気仙沼のほぼ日便り

気仙沼のほぼ日のサユミです。
ゴールデンウィークは、
みなさんいかがお過ごしでしたでしょうか。

私はここ気仙沼、そしておとなりの南三陸町にて、
いろいろと楽しんでおりました。

まずは4月29日(日)に南三陸町で行われた
福興市(ふっこういち)」をご紹介します。
この福興市は、地元商店街と町、
そして県内外からの商店街やボランティアの方々が
一体となって開催されるイベントです。
南三陸町を中心に、
県内外から50近い出店があり、
会場は大賑わいでした。


こちらは、実行委員長の山内正文さんです。
山内さんは、南三陸町の
海産物専門店「山内鮮魚店」の3代目社長。
震災後は、地域の復興のために
中心となって活動をされてきた方でもあり、
ちょうど1年前の昨年4月29日に
福興市を立ち上げられました。


定期開催を重ね今回で13回目となる本イベント。
「とにかくすごいよ!」と
聞いてはいたのですが、
本当に大規模で、たくさんの人が来場していました。
オープンしてすぐ会場に着いたはずなのに、
駐車場はかなりいっぱいになっていました。


まずは実行委員長 山内さんのお店
山内鮮魚店さんブースです。
南三陸町名物の新鮮なタコや、
一匹一匹が断然大きい釜揚げしらすのほか、
「世界一おいしい」とおすすめの塩辛、
焼き魚の切り身が小分けにパックされた、
「しっかり朝ごはん」シリーズもあります。
私もおみやげにいろいろと購入しました。


高長醤油店さんは、
地元、南三陸町で手作りの仙台みそや
醤油を作られている老舗です。
手作り、無添加の美味しいお味噌は、
毎回完売してしまうほどの人気商品だそうです。


また、会場では
南三陸町が誇るタコのキャラクター
「オクトパス君」グッズも販売されていました。
この、オクトパス君の置物は
合格祈願アイテムとしても人気だとか。
なぜかというと……
「置くとパス(合格)」
だからだそうです!
新潟のボランティアの方々も笑顔で
売り子を手伝っていらっしゃいました。


他にも全国から様々な団体・店舗が参加していました。
こちらは青森十和田市の「バラ焼き」ブース。
豚バラ→バラ→貴族?
のイメージのようです。
お店の前に行くとコーラスを披露してくださり、
美味しいだけでなく、楽しいブースでした。

鹿児島県鹿児島市の宇宿商店街さんは、
大きな鍋で豚汁を準備中!
黒豚の味噌漬けや、さつま揚げなど
地元名産品も販売されていました。

また、かき氷やわたあめの屋台、
ステージでの歌謡ショーなどもあり、
お祭り気分で一日を過ごしました。

地元の名産品はもちろん、
全国の安い、ウマイ、いろーんな種類の物があって、
遠くからお越しの方も、地元の方も楽しめる、
そんなイベントでした。

歩きながら海鮮串焼きを食べ、
さらにいろんなブースで試食もいただき、
おなかは常にいっぱい。
そして次々といろんなものを買ってしまうため、
両手に買い物袋を抱えながらの食べ歩き。
本当に写真をとるのが大変でした。
次回開催は5月27日(日)とのこと。
買い物と食べ歩きに備え、
手ぶらで行くのがおすすめです!

ゴールデンウィークの様子は、次回に続きます。