとブルーの組み合わせもいい

2021年も、これらの手帳とともに
プライベートも仕事もたのしみたいと思います。

それでは、明日のほぼ日手帳ニュース、
「ゆく手帳、くる手帳」もおたのしみに!

[ゆく手帳、くる手帳 vol.13]
2020年の手帳の一部を
ずら〜〜っとご紹介

こんにちは、
手帳チームのあんねんです。

ほぼ日手帳NEWS 年末年始の特別編、
「ゆく手帳、くる手帳」も
早いもので〈vol.13〉をむかえました。

新年になって、もう5日目になりましたね。
そういえば!

2020年のほぼ日手帳
「わたしの1ページ」の募集は
あした
〈 1月6日(水)午前11時まで 〉 受付中です!

⇒ご応募はこちらからどうぞ

よかったらぜひ、みなさまの1ページを
見せていただけるとうれしいです^^

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さて、私の2020年の手帳はというと、
のびのび!絵を描きつづけたので
なんだか絵本のような?仕上がりになりました。

▼2020年の手帳の一部を、ずら〜〜っとご紹介。
 その日の印象的な出来事や、なんとなく描きたいなあと思ったものを、
 気分に合わせて好きな画材で描いていました。




こうして2020年をふりかえると、
いろいろなことがあった1年だったからか、
意識的に身のまわりのあかるい出来事を
書き留めていたような気がします。
(使っている色も、心なしかあかるい色が多いような)

手を動かして、
その日感じたことをアウトプットすることによって、
もやもやを吐き出すような、
ちょっとだけ気持ちの整理がつくような
そんな感じがしていました。

あと、子どもの頃ぶりに絵を描くのは
単純にたのしかったです!

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そして、リモートワークによって
乱れがちになった生活のリズムを整えるために、
毎日のルーティーンとして
2つのことを決めて実行していました。

1)ヨガをした日にシールをはる。
気持ちをきりかえるために、
通勤していた時間をつかってヨガをすることに。
ヨガをすると身体が目覚めます!
あと、おなかがすくので
ちゃんと朝ごはんを食べるようになりました。


▲毎日つづけられるように、月間カレンダーにごほうびシールをはりました。


▲月ごとにシールの種類を変えると、モチベーションが上がります。


2)体温を計って記録する。
これは、ほかの乗組員の何人かがやっているのをみて、
私もはじめてみました。
体温は時間によって変動があるらしいので、
目安のためにいちおう計測時間も記入。


▲体温をまいにち確認・記録することで
 自分の健康状態にちょっとだけ自信がもてるようになりました。


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ちなみに、2021年の手帳は
カズンサイズのday-free(カバーはクラシックショコラ)と
weeks(柚木沙弥郎さんの椅子とバケツ)を
使ってみようと思います。


▲2021年のパートナーたち!おいしそうなチョコレート色・・・
 下じきもおそろいのカラーをえらびました。


day-freeは仕事用。
打ち合わせメモやToDoなど、
ページを気にせずたっぷりガシガシ使いたいなあ。

weeksはプライベート用。
読んだ本や見た映画・展示など、
インプットしたものの記録用に使う予定です。

・・・・・・・・・・・・・・・

さて、「ゆく手帳、くる手帳」はまだまだつづきます。
明日の手帳NEWSも、どうぞおたのしみに!

[ゆく手帳、くる手帳 vol.12]
新しいタイプの手帳を使ってみた

こんにちは。
2021年、早くも4日目に突入しましたね!
三が日、ゆっくり過ごされましたか?

