ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2019/02/06 22:49
akiko.kusaoi

歌とお酒と男と女

今夜もほぼ日の学校には
芳醇な時間が流れました。
万葉集講座第4回の講師は、
細胞生物学者にして歌人の永田和宏さん。
そして朗読ゲストとして、
俳優の寺田農さんにも
お越しいただきました。
深い声で読んでいただいた歌の数々が
胸に余韻を残しました。

今日のテーマは、
社会派歌人といわれる山上憶良のまなざし。
貧しい人の心を代弁した
「貧窮問答の歌」を最初に取り上げて、
永田さんは社会をリアルにみつめた
憶良の目の鋭さを語ります。

そして、憶良といえば最も広く知られる
子等(ら)を思ふ歌。
「銀(しろかね)も金(くがね)も玉も
何せむに まされる宝 子にしかめやも」
永田さんは、この歌は単なる
子煩悩の歌ではなく、実は大切なのは、
この反歌の前にある漢詩であると語ります。
そこをきちんと理解すると、
この歌に込められた憶良の葛藤が
わかるのだと教えてくださいました。

万葉集の話がつづくうち、
やがて流れは、永田さんにとっての
歌づくりの話へと移っていきました。
『歌に私は泣くだらう』あるいは、
『たとえば君』などの著書で知られるとおり、
永田さんと奥様の河野裕子さんは、
河野さんの死の直前まで、
ふたりで1000首もの歌を交わし、
思いの丈をぶつけあいました。
ここは、ぜひ永田さんの著書を
お読みください。

万葉の時代から現代へ、
時を経て、言葉は変わろうとも、
人が人を思う気持ち、
社会を見つめるまなざし、
気持ちを定形に込めて残す営みは
変わらないものだと
改めてかみしめた夜でした。

詳しくは学校ニュースをお読みください。
2019/02/06 20:49
mogi

で、スソさんのベレー帽。

さて、そして、
こってりTOBICHI予告の最後は、
スソアキコさんのベレー帽でございます。

2月8日(金)から2月11日(月)の
TOBICHI2の
「スソアキコさんのベレー帽と
プルーフオブギルドの土偶ピン
先行販売」の件ですよ。

おとといは、土偶ピン。
きのうは、トレトレさんのお茶を
ご紹介しております。

で、帽子帽子。

この帽子は同じ形のものを
2016年11月の第2回「生活のたのしみ展」でも
販売をしたものです。
そのときはじめてだったので、
おっかなびっくり少量しか作らなかったのです。
で、さささっと売り切れてしまいました。
そのときに
購入しまして、
いまもよくかぶっています。
あ、たのしみ展のときの写真を
さがしてきましたよ。
つまり、写真のモデルさんは、女性ですが、
男性でも大丈夫というわけなのです。

サイズが心配という方もおられるかなーと
思うのですが、
このベレー帽は、
後ろの部分にゴムが入っているのです。
大きな人はそのゴムが調節してくれます。
そして、小さい人は、そのゴムの部分を
ちょいとつまんで縫うことで、
ご自分に快適なサイズに調整することができます。
(ギャザーが寄っているので
つまんで縫ったぶぶんが目立ちません)

で、色は3色。
ブラウン、ブラック、グレーです。
外側の素材はウールです。
内側もこれまたウールではあるのですが、
すべすべした手触りで、
顔にあたる部分がチクチクしません。

そして、写真ではわかりにくいのですが、
このベレー帽、
いわゆるあの漫画家さんの
ベレー帽の形ではありません。
頂点にポッチはありませんし、
たたむと円盤状になるような
形ではありません。
立体的でおもしろい裁断になっています。

なにはともあれ、試着してみてください。
じゃんじゃん。
スソさんは8日と11日の14時ごろから
会場でお見立てしてくださる予定です。
かぶり方などを教えてくれますよー。

ぜひ、見に来てくださいませ〜。

※ちなみに、ご参考までに、
2018年の6月の「生活のたのしみ展」で販売した
夏のベレー帽をお買い求めになった方も
いらっしゃるかとおもいますが、
そちらは、今回のベレー帽の形をアレンジして、
汗止めをつけたものです。
2019/02/06 17:57
asami.fujita

