「ほぼ日の塾」の塾生たちが、第2回生活のたのしみ展を自由にレポートします。

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そのおすすめは、センスがいい

2017/11/19 10:33
こんにちは!
2期生の山口じゅりです。

ぶらぶらとあるいていたら、
本屋さんが現れました。
そこには
ほぼ日の学校の『学校長』こと、
河野先生と、たくさんの本が!

「ほぼ日の学校」についてはこちら↓
https://www.1101.com/gakkou_ml/
(シェイクスピアの授業をされるのです!)


「あ! 池澤夏樹さんの本がある!」

池澤夏樹さんは、私が大学生の時に
『新世紀へようこそ』
という本を買って以来、
大好きな作家さんです。

河野先生
「スティル・ライフですね、
この本はおすすめですよ」


「私、池澤夏樹さんとても好きなんです。
なんというか、
性別感がない感じがして」

河野先生
「こちらの本は、
男性二人の対話で進むのですが、
前にドラマ化された時は、
女性二人の対話に、斬新に変更されて、
ヒットしたんですよ」


「そのドラマは、
いつごろやっていたんですか?」

河野先生
「198○年ですね」

なんと、
私の自我がまだあやふやな時代でした!

店員のお姉さん
「スティル・ライフは、
河野先生が池澤さんの編集担当
だったときの本なんですよ」


「え! そうなんですか!?」

河野先生
「そうですよ」

などど会話しつつ、
スティル・ライフを買うことに。

次に目に留まったのは
『赤めだか』という本です。

つい2日前、
友達がこの本を話題にしていたところです。
なんというタイムリー。

2日前に友達から聞いた情報では、
この本、落語家の立川談春さんが、
師匠の立川談志さんとの、
思い出などを綴った本らしいのです。
談志さんには面白い逸話がたくさんあり、
例えば怒るとき、
「俺は明太子が好きだ!」
と相手に言っていたらしく、
その心は、
「お詫びをしようと思うなら、
好物の明太子を持ってきたら許してあげるよ」
ということらしいのです。


「怒っている段階から、
仲直りの方法を提案してくれる師匠って、
優しいですね…」

友達
「そうですね〜」

などと、2日前に友達と盛り上がった、
話題の赤めだか、ここで発見するとは。
運命を感じます。


「この本、
友達がおすすめしていた本です」

河野先生
「そのお友達は良いセンスをしていますね」


「買った方がいいかなぁ〜。
迷います!」

店員のお姉さん
「迷った時は買い時ですよ!」

ということでこちらも買うことに。

最後は、
お店で私たちを見ていたご婦人が、

「あなた、私が写真を撮ってあげるから、
先生と一緒に並んだらいいわ!」

と嬉しい提案をして下さり、
先生と2ショットの写真を、
撮っていただきました。うれしい!

家に帰ったら本を読むぞ〜!
たのしみです♪

(2期生 山口)