さて、今回の手帳NEWSは
「ゆく手帳、くる手帳」というテーマですが、
わたしはゆく手帳もくる手帳も
新しいタイプの手帳を使うことになりました。

2020年では、新しくカズンを使い始め、
その上5年手帳も初めて購入してみました。
そして2021年は
今まで使ったことのなかった Planner と
しばらくぶりのweeksを使おうと思っています。

というわけで今回の手帳NEWSでは、
新しいタイプの手帳を昨年1年どう使ったか、
そして今年1年どう使おうと思っているかを
ご紹介できたらと思います。

なんとも個人的な話になってしまうのですが、
こんな風に使う人もいるんだなあ、と、
ひとつの例をして見ていただけたらうれしいです。


・・・・・・・

◆ゆく年の新しい手帳その1
5年手帳

2020年は初めて5年手帳に手を出した年でした。
買った理由はいたって単純で、
2020〜というのがきりのいい数字に思えたから。

最初の方は毎日書くペースを
つかめなかったのですが、
ルーティーンができてからは
わりと毎日書くことができています。

それに、5年手帳を使っている方から
2年目以降がよりたのしくて、
続けていることが大事と聞いてからは、
来年も再来年も書きながら
読み返してたのしい手帳にしたいと
毎日書くようになりました。

5年手帳初心者なりに、
書き続けるコツとも言えないコツを
ご紹介するとしますと‥‥。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1) 書く時間を決める
 夜寝る前に、ベッドの中で書くと決めて、
 ベッド脇の棚に置いています。
 手帳が取り出しやすい場所にあるのもポイント。
 (一度部屋をすっきりさせたい!と
  手帳をひきだしの奥にしまっていたら
  1週間しまいっぱなしでした。反省。)

(2) 好きなペンで書く
 書き心地のいいペンって、
 どうでもいいことでさえ
 なんだか書き続けたくなりませんか?
 (わたしだけ‥‥?)
 私は、「kakimori」というお店で
 万年筆用のインクを自分で補充して使う
 ローラーボールを購入したのですが、
 これがするする書けてたのしいんです。

 その上、店員さんに
 「毎日書かないと乾燥して
 インクが固まってしまう」と
 教えていただき、
 それも毎日書く
 いいモチベーションになっています。


▲これがkakimoriのペン。Soda Glassという名前のインクを入れて使っています。インクの色までいいから、さらに書く意欲を掻き立てられます。


(3) ひとこと(それも、どうでもいいこと)でも
いいと割りきる

 
 わたしは、新しい手帳を前にすると
 「きれいに、いいことを書きたい!」と
 意気込んでしまい、
 結局最初の一文字を書くのに時間がかかって
 その年は手帳をあまり使わない‥‥
 なんてことが多々ありました。

 ましてや同じ手帳を5年間も使うとなると、
 「丁寧に書いてきれいな手帳を保ちたい」欲が
 むくむくと湧いてきたのですが、
 今回はあえてこの欲を切り捨てて、
 「雑でいいからとにかく書こう」の
 方向に切り替えました。

 最初は、きれいな字で書きたいから
 ちゃんと机で書こうかな、なんて
 思っていたのですが、
 そうなると本当に書かなくなってしまって。

 なので、雑な字でもいいし、
 くだらないことでもいいから
 とにかく1日1回は5年手帳に
 書くことにしました。
 何かしら書いていればいい、と
 ハードルを下げるとたのしくなります。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

‥‥このような感じでしょうか。
とにかくたのしく、気負わずに書くと
続けられる気がします。

今となっては、寝る前に
自分の思ったことや感じたことを書いていると、
手帳に心の一部を預けている感じがして
落ち着いて寝られるんですよね。
たとえ沈むことがあって、
こころがどよんとしていても
こころにかかっている重さの一部を
手帳に分散できるといいますか‥‥。

‥‥なんていいことを書いていそうな
雰囲気を出しましたが、
たいていの日は
「あつまれどうぶつの森でこの家具作った」とか
「今日ラジオでこんな話していた」
「おいしいもの食べた」など
単純な日々の出来事帳(?)になっています。


▲その日分に入らなかった場合は右ページに。
こうしてみるとオリジナルの手帳1ページ分くらい書いているのでは‥‥?