部活動

弊社にはバウム部とかウクレレ部とか
いろいろな活動がありますが、
そんななか、
ささやかに、しかし情熱的に続けている
活動がありまして、
それはギロ党、といいます。
いちばん情熱的な党員はです。

ギロとはギリシャのファストフードで
正確にはギロピタといいます。
ハーブで味付けした肉(鳥か豚)、
フライドポテト、トマト、
玉ねぎ、ヨーグルトソースを
ピタパンに挟んで食べます。

ギリシャを旅行して帰ってきた乗組員
(8人くらいいます)が、

「ギロをまた食べたい。
なんでギロの店が日本にないの」
と口々に言うのです。

わたしはいつも現地で食べているので、
そうかギロか、と思ったくらいでしたが、

は、ギロが食べたいあまり、
行きつけのカフェのオーナーさんに
ギロというものを作ってください、
それはこういうものです、とお願いして、
作ってもらったりしてました。
党首のは、Youtubeを見ながら
家でギロを作ったりしてました。

夏、1ヶ月限定の
ギロ屋が渋谷にあらわれ、
みんなで食べに行ったこともありました。

気付いたら、
社内にギロ党が発足していたのです。

とにかく、
日本にはギロを食べられる場所が少なくて、
食べたいのに食べられない、
という抑圧もあり、
みんなの思い出のなかのギロは、
どんどんおいしくなっていきました。

ある日、ギロをフードトラックで
販売している人がいるという
情報が入りました。
しかし、神出鬼没で
どこで販売しているかわからない。

党首が連絡をとると、
オフィスの近くまでフードトラックが
来てくれることになりました。
これはすごいことになった。
は大喜び、
みんなも楽しみにしてました。

それが今日、だったのです。
雨の中みんなで買いに行きました。
ほぼ日を卒業した党首も、来てくれました。

「とにかく知名度が低くて‥‥
みなさんよくギロをご存知でしたね」と
ギロ屋のお兄さんは、
わたしたちの活動に驚いていました。

念願のギロ、おいしかったです。
みんなで、思い出のなかの
ギロを語りながら食べました。

ささやかに、部活動を
続けていきたいと思います。
2019/02/06 16:02
sugano

九州さようなら

九州出張組は、
今回の出張をこれで終えます。

でも、ここからふた班に分かれて、
糸井さんたちは、
別のところに行きます。

残された我々3人
(2枚目の写真)は、
これから羽田にむかいまーす。

九州、やっぱりすごく好き!
いいところです。
お世話になったみなさん、
ありがとうございました。
2019/02/06 13:43
sugano

月隈万十

日田におります、九州出張組です。

べべんちょ飴をGETした私たちは、
カロリーメイツが食べられなかった
月隈万十も手に入れました。

あっついあんこがたっぷりで、
しっとりしてておいしかったよー、
ジャンボ!

日田でご案内くださった
観光協会の黒木さんが、
さらにおすすめの布善本舗のさくらそば饅頭を
くださいました。

そして、日田駅から
「ゆふいんの森」に乗って、
福岡に向かいます!
「ゆふいんの森」たのしみ!




















2019/02/06 13:29
sugano

べべんちょ飴

九州出張組は日田におります。

日田まで来れば、
ここに行かないわけには
いきますまい。

そうです、
あのときの
べべんちょ本舗です。
予定になかったのに急に行程に
ねじこませていただきました。

大将、まったくかわらず
お元気で、
今回もおいしいべべんちょ飴を
たくさん買いました。

わーい!







2019/02/06 11:46
sugano

小鹿田焼

九州出張組は、
大分県日田市に来ています。
ここで、やきものの
小鹿田焼の製造過程を
拝見しています。

土をくだくのは川の力を利用し、
そこからやきものの土にするまでは
すべて手作業で、
もちろんこねるのもひねるのも手作業で、
すごく刺激的です。

いいうつわも、たくさん見ました。

小鹿田焼は「おんたやき」と読みます。
2019/02/05 20:03
mogi

8日からのTOBICHI、土偶とベレー以外に
お茶もね! お茶もひのきウォーターも!

