威勢のいい、モギの声が響きます。

「野郎ども、出かけるよーっっ」

しーーーーん。

野郎どもって、誰？　海賊？

「ホラッ！　早く早く」
大木のように佇むと
あとは、と。
わりにめずらしいメンバーで、どこ行くの？

「アッキーさん（秋山具義さん）の事務所に
　くびまきの取材に行くんですぅ」

行ってらっしゃいー。
あれ？　モギちゃんは？

「とっくにエレベーターに乗りましたー」

ヘルシンキから救命艇
（といっても、
　取材した「おじさん」が
　買い取って使っている）に乗って
１時間ほど海を渡り、
ある島に行きました。
ここは、ある小説の舞台になった島。
なんの小説かわかったらすごい！
ぼくは５回くらい読んでます、その本。
「その小説に舞台が？
　ほんとにあったんだ？！」と、
そのことにまずびっくり、
そして、「あなたがたが、
世界ではじめての取材者です」
と言われて二度びっくり、
そして上陸してみて、
あまりに小説どおりだったので
三度びっくり‥‥！
また、あらためて、ゆっくり紹介します。
ひとまずカメラマン松井くん撮影の
うつくしい写真をどうぞ。
ヘルシンキの海に
演歌が響きそうな被写体が
まじっていてもうしゃけない。

日中はあたたかく、
日がしずむとかなり涼しいです。
きょうはこれから移動日です。

と３人で
ミーティングをしようとしていたところ、
たまたま近くにいたも
参加することになって、
４人で話していました。

話も終盤になり、そろそろ
おひらきムードになってきたとき。
がニヤニヤし出したのです。
「べ、べっかむ３が‥‥」
なになに？？
べっかむ３がどうしたって？？？
「ポーズ‥‥」

たしかにのポーズが、
変でした。
妙にリラックスしていて、
アメリカっぽい振る舞いでした。

いやあしかし「製作中！」の投稿システムが、
すごい快適です〜〜〜〜。
ありがとおおーーーー！

みんなの大好きなさんが
お茶をつぎに、
席を離れてこちらにやってきたよ。


「ワーワー、カサイさーん」
「時計の秒針が早いカサイさーん」
「前置きのないカサイさーん」
「突然そっけなくなるカサイさーん」


「何！？」

（振り向いた！　は…、早く誰か話題を！）

「カサイさん、最近髪を切られましたか？」

「切ってない！
　２週間くらいぜんぜん切ってない！」

「髪形はどういう指定をしてるんですか？」

「短く！　それだけ！
　床屋さんはどこでもいいの！」

あ、もう背中を向けた！　早い。
今日も突然が得意の
カサイさんでありました。
いつかに、つづく。

席の近所の壁に
おもむろにリスさんのポスターが。
ナニナニ、
「噛むことは生きることです。」？

「健康保険組合から送られてきたんです。
　10月は、健康強調月間ですよ〜」

噛むことは生きること、の
その神髄をもっと知りたいけど、
ポスターを読んだだけでは
よくわかりませんでした。

そういえば、私はむかし
ダイエットの本を編集したことがあって、
ひとくち30回くらい噛むのがいいよ、
という内容だったことを思い出しました。
噛んでるあいだ、お箸を置くのがコツです。
また、やってみようっと。

「ここをこうやると、うわー、こうなるの？
　すごい、すごい」

「そうなのよぉーん」

この「ただいま製作中!!」の
投稿システムについての
驚きは、しばらくつづいています。

ところでみなさん、画面の右端、
そうそう、そこそこ、
そこにちょっと見たことない人物が
写ってますよね？
そうそう、めがねの。

彼は、この秋の新入社員です。
ジャジャーン♪
池本と申します。
よろしくお願いします。
イェイッ！

「ちょっとおぉぉぉ〜ん！」

そうなのよ、そうなのよ！
「ただいま製作中!!」の投稿が
便利になったんだよ。
（何度もすみません、すごくうれしくて）

どらどら、どらどら、と
みんなが寄ってきます。

遠くの席からも、
カラの弁当を携えた人も、
寄ってきます。

「いろんなところがすっご〜い」

でもこの感激をいちばん伝えたい、
このシステムを作った
ちゃんは不在。

さきほどが
この「ただいま製作中」を
投稿＆更新しようとしていて、
「うへぇえ！」と声をあげました。

「すごい‥‥すごい便利になってる！」

どらどら‥‥うわぁあ、ホントだ。
このコーナーをお読みのみなさまには
よくわからない部分なのでありますが、
この投稿システム裏側に劇的な変化が。


「すごいっすねぇ、
　さすがさん」


「これならみんなも、気軽に投稿できるね。
　オッティーもね！」


「あっっ‥‥、そうっすね、
　がんばりたいと思います」

どんな宇宙的な魔法がかけられたのか、
詳細な道のりはわかりません。
しかし魔法とは、たいていの場合
「地道な努力とちょっとした工夫」
だったりするのであります。

ビバ、宇宙部・ベイちゃん。

本日、東京港区は、
たいへんさわやかな天気であります。

こういうときは、
その様子を紹介すべく、
その場にいる乗組員に
全てベランダに出てもらう
ということをしたくなります。

ささ、ベランダに。
ベランダに。

つって撮った写真は
逆光だったっす。

【それはきのうのことじゃった】

「あああああ！　社長！」
といいながら、
おもわずブイヨンさんの
写真を撮ってしまいました。

ブイヨンさん！
ごぶさたしてました！

「エリザベス後、
　初出勤かな？」

元気そうでなによりですな。

「そう。」