「ほぼ日の塾」の塾生たちが、第2回生活のたのしみ展を自由にレポートします。

ほぼ日刊イトイ新聞のコンテンツのつくりかたを
数回にわたって実践的に伝えていく教室、
それが「ほぼ日の塾」です。
「ほぼ日の塾」は一昨年の年末にはじまり、
これまでに合計4期開講しています。
実際のコンテンツをつくりながら学ぶ「実践編」には、
のべ約200人の方が参加してくださいました。
その塾生の方たちに、こんなお願いをしてみました。

「11月15日から11月19日まで六本木ヒルズアリーナで
開催される『第2回生活のたのしみ展』に遊びに来て、
自由にレポートを書いてみませんか?」

なにしろ、今回の「生活のたのしみ展」は、
店舗数も59と前回の約2倍の規模で開催されるのです。
いろんな人が、すみずみまで、わいわいとレポートすると
たいへんたのしいんじゃないかと思ったのです。
細かいルールはつくらず、自由に書いてもらいます。
何人くらいが、どんなふうに、書いてくれるかな? 




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ワクワクの溢れる場所に

2017/11/20 08:02
2期生の、あきです。

「生活のたのしみ展」、
これは素敵なイベントだなあ。
会場に足を踏み入れる前から
私の心は浮き足立っていました。

だって、2階に着くなり飛び込んでくる
会場を見下ろしている方々の
目の輝きっぷりったら!

みなさん一様に手すりにかけ寄っては
キラキラした目で階下を見下ろし、
会場の様子を写真に収めると、
もう待てないとばかりに
足早に階段を降り始めるのです。

その光景はまるで遊園地の入り口のよう。

私の中のワクワクと、
周囲に溢れるワクワクとの相乗効果。

胸が高鳴るどころではありません。

オレンジ色のお買い物袋を手に
お買い物を楽しむあの波に、
早く私も混ざらなければ。

スマホをしまっていざ中へ!

うなるような「これはいいなあ」や
高揚した「これ、買っちゃおう!」、
しみじみとした「どれ選んでも素敵ね」
など、あたりから聞こえてくる声に
思わず返事をしたくなってしまいそう。

ていねいに作られたものたちを
ていねいに見ていくたのしみ。

いいものと、いいものを作る人と、
いいものを愛でる人との素敵な関係が
そこにはありました。
?
(2期生 あき)
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明日もあさっても続く「たのしみ」

2017/11/19 23:49
こんにちは、4期生のゴトウナナです。

最終日の16時頃、
すべりこみで行ってきました。

レポートが遅くなってしまって、
もう集客には貢献できないので(涙)、
行く前からねらっていて、
あわただしく購入した
梅干しの「その後」をお伝えします。

15種類の梅干しがそろう
『立ち喰い梅干し屋のおみやげ店』で
しばしのにらめっこのすえ、

「ほかではたべられないです」

「漬けてあるオイルも使えてお得ですよ」

の言葉につられてお買い上げしたのは、
『しらら』という紀州南高梅を
ハーブやにんにくと一緒に
オリーブオイル漬けにしたもの。

梅の入った小びんにも
高級感がただよっています。

梅をそーーっとびんから出してみると‥‥

や、やわらか〜い。

ぷっくり、とろっとしたたたずまい。

これは‥‥まぎれもなく、
丁寧に人の手がかけられた高級品!

この繊細さをぞんぶんに味わうには
白いごはんと組み合わせてしまうと
なんだか強すぎるかも‥‥。

オイルがぜったいおいしそうだから
それも生かしたい。

ということで、すこしきざんで
お豆腐にのせてみたところ、ビンゴです!
(もったいない気もするけど)

オイルからもふんわり梅の香りがして
梅とお豆腐、両方のやさしい甘みが
ちょうどよく調和。

オイルに包まれたお豆腐の
すこしだけトロっとした食感も
あたらしい。

‥‥ああ、買ってよかった。

明日もあさっても、たぶん来週も
まだまだ、この梅をたのしめる。

イベントが終わっても、
暮らしのなかで、ずっと「たのしみ」が続く。

『生活のたのしみ展』、
ほんのすこしの時間でも
行ってよかったです。

出展者およびスタッフのみなさま、
ありがとうございました!

