「英語版って、日本語版とどう違う?」
その違いをご紹介します。(2)

こちらの記事の続きです)

●1日1ページ

さて、次は、1日1ページにいってみましょう。
ここはけっこう違います。

まず4月1日はこんな感じ(左が日本語版、右が英語版)。
写真だとわかりづらいですが、
他のページと同じように
方眼のマス目の大きさが、少し英語版のほうが大きいです。
(日本語版は3.7ミリ、英語版は4.0ミリ)
また、日本語版にある
ページを分けて使いやすい薄い線
「秘密の縦ライン」も英語版にはありません。
英語版の時間軸には、12時だけが記入されています。
(日本語版は数字が3時間きざみになっています)


上部でくらべてみます。
これは8月3日と4日のページ。
「毎月ちがう色」である日本語版に対して、
英語版は「日曜日だけ赤色(ほかは黒)」。
また、日本語版にある
上部の「チェックボックス」がないのも
英語版の特徴です。
日本語版より、ざっくりとラフにつかうことを
想定しています。
(上が英語版、下が日本語版)


下部で比べると、英語版は日々の言葉が
「2日に1つ」であるということもわかります。
内容も違います。
この見開きでは
日本語版は岡本太郎さんのことと
「今日のダーリン」の言葉の2つが書いてあって、
英語版は谷川俊太郎さんの言葉の
英訳1つが書かれています。
(日々の言葉は、それぞれの手帳で選び直しています)
右ページの下にある「ミニカレンダー」は
どちらにもついています。これ、便利ですよね。
(上が日本語版、下が英語版)


小口にある月ごとの「タグ」を見ても、
はっきりと違いが見てとれます。
日本語版はカラフル、英語版はシック。


●メモページ

さいごに巻末のメモページを比べてみます。
左が日本語版、右が英語版。
方眼の大きさの違いと、刷り色の違いから
じゃっかん濃さの違いはありますが、
ここは基本的には同じと言っていいのではないでしょうか。
メモのページ数は日本語版が15ページ、英語版が29ページ。
日本語版はおまけページがたっぷり、
英語版はメモページがたっぷりの仕様です。


●おまけページ

おっと、おまけページがありました。
ここは日本語版と英語版でまったく違います。
これは、それぞれの説明を以下のページで
説明させていただいているので、
詳細はこちらをご覧になってみてください。
◎日本語版のおまけページはこちら
◎英語版のおまけページはこちら

(日本語版のおまけページ)

(英語版のおまけページ)


いかがでしたでしょうか。

私事ではありますが、
こうした細部について検討に検討を重ねたうえ
ぼく()は2013年の手帳として
英語版をつかうことに決めました。
最終的な決め手は
「新しい英語版をつかってみたい!」なので
あまり役立つ情報でなく恐縮ですが‥‥。
じつは、さっそくつかい始めてみているのですが、
書き心地がすこし違うような気がしています。
使いやすい感じは変わらないのですが、
日本語版をつかっていたときより、
いくぶんメモの書き方がラフになって、
文字もすこし大きめに書いているという
感じがあります。

どちらも使いやすさについては
自信を持っておすすめできますので、
これから手帳を選ぶ方は
たっぷり悩んでいただいて、
ぜひ「こっちだ!」というほうをお選びください。

かなり長い説明になってしまいました。
少しでもお役に立てばうれしいです。
お読みいただき、どうもありがとうございました。

(田中)