気仙沼のほぼ日便り

2016年になりました。
12月は、すごろくやさんとの
ボードゲーム大会なんかもあったりして
東京出張が多かったですが、
年末年始はゆっくりすごしました。

正月休みには、
新しくスタートしたばかりの
女川駅前商業エリア
「シーパルピア女川」に行ってきました。

現在、女川町で働いている、
友人であり宮城県職員の
山ちゃんこと山田康人さん
案内してもらいました!

女川駅の展望台からは、
まっすぐ続いたまちなみの向こうに
海がみえます。
歩いて行くと、一番はじめに目に入ったのは
やっぱり見慣れた「アンカー」のマーク。
気仙沼のアンカーコーヒーさんのフランチャイズ店、
「mother port coffee女川店」です!
コバルトーレ女川」という
女川のサッカーチームが運営している
地元密着型のお店です。
女川でも変わらず、
「港のコーヒー屋さん」という感じがして、
ほっとしました。

そして、今野梱包さんのショールームでは、
ネット上でも大変話題になった
段ボール製の「ダンボルギー二」が
展示されていました。
今野梱包さんが取り扱う強化ダンボールは、
震災後の避難所や学校のパーテーションとしても
活躍するなど、
社長の今野さんは
「梱包以外の段ボールのあらたな使い方を
常に模索し続けている」ことで
有名な方でもあります。
ダンボルギーニは、
生でみると迫力がありました!
私も段ボールでできた鍵を持って
今野さんと記念撮影させていただきました。

この商業エリアには、
27店舗のテナントが入っており、
そのうち、14店舗が震災前から女川にある事業者で、
ほか13店舗は、新しい事業であったり、
女川以外からの誘致事業なのだそうです。
震災前からの事業と、
新しい事業が一緒の場所でスタートしていく、
というのが、お互いにいい影響となって、
面白い場所になりそうだなぁと思いました。

この周辺には、いずれ
「自立再建店舗」の事業や、
物産センターも開業するため、
平成30年度には、70店舗が集う
商業エリアになります!

「あたらしいスタートが
世界一生まれる町へ。」
が、女川町のスローガンです。
これからの女川の姿を、
楽しみに見ていきたいと思います。