 
もし5年手帳を使おうと
思っている方がいらっしゃったら、
「人生のなかの5年間」を
記録しているみなさんに
お話を聞いたコンテンツの
5 YEARS OF MY LIFE
がおすすめです。

ぜひ夫婦ふたりで書いている方のお話
仕事用の手帳として使っているお話
はたまた置いてあるだけでいいんじゃない?
と話すほぼ日の學校長の回
もご覧になってみてください。


◆ゆく年の新しい手帳その2
 カズン

2020年、もう1冊初めて買った
手帳のタイプがあります。
A5サイズのカズンです。

今までは文庫本サイズのオリジナルを
プライベート用にも仕事用にも
使っていたのですが、
仕事用の方に日々TO DO リストを書き連ね、
加えてちょっとしたメモを書いていたら
1日1ページでは収まらなくなってしまいました。

そこで、仕事用の手帳を
大きいA5サイズのカズンに変更。

今までは、スペースがないからと
ちょっとした考えごとやメモを
裏紙や手帳以外のノートなどに
パパっと書いていたのですが、
そうすると後々そのメモと出くわしたときに
いつ、どういう思いで書いたのかを
忘れることが案外多かったのです。

それがひとつの手帳にまとまることで、
考えの形跡が一か所にまとまり
とても便利になりました。

この1冊のどこかしらには書いたから、
この中を探せば見つかる!と思えるのは安心です。
単体でみたら??と思うひとことメモも
日付やその日の TO DO と一緒に見ると
何のことか見当がつきます。


・・・・・・・


◆くる年の新しい手帳その1
 Planner

今までプライベート用に
オリジナルを使っていて、
主にはその日何を食べたかをだけ
書いていました。

使い始めた当初は
食べたもの以外にも何かしらは書くだろうと、
ページ上部にある
チェックボックス(TO DO リスト)に沿って
食べたものを書き、
メインの部分は空白にしてとっておこう、
というフォーマットにしていたのですが、
食べたもの以外について書く日が
少ないこと少ないこと‥‥。


▲こんな風に1ページ書く日もあるけれど(にしても全部食べ物関連)


▲こんな風にメインの部分が真っ白なことも多く‥‥。5年手帳や仕事用のカズンに書いていた結果、オリジナルに書く内容がめっきり減ってしまいました。

しかもTO DO リストから
食べたものリストは溢れているし、
時間軸も秘密の縦ラインも
活用していない!と気づき、
2021からはPlannerを
使ってみることにしました。

なんとなく左側のざっくり時間軸に沿って
何時頃何を食べたかを書いて、
別で書きたいことがあったときは
空いているスペースに書こうかな、と
のんびり思っています。


◆くる年の新しい手帳その2
 weeks

weeksは過去に1度だけ
使ったことがあったものの、
その年はまったくもって
使いこなせなかったので
今年こそはと意気込んでいます。

と意気込んだものの、
今のところ考えている使い道は「文具手帳」。
シンプルに、文房具について書く手帳に
したいと思っています。
でも、どのように
書き進めていくかは未定です。
2021年すでに始まっていますが、未定です。

とりあえずは
こんな感じで書いているのですが‥‥


▲文具女子博に行ったとき


▲好きな色のペンに出合ったとき

使い道定まっていません。

和田誠さんの「星座を抱いて」を購入したのですが
正直なところ、表紙のイラストのかわいさと
質感に惹かれて
使い道定まらないまま
思わず購入してしまったのでした。

と、なんとも参考にならない
ご紹介になってしまいました。
代わりに‥‥と言ってはなんですが、
お仕事用にweeksを使う方におすすめな
使い方
ご覧になってみてください。


・・・・・・・

【番外編】

今年初めて買ったほぼ日の文具で
使いこなしたいのがフィルムふせん

いつも仕事用の手帳の
1日1ページ部分しか使っておらず
月間カレンダーは空白なのですが、
1か月の予定を手帳を使って見渡したい。
だけど予定って案外変わる。
そんなときのフィルムふせんです。

月間のマス目に
ぴったり合うように作られているので
見た目もすっきりしますし、
味気ない手帳に色を
簡単に足すことができます。



1つ注意点としては
フィルムなのでペンによっては
はじいてしまうかもしれないこと。
私はこのふせん用に
細い油性ペンも購入して準備万端です。


・・・・・・・


最後に、今年使う手帳を並べてみました。


▲左から仕事用のカズン、文具手帳にしたいweeks、プライベート用のPlannerと5年手帳です

冊数が多い気がする‥‥!
でも、それぞれの手帳に役割を決めているので
たのしく書くことができるのではないかなー
と思っています。

それでは、明日のNEWSもおたのしみに!