(4期生 ゴトウナナ)
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第3回生活のたのしみ展へ向けて

2017/11/19 20:42
ごきげんよう、2期生のゆうきすずきです。

最終日の11月19日(日)、
第2回生活のたのしみ展へ行ってきました。
一番のお目当ては『ほぼ日のアースボール』。
実はこれ、
ちょうど1年前の『ほぼ日の塾 第2期』で、
糸井さんが話題に挙げていたものなんです。
「みなさんの中で、地球儀を
持っている方っていらっしゃいます?」
塾生の中で手を挙げたのはわずか数人。
もちろんぼくも持っていない派でした。
「ボールのように遊べる地球儀があったら、
たのしいと思うんだよね。」
糸井さんが地球儀について話していたのは
ほんの少しだったのですが、
妙にアタマの片隅にずっと残っていまして。
そして季節は巡り、
『ほぼ日の塾 第2期』から1年経ち、
ようやく、手にする機会がやってきました。

人混みをかき分け、
『アースボール』ブースへ歩を進めます。
辿り着いた矢先、目に飛び込んで来たのは
『巨大地球儀』(でかい!)、
そして、「 完 売 」の2文字。
ん? おかしいぞ。ここに来る途中、
レジに並んでいた人は持っていたハズ。
「ほんの10分前に売切れちゃったんです」
それはつまり、買えない、という意味ヨネ?
「でも、来月になればWEBやロフトで…」
もちろん、存じ上げてマス。
でも、ちがうのデス。
そうじゃないのですよ。
オレは、先行販売のビックウェ〜ブに、
乗りたかったんだよぉおぉぉおぉぉぉおぉ。

「完売近い…かも」とつぶやいていた
ほぼ日フェロー・早野さんのツイートを
もっと真摯に受け止めておけば。
いや、そもそも、土曜日に来ておけば…。
第3回生活のたのしみ展では必ずや土曜に
足を運ぼう(たとえ天気予報が悪くとも!)
そう胸に誓い、
夕暮れ前の会場をあとにしました。

(2期生 ゆうきすずき)
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静かに興奮した最終日

2017/11/19 17:50
1期生の松岡です。
遅ればせながら最終日にお邪魔してきました。

静かなんです、会場が。
どこのブースも人、人、人であふれてるのに
そのわりにとっても静かな空間で、
大きな声を出してる人が全然いないんです。

それはたとえば「激安!」だとか
「日本初上陸!」といった惹句に
ワーキャー踊らされる場じゃなくて、
丁寧につくられたものを丁寧に手にとって
自分と向き合いながら吟味できる
「たのしみ」にあふれた場だったから。

だからみなさん、口に出す声よりも
心の声の方が大きかったのかもですね。

自分自身もそうでした。

「ほぼ日のアースボール」の実物に触れ、
心の中では「うおおおお!」でしたよ。
事前にアプリを入れてあったので、
展示用の巨大アースボールにかざして
ひとりニンマリしておりました。

さあ、今から家に帰って
アースボールをふくらまそう。
買いそびれたものをネットで買おう。
第3回の開催を今から心待ちにしよう。

あ、最後の写真は岡本太郎作
「坐ることを拒否する椅子」に坐ることを
息子に拒否されるの図です。
彼、気に入っちゃって何度も坐ってました。

(1期生・松岡厚志)
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真鍮のアシカ

2017/11/19 16:49
3期生のやぶです。

動物のキーリングが目に入り、
なんだかかわいいぞ…?
と立ち寄ってみたのは、真鍮のお店。

「顔だけ立体的なんですよ」
と言われてキーリングを覗きこむと、
動物たちはみんななんともいえない表情。
味わい深いというか、ずっと見ていても
飽きない顔をしているんです。

どの動物もいいなぁ…と見ていたのですが、
なぜだかアシカに目が釘づけ。
「キーリングでは、こいつだけが自立するんです」
という一言も忘れられず、
他のお店をぐるぐるして迷った末に
アシカをお持ち帰りすることにしました。

その場で名入れをしてくださるというので、
プレートには名前を。
アシカはヒレやシッポが太めだから
そこにも彫れますよ、と言ってくださり、
アシカにはお店のサインを入れてもらいました。

真鍮ってあまり知らなかったんですが、
使い込むほど色合いが濃くなるそうです。
私は自分用にしちゃいましたが、
長く使ってもらえる素敵なプレゼントだなぁ、
と思いました。

たくさん使って、私だけのアシカを
育てていきたいと思います。
お話を聞かせてくださった竹内さん、
ありがとうございました!

