神田にやってきて１ヶ月半、
楽しい日々を過ごしましたが、
ほぼ日のほとんどのスタッフは
明日から冬期休暇に入ります。
というか、リモートの人も多いので、
本日はほんとうに人がまばらです。

私は会社の設備を使う作業がいくつかあるので、
出社しました。
朝は16個の
「Things to do」が残っていたのですが、
いま数えてみたら、あと６個！
あと６個やったら冬休みです。

明日から３日間の公演がはじまる
ほぼ日の學校プレオープンイベント
「月夜のファウスト　
独り芝居バージョン」の
準備がはじまりました。

俳優・演出家で、今回の公演を
たった独りで行ってくださる
串田和美さんが、楽器などを運び込んで
会場の様子を確認していかれました。

串田さんがハーモニカやオルゴールの
響きを確認されるなか、
私たちは椅子を並べたり、
受付まわりを整えたり。
それはそれは、贅沢な時間が流れたのでした。
音ひとつで、劇的な空間が生まれるのを
実感しました。

ご来場くださるみなさま、
席の間隔をできるだけ空けておりますし、
公演中、窓をあけて換気につとめますので、
どうぞ暖かくしてお越しください。

きのうミーティングがあったため、
私ははじめて
「ほぼ日の學校」のある
ポートビルに行きました。
すごく雰囲気のある建物で、
感激いたしました。

教室のロビーのようなところには、
岡本太郎さんの椅子がありました。
この椅子、タイトルを
「駄々っ子」というのです。
見た目より座りやすいので、
もしみなさまがほぼ日の學校にいらっしゃったら、
ぜひ座ってみてください。
※「駄々っ子」はほぼ日のコンテンツの
ところどころに出演するので、
いらしたときにたまたま引っ越してたらすみません。

太郎さんの『自分の中に毒を持て』は、
いちばん読み返している本なんじゃないかなと
思います。
冬休みにも読もうかな。

今年も残すところ数日となりました。
寒い冬はおうちで簡単デザートをつくって過ごすのもいいですね。
そこで簡単ブランマンジェをつくってみました！
おらがジャムりんごのあかとしろをちょこっとのせて、
しろいブランマンジェに彩りを添えてみてはいかがでしょうか。
甘みのぎゅっと詰まった「おらがジャム・りんご」、クリーミーなブランマンジェにとっても合いますよ。年末年始にいかがでしょうか！

◎ブランマンジェ（ちいさめグラス4つ分）
【材料】
牛乳または豆乳：200ml　
生クリーム：100ml　
砂糖：大さじ２強　
アマレット酒：大さじ１（お好みのリキュール）　
ゼラチン：５g　
冷水：大さじ３（ゼラチンをふやかします）　
【作り方】
１．ふやかしたゼラチンを湯せんでとかします。　
２．お鍋に牛乳と砂糖を入れ、弱火にかけゆっくり混ぜながら温めます。とかしたゼラチンを加え混ぜ、生クリームとアマレット酒も加えさっと混ぜます。　
３．粗熱を取り、グラスに注ぎ、冷蔵庫で１〜２時間冷やします。冷えて固まったら、仕上げにおらがジャムりんごを添えます。　

すこし前に、青森県の弘前まで行く機会がありました。

初めて訪れる場所だったので、
キョロキョロしながら商店街を歩いていると、
おしゃれなお店を発見し、すぐさま入店。

そこで発見したのは‥‥
なんと‥‥
「おちつけ」の文字！

レジの後ろの壁に、
「ほぼ日のおちつけ掛け軸」が飾られていました。

「おちつけグッズ」の担当をしている私。

思わぬ偶然の出会いに本当にびっくりして、
掛け軸を見つめながら、
お店の中でしばし立ちつくしてしまいました。

「こ、これ‥‥おちつけ掛け軸ですね‥‥」と、
興奮で挙動不審になりながらお店の方に話しかけ、
写真を撮らせていただきました。
（今思い返しても、
　その時の自分に「おちつけ」と言いたいです。）