2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」も募集中。
しめきりは明後日、1/6(水)11時です。
2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」募集!

[ゆく手帳、くる手帳 vol.11]
初めてのPORTERと、新しい万年筆。

こんにちは、手帳チームの星野です。
2021年も今日で3日目、
みなさまいかがおすごしでしょうか。

わたしは今年は帰省をせず、
東京で過ごす冬休み。
社会人になって、初めてです。

「去年のお正月はこんなことしてて、
これ食べたねえ。ちなみに一昨年は‥‥」
と、母とメッセージをやりとりしました。
(5年手帳に書いてあるので、
すぐに思い出せました)



去年や一昨年の“なんでもないお正月”は
とても大切なものだったんだなあ、としみじみ。
でも、こういう状況にならないとわからなかったので、
悪いことばかりではないですね。


★2021年の手帳カバー(仕事用)

今年仕事で使うカバーは、カズンサイズの
Dangle(オリーブ)」に決めました。
初めて使うPORTERのカバーです。


▲手帳本体はカズンサイズの分冊版(avec)をセット

カバー選びの決め手は、
ほぼ日のオフィスが引っ越してフリーアドレスになり、
仕事道具を持ち歩くことが増えたこと。
「このカバーならば、手帳と文具を
一緒に快適に持ち歩けるはず!」
と思いついたのでした。


▲現状の社内移動スタイル

Dangleの個人的なポイントは
「肩にかけられる」こと。
ノートパソコンを両手に持って
階段を移動することが多いので、
手帳を肩にかけてサッと動けるのが便利です。

それから、思った以上にものがたっぷり入る
「収納力」も魅力。
ただ、調子に乗って余計なものを入れすぎて、
重たくなっているのが目下の悩みです。




▲たくさん入るのが嬉しくていろいろ入れちゃう

もうすこし使ってみて、
カバーに入れるものの最適解を探します!


★新しい万年筆
昨年末、新しいオフィスの近所にある
ANGERS ravissant」というお店で
面白い万年筆を見つけました。



この万年筆、ジャンル分けをするならば
“コンバーター式”のタイプなのですが、
なんと「ノック」でインクを吸入するのです。
このタイプ、ポピュラーなものなのでしょうか?
(わたしは初めて見ました!)





「ノックして吸入する」という動作が新鮮で、
インクの補充がちょっと楽しみになります。
一般的なコンバーターよりも
手軽な感じがするのは気のせいかしら‥‥



ちなみに、わたしが買ったのは
「F」という細字のタイプ。
お店には「1.1mm」という
Fよりやや太めのものもありましたよ。
この冬休みから使い始めたのですが、
書き味もよい感じです。

・・・・・・・・・

初めての形のカバーを使ってみたり、
近所のお店で新しい文房具を見つけたり‥‥
オフィスの環境が変わったのをきっかけに、
ちいさな工夫や発見が生まれるのがうれしいです。
また何かあったら、
この場を借りてレポートさせていただきますね。

それでは、2021年も「ほぼ日手帳NEWS」を
どうぞよろしくお願いいたします。
たのしいこと・うれしいことが
それぞれの方の手帳にたくさん書き込まれる、
よい1年になりますように。


2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」も募集中。
しめきりは1/6(水)11時です。
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[ゆく手帳、くる手帳 vol.10]
こんな一年だったなあ。

こんにちは。手帳チーム、田中です。
いやはや、ついに2021年がやってきましたね
(2020年、長かった‥‥!)。

この年末年始は「ゆく手帳、くる手帳」ということで、
いろんなメンバーが手帳を振り返っていますが、
ぼくも2020年の手帳を振り返ってみました。
使い方のひとつの例として、ご覧いただけたら幸いです。

ぼくは「カズン・avec(分冊版)」派なのですが、
2020年はいままででいちばん手帳を書いた年かもしれません。
取り出してみたら、けっこうヨレて味わいが出てきてました。
紙もののこういう変化、ちょっといいですよね。