(3期生 やぶ)
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たのしみみっけ!のたのしみ展

2017/11/19 15:35
2期生のユウコです。

小雨ぎみの土曜日に
せいかつのたのしみ展に行きました。
連日のほかの塾生の方のレポート通り、
たくさんの人で大賑わいでした。

写真はからだをあたためるドリンクバー
のブレンドティー・yellowと、
河野書店で購入した本です。

yellowはしょうがの
ぴりっとした感じがせず
ふんわりやさしい味です。
実はしょうがの辛みはすこし苦手なのですが、
おいしく飲み干すことができました。
そして体が内側からポカポカします。
しょうがはすごい!

河野書店では、ほぼ日サイトで気になっていた
『どくとるマンボウ青春記』を購入。

そして、河野店長に
「来年から社会人なのですが、
おすすめの本はありますか?」
と伺ったところ、
「それならこれをぜひ」
と勧めていただいたのが
『うらおもて人生録』でした。

人から勧めてもらった本って
その本の内容だけじゃなくて、
勧めてくれた人の気持ちまで本に乗る気がして
自分で選ぶとき以上になんだかドキドキします。
あー読むのがたのしみ!

(2期生 ユウコ)
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憧れのお弁当

2017/11/19 14:39
こんにちは、3期生のやぶです。
最終日、また遊びに来ました。

いちばんのお目当ては…お弁当!
なかなか食べる機会のないchiobenを
ぜひ食べてみたかったのです。

ぱかっとフタを開けると、
ちびちびたくさんのおかずたち。
いろんなモノがちょっとずつ入っていて、
とてもワクワクします。

一口目でもう、すっかり心を掴まれました。
ハンバーグや春巻きなどの定番おかずも
山椒などの薬味が効いていて、
初めて食べたような気持ちになるんです。

毛利庭園を眺めながらおいしいお弁当を食べて、
しあわせを噛みしめた午後でした。

(3期生 やぶ)
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ちょっと個人的なモンベルのはなし。

2017/11/19 12:36
こんにちは。1期生のオノフミです。
会場の端っこに、
「mont-bell 街でつかう、かるいもの」
のお店(D6)を構えるアウトドアメーカー、
モンベルのおはなしです。

たのしみ展に先駆けて公開された
ほぼ日でのコンテンツ、
「“かるさ”が命を守る。
mont-bell(モンベル)の
根底にある考えかた」で
創業者の辰野さんの体験と考え方に
圧倒された方もいらしゃるのでは。

思いきり個人的なことですが、
わたしの弟はモンベルの社員です。

弟に聞いたところ、
前回のたのしみ展で販売した
軽い折り畳み傘は
とってもよく売れたのだとか。
商品説明の文章も
自分たちにはない視点で
わかりやすく書かれていて、
なるほどと思ったとのことでした。

モンベルのふだんのお客さんはきっと、
レベルはさまざまでも、
アウトドアを楽しむ方々。
外で体を動かす仕事の方。
ほぼ日を読み、たのしみ展に来る人は、
あまり接点がないメーカーかも。

でも、アウトドア用のものって
機能に本当に力が入っているから、
使ってみるとちゃんと便利なんです。
わたしも、薄くて軽い速乾性インナーとか、
レインウェアとか、ポーチとか、
ふだんの生活で愛用しています。

折り畳み傘のこと、
ほぼ日の目利きで選ばれた商品が
ほぼ日的に紹介されることで、
なかなか出会わないものと人が出会って、
「あ、これ便利!」とか
「こんなふうに使ってくれるんだ」という
喜びがあらたに生まれたんだと思います。

目利きの力を借りて
新しい喜びと出会えるのが
「生活のたのしみ展」なのかなぁ。
そもそもほぼ日というサイトが、
そういう喜びに満ちてるもんなぁ。

(そんなご縁もあるので、
弟と一緒に働いていた
先輩だという社員の方に
わざわざ世界一軽いダウンを着てもらって
写真を撮らせてもらいました。
ほんとに軽いし、着た姿がかわいいな。)

(1期生 オノフミ)
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ひとりでも、ふたりでも、みんなとでも。

2017/11/19 12:00
こんにちは、4期生の戸谷です。

初日の夜にも、ひとりで遊びに来たのですが、
4日目土曜の夜、妻と改めて来ました。
お店は同じはずなのに、
初日とは違う出逢いがたっくさん!

