ほぼ日手帳のチームで
がんばってくれていたが、
ほぼ日のおつとめ最後の日になりました。

今日は雨だから、
ものすごく社内の人数が多いなか、
こっしーは
「短いあいだでしたがお世話になりました」と
さわやかに言って、ほぼ日をあとにしました。

今日はいつもにも増して
おしゃれな服を着ていた、こっしー。
ときどき私の服を、誰も褒めてくれない服を、
「いいですね」と言ってくれたこっしー、
ありがとう。

エレベーターが閉まるとき、
いっつもお別れがさみしいです。
また会おう。

ここ数日、オフィスのもよう替えが
どんどん進んでおります。

そんななか、今日から雰囲気が
がらっと変わった
「らせん階段」を、
半兵衛先生が
じっと見ています。


「あの階段‥‥‥‥」


緑が増えて
雰囲気が変わりましたよね〜。


「攻め入られるときって、
（攻め入られる？？）
上まで真っ直ぐな階段だったら、
すーっと入ってこられるでしょう？
だから、ちょっとこう
段をずらして、攻められないように
しているのよね。
緑が増えて、山城にふさわしくなって、
すごくいいわね」


いやここ山城じゃなくて、
オフィスです。


「もっというと、
あの上の白壁に
サマがあったほうがベストよね」


サマ？


「挟間。穴のこと。
万一上がって来られても、
そこから鉄砲でパンと‥‥」


明日は土日で、
半兵衛先生と会えないのがさみしいです。

かなり雨風が強い時間に
おとなの社会科見学のような
取材に行ってきた面々です。

行きは強い雨で、
濡れ気味だったのですが
帰りは、お邪魔した会社さんの
すてきなミニバスで
ターミナル駅まで送ってもらえたので
かなりテンションがあがりました。

外は台風の雨と風がビュービューと
吹き荒れています。
そんないま、どうしても
ほぼ日の学校の学校長は
外出せねばならないのだそうです。


「ぼかぁねぇ、このゴミ袋。
このゴミ袋を切って、
簡易レインコートをつくっていこうと
思ってるんだ」
（写真３枚目参照）

まぁ、それもたのしそうでいいけれども、
もしよかったら、といって
私は自分のレインコートをさし出しました。
思いっきり私のサイズ（身長150cm）ですが
着られるでしょうか。

着られました。

足がまるっきり出てますが、
上半身はそれで大丈夫でしょう。
そのゴミ袋でズボンをカバーして
出かけてください。


「でもスガノさん、自分の帰り道は
どうするの？」

私が帰る頃には雨はあがっています。

私は今夜、ほぼ日５年手帳に書くでしょう。
今日私は校長先生に服を貸した、と。

学校長、外出お気をつけて。

外は雨模様ですが、
戦国時代を生きている半兵衛先生は、
泰然とした様子で
「こういう日は晴耕雨読ね」
と言いながら
過ごしておられます。


「最近ね、ずっと欲しかった
白いフェイクファーの
ロングベストを買ったのね、
安くなってたから」


いいですねえ。
これから寒くなってきますからね。


「そしたらね、主人が
私を見て何か言いたそうにしてるから、
何？　って聞いたら、
武田信玄みたいだね、って言うのよ」


それはさすがの
半兵衛先生といえど、
怒ったでしょう？


「ううん、とってもうれしくて。
だって、武田信玄こそ、
ファー使いのカリスマでしょう。
カブトにこうファーが垂れて、
ファッショナブルで、
それがもうとってもね‥‥」


‥‥。

そうそう、今日はあいにくのお天気です。
先日来お伝えしておりますが、
我が社では「もようがえ」がありまして、
新しくなったことのひとつとして、
オフィスのなかに小さな売店ができました。

コンビニの出張所で、
商品を取って料金を自分でその場で払う
しくみです。

あいにくの空模様のなか、
ランチを買いに外に出るのが
億劫だなぁと思っていたところ、
がかろやかに目の前を横切り、
オフィスコンビニでラーメンを購入し
お湯をそそいでいるではないですか。


「こんな日にこそ、ですよ〜」

うわぁぁい、真似しよう！　

というわけで、いっしょに
ラーメンランチをしたのでした。

この活用のようすを、
もようがえ担当の総務が
あたたかく見守っていました。

きょうはあいにくの雨模様ですね。
昨日はと
あたらしい企画の打ち合わせで
お台場にいきました。

お互い隣は違う人だったら。。。
という思いは心に秘め、
おとうさんは初対面という
ガンダムと一緒に写真をとったりしながら
満喫してまいりました。

渋谷PARCOのオープンに向けて
連日いろんな方と相談を繰り返しています。

渋谷PARCOさんのサイトも
リニューアルされたので、
そちらもぜひごらんください。

明日から平団長の
インタビューがはじまる
「誰かを応援してますか。」の
コンテンツがはじまりました。

ほぼ日からこのたび応援団に参加するのは
です。

このふたり、いつもはけっこうドライで、
もっといえば冷たくて、忙しぶりっこで、
雑談していても途中で
スゥゥーッといなくなるタイプなのですが、
応援団の話をしているときは、
いなくならない。
むしろ、もっと話したい、という
しつこいモードになります。
不思議。
が巻き込まれて
応援の話を聞かされておりました。
コンテンツの原稿を「先読み」したは
「団長は、軸しかない」
と言っておりました。
軸がぶれない、とかじゃなくて、
軸しかない。
私もそう思います。
明日からのインタビュー、ぜひ読んでください。

角川文庫でシェイクスピア前作新訳に挑む
河合祥一郎さんの新訳『アテネのタイモン』が
刊行されました。シリーズ第12弾です。

全新訳で先をゆく“お姉さん格”の
松岡和子さんの『アテネのタイモン』
（ちくま文庫）はシリーズ29冊目で、
松岡さんにとってシリーズ31冊目となる
『ヘンリー８世』は、
今年の暮れに刊行予定のようです。

生涯に37作を書いたとされるシェイクスピア。
松岡さんは現在36作目を
訳していらっしゃるところで
全訳完成のゴールまで、ほんとにあとわずか。

ほぼ日の学校シェイクスピア講座で
講師をつとめてくださった松岡さん、河合さん、
全作新訳はほんとうに大変な偉業です。
注釈に個性あふれる松岡訳。
リズムに腕を見せる河合訳。
比べて読むのもおもしろいですよ！

朝、会社にきて、
席にすわろうとしたら、
目の端に違和感がありました。

あの奥の二人は、
なんで同じ方向をむいて
つったっているのだろうか、と。

そして、きがつきました。
それは、模様替えをして、
島の衝立のところに、
カウンターができたので、
そこでミーティングをしているのだと。

しかし、このカウンターは、
ミーティングもさることながら、
書類を宅急便するときの準備をしたり、
ゲラに赤字をいれたものを仕分けたりするのに
とても便利だということがわかりました。
どうしても、荷物を置きたくなりますが、
それは、きっと模様替え番長・が
悲しむことになるので、
ぐっとこらえるのです。
いや、ぐっとこらえるまえに
それ、考えるなよ。