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勉強サイド

勉強の夏、ゲームの夏。2017

shinya.hirano

「頭がいい」って、
どういうことだろう。

2017/08/25 23:20
この機会に谷山さんに
訊いてみたかったのですが、
「頭のいい人」というのは、
なにをもって、頭がいいと言えるんでしょうか。

「いろんな頭のよさがあると思うんだけど、
広告の世界でいうと、いろんな者の立場から、
ものを考えられるということでしょうね。
コミュニケーションの仕事ですから、
相手側からしたらどう思うだろう、
ということを考えないと話が進みません。
作り手の時には受け手のことを考えているし、
受け手の時には作り手のことを考えるし。

それからもうひとつ。
広告的な頭のよさは、
薄目でものごとを見られるかだと思うんです。
たとえば、クルマやお酒の広告をつくるために
その商品のことを学ぼうとしても、
メーカーの優秀な人よりも詳しくなれるなんて、
滅多にないわけですよ。
どちらかと言うと、パッと薄目で見たときに、
課題を発見して指摘できるほうがいい。
薄目で見ても違いがわかって、
作るときには緻密に作るんです。
結局これも、小中学校で得た、
原因と結果のパターンを
たくさん持っていることが大事なんです。
ただ、職業によって求められている
頭のよさは違いますから。
だから、自分の持っている頭の良さと
相性のいい職業を選んだほうがいいですね。」

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