ほぼ日の学校、
音楽づいてます。

会議室にお越しいただいたのは、
なんと、
栗コーダーのみなさん！

前の会社にいる頃に
在席した「笛部」で、
昼休み、倉庫に集まっては
栗コーダーさんの楽譜で
何度、笛を吹いたことか！
「オリオンビール」
いまも耳に響きます。

その、栗コーダーさんが、
目の前にいらっしゃるのです。
かなり感激しました。

さて、ほぼ日の学校は、
栗コーダーさんとどんな
コラボレーションをするのか？
それはまだ内緒です。

でも、きっと
楽しいことがおきますよ！

ほぼ日の学校
シェイクスピア講座の
スピンオフ企画として、
リコーダーワークショップを
計画中です。

その打ち合わせで、
リコーダー奏者の
太田光子さんを訪ねてきました。

小学生のときに
リコーダーに魅了されて依頼、
笛一筋の太田さん。

シェイクスピアの時代といまの
リコーダーの微妙な違いや、
シェイクスピアの時代に
イギリスで使われていた
リコーダーがイタリアの
影響を受けていたことなど、
ほんとーーーに楽しそうに、
語ってくださいました。

調べているとおもしろくなって、
自作の年表を作っちゃった、と
見せてくださいました。

ワークショップの詳細は
遠からずお知らせできる、
はず‥‥たぶん。きっと。
どうぞお楽しみに！

１月末の企画会議です。

１月の冬休みがあけて
ここまで走ってきましたが、
２月以降の「今年」を見渡して、
いまかなり焦っている我々です。

TOBICHI２で行われていた
「星空の谷川俊太郎質問箱展」が
本日で終了いたしました。
たくさんのみなさま、
ご来場ありがとうございました。

今日も午後に
展示してある原画を描いた人＝祖敷大輔さんが
TOBICHI２にいらっしゃいました。

祖敷さんには、
『星空の谷川俊太郎質問箱』を作るにあたって
力のある絵を何点も何点も
描いていただくことになり、
ほんとうにお世話になりました。
これでもうしばらく会うことはないのかな‥‥
と思うとさみしいです。

この本は長い期間をかけて
編集をしてきたのですが、
みなさまに手に取っていただくことを実感でき、
私にとってたいへんうれしい２週間でした。

昨日、東京オペラシティアートギャラリーで
谷川俊太郎さんと都築響一さんの
トークイベントがあったのですが、
そこで谷川さんは
「自分の詩が誰かの材料になって
何か別のものになっていくことがたのしみ」
とおっしゃっていました。
本のなかの谷川さんの回答が、
みなさんに伝わって、
転がって広がっていきますように。

谷川さん、祖敷さん、ありがとうございました。

今日は、TOBICHI京都で
『思えば、孤独は美しい。』の
発売を記念した、
糸井重里テーブルサイン会です。

申し込み制で、
すでに締め切られているので、
サイン会に当日参加することは
できないのですが、
TOBICHI京都の入口には
ヒグチユウコさんの
原画を展示しています！

ぜひ、この緻密な原画を
ご覧になってください。
１月いっぱい展示する予定です。
（※原画は撮影禁止です）

そして、年に１冊出している
糸井重里のことばを集めた本、
最新作の『思えば、孤独は美しい。』は
早くも増刷が決まりました。
こちらもどうぞよろしくお願いします！

さきほど和室でミーティングでした。

ひさしぶりの和室ミーティング、
なんだか気分がほぐれます。
さらに、わりとゆるめの
アイデア出しの
ミーティングだったもので、
ついつい話題がそれて、
「からだの柔らかさ」の話に。

みんなが次々と畳の上に、
両足を折り曲げて寝転びはじめ、
「我々はいったいいま、
何をしているのだろうか‥‥」
という気分になりました。

（とはいえそのあと
何事もなかったように、
ちゃんとミーティングをしました）

さきほど、
と
ソファ席で会議をしていたのですが、


二人が、おやつテーブルにあった
フエラムネを口にいれて、

ピーーーー　
ヒューーー　

と、左右から
頼りない音を鳴らしはじめたので、
なんか、こう、
気分がピシッとしませんでした。


さらには、こんな発言も。


「高校のとき、
クラスの思い出文集というものがあって、
担当の生徒が、みんなの紹介文を
書くコーナーがあったんです」

「ふむふむ」


「みんなのところを読むと、
サッカーがうまいとか、
勉強ができるとか、
クラスの人気者、とかだったのに、
ぼくのところだけ、
『パインアメで笛が吹けるシンヤ』
という紹介だったんです‥‥」