▲貼ってないので厚みは出ていませんが、
めくったことで、表紙やページがずいぶんヨレました。

2020年前半は、コロナということもあって、
主に日々の考え事を日記につけていました。
見せられるページがないので、ページの盛り上がりを。
万年筆「カクノ」で、ガンガン書いてました。
手帳で考え事、頭の整理がしやすいので、
けっこうおすすめです。


コロナの直前に行った旅行のページもありました。
細かい行程を忘れてしまっていたので、
あらためて目にすると
「記録しておいて本当によかった!」と思います。
書いておかないと、やっぱり細部は忘れますね。
「のこす」ということについては、
手帳はわりと最強のツールという気がします。


自粛期間に入ったあと、
5月13日には「遊びたーい。」と書いてありました。
コロナもあって出かけられない中、
仕事が重なって忙しかった時期が思い出されます。
いやー、よくがんばった。
‥‥と、過去の自分を労えるのもいいところ。


7月からは、手帳の使い方が変わりました。
自粛期間にすごく太った人、いると思うのですが、
ぼくもそのひとりです。
会う人会う人に「太った?」と言われるようになり、
危機感が一気に高まって、
7月1日から自宅でトレーニングをはじめました。
手帳には、運動の記録をメインに書くように。
書くことがモチベーションアップにつながり、
毎日トレーニングを続けやすくなりました。


その頃に書いていた、恥ずかしいメモ。
自分のお腹の出方を書いた図のそばに
「へこませなくても出てないようにしたい」のメモ。
あのときは出てたんだよなあ‥‥と、
当時の気持ちが思い出されます。
自分の現実に真正面から向き合う
いいきっかけになるので、
手帳でダイエット、なかなかいい気がしました。


‥‥が、家でのトレーニングはわりと自己流。
そのせいか、9月にガッツリ肩を痛めました。
「書いておくと、再発を防ぎやすくなるかも」
と思い、このあたりから、
体の不調を手帳に記録するように。
ぼく自身、ちょっとした不調を
手帳に書くようになってから、
怪我の早期予防がしやすくなった気がします。


肩を痛めたことで、
「家で自己流でやりつづけていたら怪我をする」
と心配になって、思い立ってジムに入会。
鉛筆で書いたのは9月26日、
入会したその日の走り書きメモ。
文字から自分がワクワクしていたことがわかります。


これはおまけのようなものですが、
腰が痛かった日のページ。
こんなふうに書いておくと、
「このへんが痛くなりやすいんだな」
など意識しやすくなります。おすすめです。


そしてその後、いまに至るまで、
ジムも続いていますし、手帳の記録も続いています。
出てしまったお腹もなんとかへこみまして、
ダイエットに成功しました(すごいうれしい)。
なので、自分にとって2020年は
「手帳を使って、ものすごくちゃんとダイエットをした」
1年でもありました。
いやー、あのとき「やるぞ!」と決めてよかったな‥‥。
手帳があってよかったな‥‥。

そんなこともあって、2021年の手帳も
まったく迷わず「カズン・avec」にしました。
書くスペースも広いし、薄くて気軽な感じもあって、
毎日なにかを続けるのにもいいし‥‥ということで、
個人的にちょっと推している手帳本体です。
ぼくにはこのタイプが、
いまのいちばんしっくりと手に馴染みます。

▲ピッカピカの「カズン・avec」。
これからまた少しずつ、ヨレヨレになるはず。

というわけで、人によるとは思いますが、
わりとコツコツ続けるのが得意な人は、
「カズン・avec」いいかもしれません。
ダイエットの相棒にも、ぜひどうぞ。

よければ、参考にしてみてくださいね。

そして手帳チームの「ゆく手帳、くる手帳」は
‥‥まだまだ続きます!

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[ゆく手帳、くる手帳 vol.9]
「ダウンロードシティ」で
2021の手帳をカスタマイズ!

2021年、
あけましておめでとうございます!
今日から、あたらしい年が
スタートしますね。
手帳みくじは、もう引きましたか?