さて、こってり告知してまいります、
8日からのTOBICHI2でのイベントですよ。
スソアキコさんのベレー帽と
プルーフオブギルドさんのアクセサリーのお店。
昨日は土偶ピンにフォーカスをいたしました
本日は、ベレー帽、といいたいところですが、
間にお茶をはさみます。

8日から11日の間、
「トレトレさんの摘み草ブレンドティ」
ご用意してお待ちしております。
こちらのブレンドティー、新茶なのです。

高知の日本一の清流と言われる仁淀川の源流域、
勾配のつよい、山あいの土地で、
むかしから飲まれてきた、
摘み草のお茶です。
9日(土)10日(日)11日(月)の三日間、
高知から、トレトレさんが在廊してくださって、
お茶をいれてくださることになりました。
緑茶や紅茶と違って、味の想像がしにくいので
実際にのんでみないとなーと思っていた方がいらしたら
チャンスでございます。チャンスでございます。
お茶のお話、ぜひ聞いてみてくださいね。
3日間の在廊時間がまだ決まっていませんので、
TOBICHIのツイッターなどでお知らせしますねー。

それから! トレトレさんのリネンウォーター、
「によどヒノキウォーター」の
おためしもさせていただけることになりましたよ。
くわしい話はこちらをご覧いただくとして、
これ、わたしも愛用中で
「ほぼ日の商品の中で何がいい?」ときかれたら
かならず真っ先におすすめしているんっす。

冬はコートなどににおいが付きがちで、
なんともなーと思っていたのですが、
これが、たいへん役にたちます。
いまのところ焼き肉と
居酒屋特有の揚げ物臭にはいけてます。
シュッシュしたときには
ほんのりした香りがしますが、
やがて飛んでしまいます。
この香りには好みがあるとおもうので、
なんともいえませんが
だいじょうぶだったら、
まじおすすめっす。
暑苦しくかたりすぎておりましょうか?

ともかく! お待ちしております!
2019/02/05 19:05
hirono

オリンピックが好き。

ご存知、2004年のアテネオリンピックから
オリンピックのたびに、和室にこもり、
朝も昼も夜も、うっとりとした顔で
オリンピックを観戦しているひと、
さんです。

今日は東京2020組織委員会のかたと
今後のコンテンツについて
濃厚な打ち合わせがあったので
気合がはいっていました。

いつものようにポーカーフェイスですが
ばれてます。
オリンピック愛がばれてます。

だって、右腕に五輪マーク、
左腕に1956と大会名と
おそらく開催地の景観が描かれた
ワッペンつきのセータを
着ているんですもの。

もちろん!
組織委員会の方々にウケてました。
めずらしがってくださいました。
打ち合わせも盛り上がりました。

このセーターは
とおくにいったときに
買ってきてくれたものです。

永田さん、無表情に見えますが
オリンピック愛はみんなに伝わってます。
2019/02/05 17:52
mogi

インゲン5本の男。

まあ、いろいろあるだろうけど、
とりあえず、
胸にインゲン5本という
付箋をはっている男が社内にいたら、
写真におさめ、「ただいま製作中」の
投稿でも一丁したろか、
というのが、ほぼ日での業務です。

その付箋が何なのかということについては
本当のところは私どもにとっては、
明々白々なわけですが、
それでも、一般社会においては、
胸にインゲン5本という
付箋がはられることは
たいへん稀であろうとおもうので
こうしてここに。

まあつまり、給食の配膳は
各自自分でするので、
インゲンは5本より多くとってくれるな、
という張り紙をしておかねば、
後半に配膳をするひとが、
インゲンなしの
ひじきを食することになってしまう、
というわけなのです。
この付箋はそのためのものであるわけです。

写真をとった時点では、
インゲンは生姜焼きの付け合せの野菜のうちの
一つじゃないかと思っていたので、
実際にその付箋が
ひじきのところにあったのを見たときには、
なるほど、と思ったことは思った。
隠元和尚も野菜に
自分の名前がつくとはおもわなんだろうに。
しかも呼び捨て。