へーーー。パインアメで。
金曜らしい、ゆるい話ですみません。

「みうらじゅんフェス！　マイブームの全貌展」
は、明日からオープンなので、
監視員のみなさんが研修で
「ウシ‥‥ウシブーム‥‥」
などとおっしゃりながら
興味津々に展示を予習しておられました。

ここ川崎市市民ミュージアムは、
武蔵小杉駅からバスに乗っていきます。
歩くとたぶん30分くらいかかります。

今日は雪だったし、ちょっと遠かったかな、
と思っていたら、
みうらじゅんさんはこうおっしゃいました。

「この展覧会は
『みうらじゅんフェス！』という名前に
なっているでしょう。
ええ、フェスなんですよ。
フェスといえばみなさん、
FUJI ROCKとか北海道とか
山深いところでやるのが常であるということは、
もう、ご存知でしょう。
登山だと思い込んでここに来ると、
フェスにしては近い！ ということに
なると思います。

明日から３月25日までやりますから、
これは２ヶ月のフェスということになります。
２ヶ月のロックフェスなんて、
そうそうないですよ。
しかもアーティスト数は万単位です。
（アーティスト＝仏像、ゆるキャラ、いやげもの等）
万のアーティストが現地に泊まり込みでいる
フェスなんてザラにないですから、
みなさんぜひいらしてください」

私も、実際にここに来るまでは、
こんなにもみうらさんの人生のページを
めくりまくることになるとは思いませんでした。
（小さい頃、おかあさんと
のど自慢に出たみうらさんが
ポッケになぜか手を入れているのがかわいい）
みうらじゅんさんのこれまでを
いちどにみられる展覧会です、
ぜひみなさん、期間中にお運びください。

帰り、武蔵小杉駅を通ると、
駅に大きなポスターが掲示してありました。
川崎市じゅうが、ＭＪに染まっていく。
すごいことです。

＊

そして私は事務所に戻り、
一通のお知らせが届いていることに気づきました。

「横尾忠則の冥土旅行」
＠横尾忠則現代美術館、２月24日から。

どんだけ。
どんだけ私を動かすのか天才たちは。
神戸にも、また行こう。

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MJ’s FES みうらじゅんフェス！
マイブームの全貌展 SINCE 1958
１月27日〜３月25日　
くわしくは川崎市市民ミュージアムのサイトを
ごらんください。

川崎市市民ミュージアムで
明日オープンする
「みうらじゅんフェス！」は
みうらじゅんさんの、まさに大きな展覧会です。
広い会場ぞんぶんに、
みうらさんのこれまでの歩みが、
細かく、そして深く、ダイナミックに
展示されています。

「人生最多インタビューをした人は
みうらじゅんさん」
である私も知らなかった
「マイブーム」がいくつもありました。
そうなんです、
はかせたろうブームを知りませんでした。
（写真３枚目）

ミュージアムには売店ももちろんあって、
みうらじゅんさんグッズも
豊富に揃っています。
なかでも５枚目の写真の
測量野帳（コクヨ製）は
新グッズ。
表紙がたいへん丈夫で取材にぴったりです。
購入させていただきました。
みなさんもいかがですか。

そして、だれもが
「表紙は糸井さん」と思っていた本
『カスハガの世界』も
もちろん売り場に並んでいます。

川崎市市民ミュージアムで
「みうらじゅんフェス！
マイブームの全貌展」
の設営に立ちあっているスガノです。

明日９時半からオープンですので、
いまは準備の風景しか
写真におさめられないのですが、
すごいです。

小学生の絵からずーーーっとつづく、
みうらじゅんさんの足跡の
迫力と量にクラッと来ると思います。

でも、私はわかりました。

もうすぐ還暦を迎えるみうらじゅんさんですが、
どこにもなかった仕事を職業にしてきたと言われる
みうらじゅんさんですが、
ほぼ日の前身である糸井重里事務所に通った
先輩であるみうらじゅんさんですが、
「ちょっとやそっとで」
いまの「みうらじゅん」になったわけではない。
この継続の力こそ、
いま私達が思い知るべきことです。