ほぼ日、なにしてる?ほぼ日、なにしてる?

2021/06/23 16:00
kasane.shiragami

ひとをだめにするです。

社内には、MOTHERに登場する
「どせいさん」のぬいぐるみ
ひとをだめにするです。
たくさん置いてあります。
各部屋に1匹(?)レベル。

ちょうどよいサイズ、モチモチ感が
たまらなく、
ミーティング中に作業中に、
無意識にぷにぷにしちゃいます。

目の前でも、ほら、が、
ぽわぽわと両頬をなで始めました。
「かたちを整えてあげている」
のだそう。

7月1日に再販します!
2021/06/23 15:15
mogi

予告更新。
「台湾のまど」

台北にいる青木由香さんから
司令が来た。

代々木上原のドーナツ屋、
「ハリッツ」に駆け込め、と。

実はこのハリッツさん、
台北にも台中にもお店をだしております。
わたしは、台中のハリッツで
ドーナツを食べたことがあります(自慢)。

ただいま、代々木上原の
ハリッツさんでは、
青木さんの台北のお店
「你好我好」と一緒に
イベントを展開中。

青木さんが考えた
「台湾風」のドーナツや
台湾からきた食材や
雑貨を販売中。

ちなみに、そのドーナツ、
うめ、ごま、雪、ラー油などがあります。
興味深いので
ラー油をまずいただきましたが、
ばかウマでした。
ホアジャオの香りも高く、
ピーナツもはいっていて、
ちょっと飴状の餡。
なんだ、この新感覚‥‥。

さまざま、7月11日までです。

で、青木さんはこのドーナツなどについて
金曜日に「台湾のまど」で
詳細を書いてくれる予定なので、
おったのしみにー!
2021/06/22 21:09
sugano

入稿しました

数年に1冊しか本を作らない、
私はそういう人間です。
そんな私が、
田口くんと‥‥すなわちタグです、
タグとタッグを組んで、
今日、本の大部分の入稿にこぎつけました。
数日前には影もかたちもなかったものを、
よくやったなと思います。

新人のころ、先輩に
「1ページでも入れれば、それは入稿」
と力強い言葉をいただきました。
また、尊敬するデザイナーさんが
入稿〆切日に、印刷会社さんを目の前にして
「本のデザインデータは、
私の頭の中にあります」
ときっぱりおっしゃったこともありました。
鉄の心、崖っぷちの果てない凪、
そんな能力も身につけましたが、
今回は不要です。

さぁ、いい本になりますように!
この本のお披露目は7月です。
2021/06/22 18:46
rikas

今夜。

本日20時より、
「イトイのリーク」はじまります!

どんな方の名前が
あらたに飛び出すのか?
はたまた、どんなことが現場で
起こっているのか?

ぜひ、お聞きください!
2021/06/22 15:40
mogi

失われた
アイデンティティ。

写真は
あだ名はめがちょう。

入社したときに、
めがねで長髪だったから。

久々にあったら、
ちっともめがちょうではなかった。
めがねはどうした?
あのロン毛はどうした?

「アイデンティティを
失っていますが、
どうぞ、ひきつづき
めがちょうと呼んでください。」

とのことでした。
2021/06/22 12:47
mogi

続・虹の根元を見た話。

みなさん、覚えておいでですか?
私が、ある会議中に
虹の根元をみたことがある、
ということを話して、
「夢の話のようで信じられない」
というようなことをいわれたという投稿を

(それにしても、
「虹の」っていうと黄昏が出ちゃう)

さて、あれから私は数通のメールと
写真をいただきました。

これからだいぶ長い投稿をしますが、
お許しあれ。そういうときも、ある。
というか、Postmanからという
いただいたメールを紹介する
読み物もありますが、
数がすくなかったので、
ここにこうして。

私のみた虹の根元は、岩の向こうからドーン!
だったのですが、状況は様々です。
メール紹介していきます。
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(最初の写真)
父の撮った写真でネガも
写真そのものも手元に無いのですが、
虹の根元の写真です。
この写真(プリント)は青森県のどこかで
20年以上前にフィルムカメラで
撮影された物になります。
(さと)

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これこれこれこれ。
どうよ、根元よ。
根元が映ってるじゃんよ。