掛け軸を飾ってくれていたのは、
「chicori」という雑貨屋さんです。

コロナウイルスの話題が
目立つようになったころから飾ってくださっていて、
「おちつけ」の文字に気づいたお客さんが、
声をかけてくださることも多いんだとか。

私は「chicori」さんで弘前郷土玩具「下川原焼」で
つくられた、うさぎの置物を購入しました。

「おちつけ」が繋いでくれた素敵なご縁を忘れないよう、
会社のロッカーに飾っています。

「おちつけ」グッズは、
完売していたキーホルダーとピンバッジの販売が
昨日から再開しました。
心がざわつきがちな日々に、
「おちつけ」の言葉を思い出すきっかけとなりますよ。

＜ほぼ日の「おちつけグッズ」はこちらからどうぞ。＞

今日は年明けに発売する商品の撮影で、
外はまだ暗い、日の出前に集合です。

こんなに朝早い集合なのは、
デザイン担当の さんの
写真イメージにあわせて、
朝日の光に間に合わせるためになのです。

準備が日の出に間に合うのか、
ドキドキしましたが、
なんとか間に合いましたー！

撮影場所は、なんと東京国立博物館さんです。
朝日に輝く博物館は、
いつもにもまして、きりりと凛々しかったです。

今回は東博さんにたくさん協力いただいて
雰囲気あるかっこいい写真が
たくさん撮れたので、
楽しみにしてください。

早朝の立ち合いから、
ぬくぬく温かい控室のご準備まで、
東京国立博物館の竹之内さん、
なにから、なにまでありがとうございました！

読みものチームの会議は
最近白熱しています。
年末だし、進行の話も
しなきゃいけないのですが、
もっと根本的な話を
みんながあふれるように話します。

ミーティング終了ギリギリになって、
奥野さんが熱弁をふるっていました。
あまりに熱がはいりすぎたか、
いつもそうだったかわからないのですが、
奥野さんが前髪に目が隠れた
ワンちゃんのように見えてきて、
「おっくん、顔がマスクと前髪しかないですよ」
と思わず告げました。
すると、奥野さんは
「あなたさまも、そうなっております」
とおっしゃいました。
その指摘の瞬間が２枚目の写真です。
私も真剣になりすぎて
マスク前髪ワンちゃんになっていました。
なにふり構わずのたのしい会議でした。

アートなコンテンツを
アートなメンバーとともに
つくろうとしています。
アートなだけに、常識は通じない。
進行も闇を進むようで、たのしいです。
ちなみに、アートなメンバーとは、
この写真に写っている人たちもそうですが、
おもには、社外のおふたりです。
あのおふたりのアートを
そのまま完成させるために
この写真のも
ふだん身につけている常識をとりはらって
いどみます。

谷川俊太郎さんのおうちに、
先月に続いてまた、
糸井重里は遊びにきています。
冬至の夜の長いこの日、
ふたりはたっぷりおしゃべりしました。
「デザインはライフプランです」
「詩とデザインはひと続きです」
という、デザインの話がおもしろかったです。

引っ越したばかりの「ほぼ日の學校」に、
「錦町三丁目町会」の
町会長さんがいらっしゃいました。
町会長さんは、
日本の文学作品を多く手掛ける武蔵野書院の
院主・前田智彦さん。
どうりで、ビルのオーナーである印刷会社
精興社さんのこともよくご存知のご様子。

お迎えしたとは、
前田さんが襟に「ほぼ日」と
入れてくださった町会の半纏を着て、
學校の中をご案内。
壇上での記念撮影は、「だっちゅーの＊」。
（＊1998年の新語・流行語大賞でした）

錦三丁目町会のみなさんにも
喜んでいただける學校に
なりたいと気持ちを新たにしました。

そして、ビルの外には、
「神田ポートビル」のサインと、
壁面にピカピカの看板が
新たについていました。

學校、着々と前進しています。