さて、好きなページを
ダウンロードして使える
ダウンロードシティのページも、
更新されています〜。
2020年版ほぼ日手帳に入っていた
3つのページが、あらたに加わりました。
よかったらぜひ、
使ってみてくださいね。



◎手帳をもっとたのしくする
 文字の書き方

絵が描けなくてもたのしめる、
文字装飾のパターン集です。
文字の書き方をちょっと工夫するだけで
手帳がかわいくなりそうですね。

◎毎日の視点を変えてみる
毎日に刺激を与えたいとき、
ヒマだなあ、というときに
気分を切り替えられそうなことが
たくさん並んでいるリストです。

◎「1年」のスケールで感じる
 地球の歴史

約46億年の歴史を
「1年」のスケールに縮めて
紹介している年表です。
見ていると、果てしない時間の流れに
しばしぼうぜんとしつつも、
あたまをやわらかく、リフレッシュできそう。

そして、このダウンロードシティには
年末年始におすすめの
ページもあるので、
ご紹介させてください!



◎書き初めシート
お正月といえば、書き初め!
新年のあらたな決意を書いて、
手帳に張っておきましょう。
ほぼ日手帳のおまけの筆ペンと
いっしょに使うのもよさそうです。

◎年賀状リスト
ことしは、年賀状を書く人が
増えているようですね。
年賀状を受け取ったら、
返事を送るとともに、
ここに残して手帳にはさんでおくと、
年末になったとき、役立ちそうです。

◎わたしの□□□□年を振り返る
好きなものやハマっているものって、
時期によってコロコロ変わったりするので、
1年ごとに残しておくと、
読み返したときにもおもしろそうです。
昨年の振り返りに、いかがでしょうか。



さて、次回のNEWSも、どうぞお楽しみに!!

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[ゆく手帳、くる手帳 vol.8]
大晦日「祝日」移動大作戦!

こんにちは、べっかむ3です。
ついに、2020年も大晦日となりました。
みなさん、2021年の手帳のご準備は、
もう、お済みでしょうか。

ぼくは、例年、新しい手帳は、
年が明けてから開封し、
新しい気持ちで書くようにしていました。
しかし、このたび、例年より前だおしで、
来年の手帳の準備をはじめました。

それは、なぜか? 今回は年が明ける前に、
2021年の「祝日」移動大作戦!を
おこなうことにしたからです。

ニュースでご存知のかたもいらっしゃると
思いますが、この12月に、内閣府から、
2021年のオリンピック開催に向けて、
3つの祝日を移動します、という発表が
ありました。

手帳のこのページでも、来年の祝日の変更が
あったことと、「ほぼ日手帳2021」には、
その新しい祝日は、反映されていない旨、
お伝えさせていただきました。

上のリンク先でもお伝えしましたように、
移動になるのは、次の3つの「祝日」です。

・海の日 7/19→7/22
・スポーツの日 10/11→7/23
・山の日 8/11→8/8(※振替休日8/9)

これらのページを、自らカスタマイズして、
祝日の移動を行うことにしたのです。

この大作戦、いくつか道具が必要ですので、
早速、LoFtで、以下の道具(文具)を揃えてきました。


修正ペンにマスキングテープ、ワンポイントデコに、シールなど。

大作戦と言ってますが、出たとこ勝負です。
うまくいくかどうかは、やってみないとわかりません。

まず、最初に、1日ページの中の、
「海の日」を移動させることにしました。



そして最初に使ったのは、
ペンタイプの修正テープ(トンボ MONO YS5)です。



これで、7/11の「海の日」の文字を消していきます。



「日」などの直線でできてるのは消しやすいですね。
「の」は、少しずつ角度を変えて、消していきます。



わりといい感じじゃないでしょうか。

そして、移動先の7/22には、
スケジュールシールを使って、このように
「海の日」の祝日を移動してみました。


(Schedule Seal [Frame] MIND WAVE INC.)

そして、翌7/23は、「スポーツの日」が
10/11から移動してくる日なので、
そのままの勢いで、23日も修正します。
こちらは、こんなふうにしてみました。


(プチデコラッシュ[休み] PLUS/
水性ペンで書けるマスキングテープ MARK'S Inc.)