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(二番目の写真)
沖縄県名護市、辺野古の海です。
海から虹が生えてました。
根元ってこういうことかな。
(Mayumi)

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すご!
いいなあ沖縄の海。
旅行行きたいなー。
もうこれで、虹の根元は見られるのだ、
ということがわかりましたよね。
このほか、写真はないけど、
体験談もいただきました。

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5年以上前だったと思うのですが、
西へ向かって、
新幹線のぞみに乗っていたとき、
静岡付近で、雨が降ってきている中、
日も差してきて、
「お天気雨だねー」と
友達と一緒にふと横を見たら、

正確な場所は覚えていないのですが、
木々が生い茂っている少し開けた場所で、
小山を挟むような形で半円の虹がどーん!

あんなに近くで、あんなにハッキリ、
虹の全体を根本から根本まで見れたのは、
いままで45年以上生きてきて初めて、
というかその後も経験がなく、
いまでも忘れられない、大切な思い出です。

友人との共通の思い出なので、
夢ではないと思いますが、
夢のような、ちょっと不思議な時間でした。
(みつ)

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かれこれ20年くらい前に
大学生だった頃に、
車で山口県の海沿いの平地を
車で走っていたときです。
新幹線の高架の向こうに
虹が出ているのをみつけました。
高架をくぐっても、虹がみえます。
虹に向かって車を走らせていくと、
道路を挟んだ反対側の空き地から
虹が立ち上がっていました。
(ビーカー)

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どうよ。
虹の根元。
みなさんも、
虹の根元みたくなったでしょ?

ああ、よかった。
夢じゃなかった。
2021/06/21 20:48
akiko.kusaoi

100年前の演奏が
すぐそこに……

SPレコード愛好家・三浦武さんによる
「はじめての蓄音機」を
昼の部と夜の部の2回開催しました。
お客様にとっての「はじめての蓄音機」であり、
三浦さんが32年前に蓄音機にはまった
きっかけとなった「はじめての」
レコードの紹介でもありました。

若き日の三浦さんの心をとらた、
伝説のヴァイオリニスト
ジネット・ヌヴー(1919-1949)の
1948年録音のラヴェルの曲。
蓄音機から流れる演奏が終わると
客席からは
「ふぅ」とも「うー」ともつかない
ため息のような声が漏れ、
自然と大きな拍手が起こりました。

「ヴァイオリンの音というより
ヴァイオリンが鳴っている部屋の
雰囲気を録音している」と三浦さんが評する
アナログの極みの蓄音機。
初めてその音に触れた方からは
「まるで演奏家がそこにいるような
生々しさ」
「空気ごと運ばれたような豊かな響き」
といった感想が聞かれました。

この他、90年前、100年前の
名演奏を次々と堪能しました。
マイクという機器がなかった100年前、
大きなラッパの前で楽器を鳴らし
その空気の振動を刻み、編集もなく、
その場限り、一度限りの名演奏を
封じ込めたSPレコードの力を
見せつけられる思いがしました。

蓄音機で聴く名演奏の楽しみは
もちろんのこと、
この日の楽しみは三浦さんの
語りでもあります。
演奏家でも評論家でもない三浦さんの
お話の特徴は、「人」を語ること。
どの演奏家が誰に教えを受けたのか、
誰の演奏が誰に影響を与えているのか、
クラシックでもロックでも
系譜をたどらずにいられない
という三浦さんは
演奏の合間にそうした話を
たっぷり盛り込んでくださいます。

演奏家がいた場所の手触りを
感じることのできる蓄音機。
「演奏家に出会っている気が
するでしょう」と
おっしゃる通りだと思いました。

夜の部に参加した
スズキ・メソード会長でもある
背中が本当に楽しそうに
揺れているのが印象的でした。
終了後感想を聞くと、
「ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)の
演奏で聴かせてもらったヘンデルの
『ヴァイオリンソナタ四番ニ長調』は
子供のころ骨の髄まで叩き込まれた
曲だけれど、エネスコの演奏スタイルは
習ったものとはまったく違うもので、
すばらしく衝撃を受けた。
蓄音機も、当時の空気というか
音圧そのままに音が立ち上がってきて
すばらしかった。
今日はエネスコと出会えてうれしかった」

