みんながいっせいに窓をふっと見て、
「あ、晴れた」
と言いました。

ホントだ。
長雨がさっとひいて、
いま、久しぶりの日が射しました。
うれしいものだなぁ。

西日の部屋では
「太陽にほえろ！」 のタイトルバックみたいな
光を浴びながら、
が
キャピキャピしておりました。
そうね、日射し、イイネ。

南青山の「始弘画廊」で開催中の
寺田政明展に、と、
学校チームの須藤と行ってきました。
大正の終わりごろから終戦の頃まで
池袋周辺にアトリエを構えた若手芸術家たち
（「池袋モンパルナス」と称された）の
一人としても知られる洋画家の
没後30年の展覧会です。

庭の椿を描いた端正な静物画から抽象画、
本の挿絵を元にしたリトグラフや陶器の絵付け、
自由で幅の広い作風は、ギャラリーに
気持ちの良い風を吹かせているようでした。

ここにお邪魔したもうひとつの目的は、
寺田政明氏のご長男で俳優の寺田農さんに
お目にかかることでした。
在廊していらした寺田さんは、
お父様の「献体」にまつわるエピソードなどを
まるでお芝居のように
楽しく語ってくださいました。

実は、ほぼ日の学校が近々始める
新しいプロジェクトに、
寺田さんが参加してくださるのです。
このプロジェクトについては、
来週発表できる予定です。
どうぞお楽しみに！

寺田政明展は10月6日（土）まで開かれています。

レ・ロマネスクTOBIのひどい目。展、
あす28日（金）からです。

いま、TOBICHIチームが
デザインチームが形にしてくれた展示物を
会場に持っていって
どんどん、設営してくれています。

さらに、ほぼ日システムチームが
TOBICHI２の一階に、
あす28日「19時30分」からオンエアする
「TOBIのTOBICHIラジオ」の
放送ブースをつくってくれております。

みんな、たのもしい！

このブースから、
TOBIさんと、進行役のわたくしに加え、
特別ゲストとして と が
来てくれることになりました。

ともに、TOBIさんとはなかよしの間柄。
シジュちゃんなんか、
レ・ロマネスクのライブに出たことも
あるんですよ。テルミンで。

（証拠映像は、こちら。）

かんじんの放送内容はというと、
全国のみなさんから集まった
「わたしのひどい目」をご紹介したり、
連載や書籍の裏話などを、
いろいろ、お話したいなと思ってます。

ポップコーンでもつまみながら
まったく気楽にお聴きいただける内容です。

金曜日の夜、ぜひ、お楽しみください。

こちら書籍「ひどい目」の販売ページに、
ラジオを聞くための小窓が出現します。

とらや赤坂店の地下はギャラリーになっていて、
10月１日から「とらやの羊羹デザイン展」が
見られます。
そこには平成４年まで使用されていた
寒天を煮溶かすために使われていた
釜が展示してあります。
そして、「えんま」と呼ばれる
ヘラでかきまぜるphotoが撮れますよ。
「えんま」、重いよ！　
これは、地獄の釜で閻魔さまがかきまぜるヘラ、
という意味なのでしょうか？！

２階はさきほどお伝えしたように
お菓子の売り場で、
３階は虎屋菓寮ならびにお菓子の製造場と
なっています。
私はここで製造された、できたてほやほやの
赤坂店限定のお菓子「残月」をいただきました。
かための皮と生姜の風味が絶妙でした。
菓寮では、あんみつやお汁粉、
湯葉うどんなども食べられます。
（ランチタイムは11時半〜14時半）

以上、ひと足先に
とらや赤坂店をたのしんできた
ご報告でした。

赤坂店は10月１日（月）にオープンです。
くわしくはこちらをごらんください。

2015年秋から休業していた
「とらや」の赤坂のお店が
来週月曜日、10月１日に
リニューアルオープンします。
私たちは事務所が近いこともあり、
このオープンを心待ちにしていました。

昨日の夕方、ひと足先に
中のようすを拝見しにいってきたので、
少しだけご報告いたします。

お店に一歩入ると、内装は木づくりで、
室内なのに庭園にいるような雰囲気でした。

これまで赤坂店の売り場は１階だったのですが、
こんどの売り場は２階になりました。
おなじみの羊羹から季節の生菓子まで、
これまでのとらやのおいしいものが
変わらず並んでいます。
赤坂店限定のお菓子もありますよ。

10月からは栗の季節なので、
栗のお菓子を３ついただいてまいりました。
（５枚目の写真）
・栗の小形羊羹「新栗」
・栗ペーストを寒天でかためた「栗ごよみ」
・棹物の羊羹「栗蒸羊羹」
です。
栗感（栗度）がいちばんあったのは
「栗ごよみ」です。
レンジであたためて
パンに塗ってもグーだそうですよ。
栗が好物の方にはこの季節に「栗ごよみ」を
ぜひ試してほしい。

私の持論で
「おいしいものは食べた気がしない」
というものがあるのですが、
（しかもそれがのちのちの好物になるのです）
この３つのなかでいちばん
「食べた気がしなかった」のは、
「栗蒸羊羹」でした。
ですので、私がいちばん、
のちのちおいしいと思いつづけるものは、
このなかでは「栗蒸羊羹」と
いうことになります。

江戸時代に歌舞伎が生まれて415年。
そのうちの130年間を民間企業として
支えてきた松竹株式会社。その歴史を、
歌舞伎座で育ったといっても過言ではない
ご自身の足跡と重ねて、
岡崎哲也さんが楽しく語ってくださいました。