プチデコラッシュ「休み」は、「休」のシールが
テープになっていて、ころがして貼るタイプ。
マステは、貼りかえもできて便利なテープです。

月間カレンダーは、色鉛筆を使って、
シンプルにこんな感じに移動させました。



「山の日」と「スポーツの日」も「海の日」同様、
この年末年始に、みなさんの自由な発想で、
「祝日」を移動させてみては、いかがでしょうか。
きっと、もっといい方法が見つかるかもしれません。

そして、今年最後の日のおまけとして、
この祝日移動大作戦のエンディングに、
ぼくも大好きな、レ・ロマネスクさんの曲
『祝っていた[生演奏]〜2020LIVEバージョン』を
お届けして、締めにかえさせていただきたいと思います。


※レ・ロマネスクさんが結成20周年を記念して、
築地本願寺和田堀廟所で開催した生演奏ライブを
DVD&CD化し、全国各地で上映することで、
一人でも多くの観客に届けるための
クラウドファンディングを開催中です。
(期間:12月23日〜2021年1月22日)
くわしくはこちらです。

2021年は、お祝いできることが、たくさんありますように。
みなさま、どうぞ、よいお年をお迎えください。

2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」も募集中。
しめきりは1/6(水)11時です。
2020年のほぼ日手帳「わたしの1ページ」募集!

[ゆく手帳、くる手帳 vol.7]
一文字で振り返る

こんにちは。
2020年も、残すところあと1日となりましたね。
みなさん、今年はどんな1年だったでしょうか?

私は今年の4月ごろから、
カレンダーページに筆ペンでその日1日を
「一文字」で現す、ことをやってみました。





こうやって振り返ると
この日は何をしたか、パッと思い出せる日と、
なにも思い出せない日がありました。

ちなみに4月20日の「麺」、
なにを食べたんだろうとその日のページを
めくってみると、




正解は、たぶんナポリタンでした。

「一文字」を見て振り返る、
なかなか楽しいので
来年もやってみようと思います。

そして2021年の手帳カバー、
私は、シックで深みのある色が素敵な
「Dark Cherry」にしました。
2021年の相棒です。



少し早いですが、書き初めを。
みなさま、良いお年を〜。




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しめきりは1/6(水)11時です。
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[ゆく手帳、くる手帳 vol.6]新しい手帳をセットしました。

こんにちは。キノシタです。
今日は、12月29日 火曜日。
実家で、この手帳ニュースを書いております。

慌てて自宅を出てきましたら
2020年の手帳を
実家に持って行くのを忘れ、
バッグには、2021年の手帳が入っていました。
うっかりしていた自分を反省....。

ですので、きょうは
セットしたばかりの
2021年の手帳をご紹介したいと思います。

今年は、過去に販売していた
人気の手帳カバーに出会える
Meet againのキャンペーンがありました。

3か月、悩みに悩み、2021年は
買いそびれていた手帳カバー
TRAVEL(chocolate)
[オリジナルサイズ(A6)]
を選びました。
(学生の頃から、平林奈緒美さんのファンなのです。)


手帳の奥にあるのは
ひきだしポーチ。今年も
このポーチにはたいへんお世話になりました。

さて。ほぼ日手帳には
「Turning the page to a new year」
というページがあります。

2020年から、2021年への引き継ぎとして
私はここに、年末に病院でもらった薬について
記録を残しておくことにしました。


また、巻末のおまけページ
「Gifts」の欄には
お友達に贈ったり頂いたりした
プレゼントについてのメモも
さっそく書いておきました。


来年はどんな一年になるのかな。
新型コロナウイルスのことを考えると
まだまだ落ち着かず、心配事も多いですが
手洗い・うがい・三密に気をつけながら
心穏やかに新年を迎えたいと思います。

みなさまにとっても
2021年がすこやかな1年でありますように。
良いお年をお迎えください。


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[ゆく手帳、くる手帳 vol.5] 話を聴きながらペンを走らせた。