たくさんの方が感銘を受けた「手回し演奏会」
(蓄音機は手でぜんまいを巻くのです)
また催したいと思います。
次回をお楽しみに!
2021/06/21 18:00
kosuke.deki

チャップリンと大野さんと

「ほぼ日の學校」の
次なるリアルイベントは、
ずばり「ディズニーとチャップリン」。

エンタメ界の2大巨頭の
知られざる師弟関係を解き明かす授業です。

講師をつとめていただくのは、
日本で唯一「チャップリン研究家」の
肩書きを持つ、大野裕之さん。
チャップリンはもちろんのこと
映画・演劇をはじめカルチャーに精通し、
大阪弁の語りがとっても魅力的な方です。

ここで少し、個人的なことを
お話しするのをお許しくださいませ。
講師の大野さんは、
今回の授業を企画担当した
わたくしの、高校の先輩です。

いまから15年前、
わたしが高校生のとき、
卒業生代表として、大野さんが
講演に来られました。

「へえ、チャップリンのことを
研究してる人がいるんだ」

なんとなく席につくと、会場のスクリーンに
チャップリンの代表作
『モダン・タイムス』の
冒頭シーンが映し出されます。

ずんずん進む、白い羊の大群。
それと対比されるように
地下鉄口からどんどん出てくる労働者たち。

あ、前に図書館で借りて
観たことあるな‥‥と思っていると
舞台袖から大野さんが登場し、
語りはじめました。

「いま、白い羊の大群が出てきましたよね。
実はそのなかに、1匹だけ、
黒い羊がいたんです。気づきました?」

いや、気づきませんよ‥‥?
大野さんは話を続けます。

「羊の群れと労働者は、
どちらも同じ方向に走っていましたよね。
労働者が、家畜にたとえられている。

この対比は、誰でも考えつくんです。

大事なのは、ここからです。
白い羊の群れに1匹だけ、黒い羊がいた。
つまり、どんな色・個性を持つ者でも、
同じ方向に走らされてしまうのです。
次のシーンの労働者たちの中にも
“1匹の黒羊”は、いるはずです。
でも、すべて十把一絡げにされてしまう。
これが現代=モダン・タイムスの本質です。
そこまで描くのが、
チャップリンなんです」

いや‥‥めっちゃおもろいですやん!!
あれから15年経っても、覚えています。
映画を観るおもしろさ、
作品を読み解くたのしさ、
チャップリン作品の底しれぬ深みを
教えてくれた講演でした。

おそらくきっと、今回はもっと、
刺激的な話が飛び出すはず。
だって、ディズニーとチャップリンですよ?
エンタメの巨頭が揃い踏みですよ!?

ああ、今からたのしみだ。
リアル会場も、配信もございますよ。
ぜひ、お見逃しなきよう!
2021/06/21 15:40
mogi

うるさくてごめん‥‥。

7月7日に販売開始する、
「こどもは古くならない。」のために、
今日は、さんに
インタビューをする時間があります。
そんなわけで、から、
見本がほしいといわれまして、
5Fの作業台で、
作っていたわけです。

カッターで手をふんわりと刺して、
声をあげたり、
金尺をびしゃーんとおいたりなど
にぎやかにしておりまして、
集中しているインターンの二人、
左から村山ちゃん、右がはたさんには
もうしわけないな、
とおもいつつ仕事をいたしました。

うるさくされて、写真とられて
製作中にアップされるのは、
損をしていないだろうか‥‥。
多少、気がかりではある。
2021/06/21 13:34
mogi

これが、2Fスタジオ
タテ使い。

さて、今日は
「はじめての蓄音機 
三浦武さんの手回し演奏会」

当日です。

さきほどから、昼の部のイベントが
はじまっております。
わたくし、スタジオの外から漏れる音を
ひっそりと聴いております。
それもまた風情のあるもので
20世紀初頭気分でこれを書いています。

あ、ちなみに、
写真はその準備中のもの。

これが、2Fスタジオを
タテにつかった図です。
いつもと違くてよいですし、
こうしたほうが蓄音機が響く
謎のスタジオ。

蓄音機以外にも室内楽にもむいています。
(イベント企画しようとおもっています!)