初日にひとり、自分の好きなものを
みていた時間も楽しかったですが、
誰かと一緒に、気になるお店を
行ききするのも楽しいですね。

たとえば、「ジュエリーストリート」では、
素晴らしい手仕事の数々に、
みいってしまいました。
男性ひとりではなかなか
入りにくいかもですが、
一歩足を踏み入れれば、
ていねいな仕事の数々に魅了されます。
贈り物にもよさそうでしたよ。

最後に、初日にみて迷っていた
「ほぼ日5年手帳」をふたりで購入。
「からだをあたためるドリンクバー」に
立ち寄り「生姜スパイスリンゴジュース」
をすすりながら、帰路につきました。

あ、初日のレポートで書きました
妻が地球儀を欲しがった理由ですが、
「え? おもしろいじゃん、地球儀」と、
シンプルだけど、これ以上ない理由でした。
そうだよな、そういうものだよな。
「ほぼ日のアースボール」、
実際、思っているよりも、おもしろいです。

最終日の今日は、17時閉店。
ひとりでも、ふたりでも、みんなとでも。
ぜひ、遊びに行ってみてください。
いろんな出逢いがありますよ。

(4期生・戸谷)
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料理がしたくなりました。

2017/11/19 11:56
寒くなりましたね。
こんにちは。
3期生のユウキです。

私が「生活のたのしみ展」を
覗かせてもらったのは
初日水曜日の18時過ぎでした。

会場を上から覗くと人がいっぱいで、
(夜なのでピーク時に比べると
実は回りやすい状況だったことが
あとからわかりました)
普段は人がいっぱいの場所に
なかなか飛び込んではいけない私ですが、
今日は特別。

とんとんと階段を降りていき、
ひとつひとつのお店を
ゆっくりと見て回りました。

そして感じたのは…
なんだろう、
この「ひとりじゃないよ」感。
いや、実際に大盛況で
「ひとり」であるわけないのですが、
人の多い場所で時に寂しく感じる
「あの感じ」が、
このイベントにはないように思うのです。

どのお店に行っても
「なんでも聞いてくださいね〜」
とみなさん仰るし、
「本当になんでも…?」
と心の中で思うと
「本当になんでもいいんですよ〜」と。
読まれる。

そして実際に質問をしてみると
そのお店の楽しさが倍増する。

『&Premium』のお店は
棚がとてもキレイ…と思ったら、
オープンから1時間が経ったお昼過ぎには
完売した商品も多かったというお話を聞く。
ひえ〜。
(商品の補充もあると教えてもらいました)

次に足がぴたっと止まった
『鉄の台所道具店』では、
料理のレパートリーが
限られている私でも
「ほしい」と思わせる何かがあり、
「香川の田舎で作ってます」という
槇塚登さんの制作のお話と、
「目玉焼きがとにかく美味しい」
のひと言に心が動き。
(目玉焼きなら…)

料理家でフードコーディネーターの
みなくちなほこさんの楽しいトークに
さらに心が動き、
「全部表情が違うから見てあげて!」
と並べてもらい、
「フライパンに惚れる」経験を初めてしまして。

「使えば使うほどいい!
私のフライパンなんて真っ黒です。
焦げはカサブタだから!
ぱりっと剥がしたら下から
新しい「皮」が出てくるから大丈夫!」と。
それを聞いて、
兎にも角にもその場で
炒め物がしたくなり、購入。
(炒め物なら…)

そして、このカップです。
いつまでもとっておきたい。
ヒグチユウコさんとshozo coffeeの
『ギュスターヴカフェ』でいただいた
美味しいカフェオレ!が入っていたカップ!

あぁ、幸せ。
とにかく幸せなのです。

最終日の日曜日、
みなさんもぜひあたたかくして
遊びに行ってみてくださいね。

(3期生 ユウキ)