ほぼ日の学校Hayano歌舞伎ゼミ第４回。
今日も高密度の講義でした。

漏電や、関東大震災による歌舞伎座の焼失。
第二次大戦時の空襲による三度目の焼失。
経営難のなか経営権の争奪戦。
占領軍による仇討ちものの上演禁止など、
様々な歴史を経て、
２０１３年の現在の歌舞伎座の新築。
山あり谷ありの歌舞伎座と松竹の歴史を
一息に語る岡崎さんの口調はときに講談調。
物語を聞くように耳を傾けるうち、
あっというまに２時間半がすぎてしまいました。

歴史に残る名優たちの演技を
「アリア」「メトロノームのような正確さ」
「レガートがかかる」と音楽にたとえながら、
深い愛と敬意を込めて語る
岡崎さんのものすごい熱量に、
今日も教室の温度は
かなり上昇したような気がしました。

五世中村歌右衛門、二代目市川左團次、
GHQのフォービアン・バワーズ、三波春夫、
東京都知事だった安井誠一郎‥‥
折々に苦境に立たされた歌舞伎を
救った人々のことを語るとき、
岡崎さんのことばからは感謝の気持ちが
あふれていました。

「生き字引」としか言いようのない
岡崎さんの知識量にも驚かされましたが、
負けていないのが、ゼミを主宰するです。
岡崎さんがいまはなき名優たちの
音源を披露すると、
教室後ろに立っていたは、
なんと「口パク」で、
その台詞を役者と同じタイミングで
語っているのです。つまり、
映像や音源で何度も耳にしている
フェローも完全暗記しているわけですね。
ふたりとも、尋常ではありません。

こんなにも強く人をひきつける
歌舞伎の力に改めて驚嘆しました。

あさって9月28日（金）から、です。
（展覧会の詳細はこちらに）

ただいま絶賛、ほぼ日のデザイナー陣が
展示物を制作してくれています。

できあがったものから、写真のように、
こんどはTOBICHIチームが
プチプチにくるんで搬入してくれてます。

TOBIさんの在廊は、
初日9月28日（金）と29日（土）の
14時〜18時くらい。

タイミングが合えば、
きっと、ご購入いただいた本やグッズに
サインしてくださいますよ。

おすすめは、おひとりさま一回まわせる、
無料のカプセルトイ。

中に入っているのは、TOBIさん監修
「絶対に伝わるフランス語講座」です。

これ、おもしろいと思うので、
いらしたら、ぜひ、まわしてって下さい。

TOBIさん、この展覧会にあわせて
レ・ロマネスクの最新グッズを
つくってくれていたみたいなんですが、
今のところ絵型しか届いていません。
（細長い画像）

Ｔシャツとバンダナはわかるけど、
いちばん下が
どうも「マグカップ」らしいんですが、
これが、いまいちわからない！

でも、明日にはわかるはずです。
納品されるので。たのしみに待ちます。

そうそう、その意味で言いますと、
あす27日（木）18時〜19時は、
会場で「前夜祭」を執りおこないます。

もちろんTOBIさんも、いらっしゃいます。

というか、できたてホヤホヤの新商品を、
自ら納品しに来てくれるのです。

で、ですね、その‥‥商品の袋詰作業等に、
その場のみなさんのお力を、
ちょっとだけお借りできたらと思います！

みんなでワイワイしながら
展覧会場の「最後のしあげ」をして、
TOBIさんを囲み、
TOBIさんの好きな「牛乳」でカンパイし、
翌日からの展覧会を迎えたいです。

牛乳がダメな方には、
お茶等も、ご用意しておきますね。

ともあれ、会期は３日間。みじかいです。
ぜひいらしてください。待ってます。

ただいま発売中の
「NintendoDream」（通称ニンドリ）に
ほぼ日手帳2019の
MOTHER2シリーズをデザインした
の思いが
見開きで掲載されています。

お兄ちゃんの影響で小学生の頃から
MOTHER2が大好きで、
お兄ちゃんの紹介で
ほぼ日も読むようになったスギモト。

記事を読んでいただくと
彼女が大好きなMOTHER2の世界を
大切にしながら
デザインをしていることが
しっかりと伝わってきます。

MOTHER2ファンのみなさま、
スギモトさんのおにいさーん、
ぜひご覧いただけるとうれしいです。

まもなく始まる
ほぼ日の学校Hayano歌舞伎ゼミ。
講師の岡崎哲也さんが
控室に入られました。

岡崎さんは歌舞伎座を運営する
松竹株式会社の常務取締役。
でも、そんな肩書以上に、
物心つく前からの歌舞伎ファン。
歌舞伎の申し子。
歌舞伎に造詣の深いと、
はやくも盛り上がっている模様。

本日のお題は、
歌舞伎座の130年。
戦前のお宝映像も
おもちいただいたようです。

さぁ、もうすぐ開講です。

浅生鴨さんが社内を歩き回っています。
あれ、パーカーの柄、
ポメラニアンの集合…！？
歩く先々で「すごい柄！」
「わはははは！」と大反響です。

「うちの犬（黒いポメラニアン）が
その服見たら、吠えるよ！」と
笑いながら。
袖をつなげるとひとつの顔になったり、
なんだかもうどこまでも奇天烈なのです。
わたしが今まで見た中で、
一番派手な洋服かもしれないなあ。

その後、
TOBIさん（の等身大パネル）と写真を撮って、
鴨さんは次の予定に向かっていきました。
目に映る要素が
たいへん賑やかなひとときでした。