こんにちは、ひらのです。
ほぼ日は12月25日に仕事納めだったので、
本日で冬休み3日目です。
わが家は帰省をとりやめて、
東京で過ごす年末年始は初めて。
毎年バタバタしながら新幹線に乗ってましたが、
時間のゆとりを感じています。

さて、ことしの手帳を振り返ってみました。
2020年の手帳カバーは「おちつけ」でした。



4月はじまり版の「spring」で登場したので、
2月から使っています。
ぼくは手帳チームであると同時に
「おちつけ」チームでもあるので、
石川九楊さんへのインタビューも担当しました。
これから新生活をはじめる人に向けた、
九楊さんのことばはズシリと重たく、
学生時代のふわっふわ浮き足立っていた自分に
言い聞かせてやりたい内容でした。
〈新生活に捧ぐ「おちつけ」のことば。〉

ほぼ日手帳を読み返してみると、
仕事のメモを事あるごとに書いていました。
インタビュー前に頭を整理していたり、
糸井さんの対談に同席しながらメモしたり、
日付を無視して書けるだけ書いています。
「おちつけ」のカバーを使っていますが、
手帳に書いている文字におちついた様子はなく、
走り書きばかりのメモです。
話を聴きながら、ペンを走らせていました。
おちつくためにそうしているのかもしれません。
おちつけ、ひらの。



1枚めから走り書きですいません。
こちらはアリの研究者の村上貴弘さんに
インタビューできることになって、
著者の『アリ語で寝言を言いました』を
読みながら書いたメモです。
本を読んで気になったことを書いておけば、
話のネタになるかなあと思ったけれど、
アリの雑学ばかりになってしまったメモ。
〈アリがしゃべった!〉



槇塚登さんの手帳カバー「UMIKOTO」の
モチーフとして使用されている
船や灯台のブローチをメモしたものです。
これをメモしているのが3月ですが、
槇塚さんのいらっしゃる高松へ
取材に行きたいなと考えていたのでした。
別のページには、「海を航るブローチ」
「いいブローチといい写真を使って
ロマンある感じにまとめる」というメモも。
見に行きたかったなあ、海と灯台。
〈UMIKOTO〉



つづいて、
宇宙飛行士の野口聡一さんと糸井の対談です。
リモートでの対談は8月に行ったのですが、
掲載は野口さんの打ち上げ時に
あわせるということで11月となりました。
それならスケジュールに
余裕があるなあと思っていましたが、
なにせ野口さんが宇宙へ飛びたつ前に
原稿の確認をしないといけません。
これは焦りました。
このページは文字起こしが届くのを待つ間に
内容をまとめていたメモです。
〈夢でつながる宇宙の話。〉



このページは、ラグビーの話です。
現役ラグビー日本代表の中村亮土さんと、
2015年日本代表の真壁伸弥さん、
スポーツライターの生島淳さんと
にわかラグビーファンの糸井重里の
4人でラグビーの話をしました。
ぼく自身もラグビーのにわかファンとして、
ものすごく贅沢な学びの場になりました。
ラグビー選手の話はいつも返しが早く、
これまでに考えてきたという痕跡が
よーくわかるような知的さがあります。
ラグビー選手に会うたび驚かされます。
飾っていないのにカッコいいんですよねえ。
〈ラグビー日本代表と幸せなにわかファン。〉



松岡修造さんが、ほぼ日にきてくれた。
それだけで「やったー!」となった企画です。
対談がはじまる前から、
タイトルは修造さんに書いていただくよう
お願いをしていたんです。
でも修造さんはお忙しいだろうし、
タイトルだけでもすぐに伝えようと
そばで対談を聴きながら手帳に書いて
一所懸命にタイトルを考えていました。
〈松岡修造のポジティブ道〉

というのが2020年の印象深いページです。
『ほぼ日手帳公式ガイドブック2021』に
かけた時間がかなり長かったはずですが、
ラフやら考えたことやらは
コピー用紙に書いていました。
手帳にもっと書いておけばよかった。
さっそく来年の申し送り事項にします。

ほぼ日手帳チームがお送りする
「ゆく手帳、くる手帳」はまだまだ続きます。
明日もおたのしみにー!

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