角川文庫でシェイクスピア前作新訳に挑む
河合祥一郎さんの新訳『アテネのタイモン』が
刊行されました。シリーズ第12弾です。

全新訳で先をゆく“お姉さん格”の
松岡和子さんの『アテネのタイモン』
（ちくま文庫）はシリーズ29冊目で、
松岡さんにとってシリーズ31冊目となる
『ヘンリー８世』は、
今年の暮れに刊行予定のようです。

生涯に37作を書いたとされるシェイクスピア。
松岡さんは現在36作目を
訳していらっしゃるところで
全訳完成のゴールまで、ほんとにあとわずか。

ほぼ日の学校シェイクスピア講座で
講師をつとめてくださった松岡さん、河合さん、
全作新訳はほんとうに大変な偉業です。
注釈に個性あふれる松岡訳。
リズムに腕を見せる河合訳。
比べて読むのもおもしろいですよ！

朝、会社にきて、
席にすわろうとしたら、
目の端に違和感がありました。

あの奥の二人は、
なんで同じ方向をむいて
つったっているのだろうか、と。

そして、きがつきました。
それは、模様替えをして、
島の衝立のところに、
カウンターができたので、
そこでミーティングをしているのだと。

しかし、このカウンターは、
ミーティングもさることながら、
書類を宅急便するときの準備をしたり、
ゲラに赤字をいれたものを仕分けたりするのに
とても便利だということがわかりました。
どうしても、荷物を置きたくなりますが、
それは、きっと模様替え番長・が
悲しむことになるので、
ぐっとこらえるのです。
いや、ぐっとこらえるまえに
それ、考えるなよ。

明日から京都と東京TOBICHIで
はじまる、
雲がうまれるさんの展覧会。
ぜっさん搬入中です。

おなじみの、壁の原画は、
今回も1000枚！
上から下まで、埋め尽くされています。
壮観です。
雲さんも、感動しています。
（話はそれますが、
「雲がうまれる」さんのことを、
「雲さん」と呼ぶのが正解なのか、
「雲がさん」と呼ぶのが正解なのか、
どっちなんでしょうか。
わたしは「雲さん」派です）

写真２枚目の「たてばんこ」という、
新しい作品のシリーズも、
壁に飾る予定です。
細かい立体感が、
いちいちかわいいんですよ。
え！？　そのお面、立体なの？
みたいな感じです。
（見に来ていただくと、
わかってもらえると思います）
細かいところを
じっくりご覧いただけますし、
お持ち帰りもできます！

１階の入り口では、
あの「かみさまのところ」の
フォトスポットをご用意していますよ。

しば好きのみなさん、
しばじゃなくて、犬猫好きなみなさん、
ぜひぜひお立ち寄りくださいー！

１階のグッズスペースも、
雲さんがたくさん
グッズを持ってきてくださったので、
おおにぎわいです。
おたのしみにぃ！

昨日もお伝えしましたが、
前の週末、我が社では
もようがえがありまして、
私の席からちょうど見える上階に、
みんなが「ふぁみれす」と呼びはじめた
ミーティングシートができました。

ゆっくりレストランで、
アイスコーヒーでも飲みながら
ファミリーで談笑している感じがして、
とってもほのぼの、ほほえましいです。
たぶんなかみは真剣な
ミーティングなんだろうけれども。

現在、PARCOチームと
デザイナーの名久井直子さんと
様々なものを製作しているのですが、
先日、ひとつ色校がでてまいりました。

こちらには、アーティストの
イリアヒム・カッソーさんの描いてくださった
絵をつかっています。
弊社では、さんが
代理人をしておりまして、
連絡をとってくれているのです。

今回の作品の出来もすばらしく、
代理人のヒロセさんもとても喜んでいました。
このブツのデビューは、
PARCOのオープン時です。
お手にとったときには、
「あ、これが！」とおもっていただけたらと
思います。

ほぼ日にはカッソーさんの絵を
時折つかわせてもらっています。
最近では、
「ほぼ日の学校」の前田さんの講座の
ヘッダーの絵などです。
いつか、カッソーさんに
お目にかかってみたいものです。

われわれは、月曜日にとてもいろいろ
細かい作業をしました。
なにをしていたかというと、
今日公開しまして、
今日からチケットを発売した、
美術ライターの橋本麻里さんと
ほぼ日の学校長の河野通和との
江戸東京博物館での
トークショーのチケットについての
webページを作っていたのでした。

ほぼ日の学校の次の講座は
「橋本治をリシャッフルする」という
タイトルです。
このプレイベントを
江戸東京博物館の
「大浮世絵展」にあわせて、
開催するのです。

トークショーのチケットには、
「大浮世絵展」の
鑑賞チケットももちろんついています。
今回の展覧会、なんだか、
めったにない浮世絵の大集合らしいですよ。

こういう展覧会って、
お話を聞いたあとにみると、
自分だけでみにきたときよりも、
断然味わいの深さがちがっていいんですよね。
わたくし、チームにはいったことは
ものすごい役得だなと密かに思っています。
むふふ。

イベントのそもそもの話はこちらから。
チケットの購入はこちらからどうぞ！

のふたりが、
「相談があるんですけど。
ていうか、お願いです」
と言って、大きなスケジュール表を
手にかかえてやってきました。

お願いというのはこうです。
お前の予定と俺の予定、コイツの予定、
ぜんぶバッティングしているぞ、
俺はこういう状況、コイツはこう、
してお前は、というにじり寄りでした。

でもそれぞれの状況が、
ここがゆずれずあそこがゆずれずで、
けっこうややこしい。
「どうでもいいっちゃいいけど、
いややっぱりよくないです」
と３人がそれぞれひとり言を繰り出すようにして、
わりともめまして、
でもよろこばしいことに、
３人ともの態度が前向きだったので、
私はうれしくて写真を撮りました。

しかし、いまの気分はそんなに悪くないのに
ふたりのシャツが白いからか、
顔色が悪く見える。


「顔色が悪いのはいやです。
せっかく明るく話してるのに」


「こうやって下からあおってもらえば
よく写るかな」

同じでした。

こうして我々３人の、
10月末〜12月頭までの予定が決まりました。
がんばります。

私はあたらしく学校チームに
参加したのですが、
ここにさらに、
竹下さんも参入なのです。
その白いシャツのおおきな人が
彼です。

人数がふえたし
やってることが多すぎて、
ついていけないので、
週一であつまって、
進行具合を確認させてほしいのだ！
とお願いをしたら、
古株のみなさんが
こころよく応じてくれて、
開催の運びになったのでした。

ただし、「形骸化したら廃止」と
すでに決まっています。
さっぱりしてていいですね。

今日の午前中に、
デザイナーの名久井直子さんと
活版印刷の印刷屋さんに
お伺いしました。

パルコチームの追加おじぎのなかに
活版印刷でつくるあるものがあるのです。
あるものがあるって、
ないものはないし
あるものはあるわけで。

ハイデルベルグという会社の
活版印刷機だそうで、
わたしよりも年上でした。

とても‥‥かわいくできたのです。
んっふっふ。

この週末、
我がほぼ日のオフィスは、
模様がえがありました。
総務チームが、
私たちがはたらきやすいように
いろいろ考えてくれたのです。

そして──、さきほどと、
急ぎで話さなくてはいけないことがあり、
さっそく、このたびの模様がえによる
あたらしいツールを
使用いたしました。

この、立ち話ミーティング用の、
飛び出すテーブルです。

べんり。
べんりだった！