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森川さん本人に、「タシテン」の開発秘話を聞きました。

DSソフト「タシテン たして10にする物語」を開発した、
「ほぼ日」でもおなじみの森川幸人さん。
ついこのあいだ断食中継をしたあの人です。
その前は「料理」や「絵本」で登場したりしていましたが、
あの方の本業はゲームクリエイターだったのです。
今回、本業で初めて「ほぼ日」に
登場する運びとなりました。
森川さん、どうぞよろしくおねがいします。

森川幸人さんのプロフィールはこちら。

第3回 子どものために何かをつくりたいという気持ち。
森川:

ゲームクリエイターと呼ばれることを
よしとしようという
心境の変化の理由にはもうひとつあって、
20年振りくらいに実家へ帰ったんです。
そしたら小学生くらいの知らない甥っ子とか
知らない姪っ子がいっぱいいて。

──: お互い、知らないわけですね。
森川:

うん。向こうもぼくのことを知らないわけ。
そこで彼らが一生懸命、
DSで遊んでいる姿を見たんです。
そのとき、
彼らのために何か作りたい。って思ったの。
そんな、子どものために
何かものを作りたいと思ったのも、
その時初めてで。

──: そうですか!
森川: で、『ガラクテイル』を作ったら喜んでくれて。
だから今度の『タシテン』も喜んでくれないかなと。
多分、今までの中ではいちばん常識人として作りました。
まぁ、そういう思いって自分の年齢になったら、
常識的なことなんですけど、
そういうことも含めて、
ゲームクリエイター、
ゲームデザイナーと言われることも、
だんだん抵抗がなくなってきて。
──: なるほど。
森川:

甥っ子、姪っ子に
“ゲーム作ってる東京のおじちゃん”として
認識してもらうだけで、もう十分嬉しい。
なんというかね、
社会と接点ができたみたいな嬉しさがある。

──: もっと言うと、それはDSの浸透というものも
関係しているわけですよね。
森川: そうだね。大きいね。
──: 彼らは『タシテン』を実際喜びました?
森川: うん。喜んでやってくれている子と、
まったく興味のない子とぱったり分かれるね。
数字だけでもうイヤっていう子もいて、
まあ、それは覚悟してたことだから。
──: これまでに、こういう人にやってもらいたい
みたいにしてゲームを作ったことっていうのは‥‥。
森川: まったくもってない。
自分のために作ってた。
申し訳ない(笑)。
 
──: そう考えると、今回の『タシテン』は、
いちばん社会性のあるゲームですね。
森川: なんか社会に参加した感覚というか‥‥。
初参加だけど。
──: 大人になったというか、
成年期が終わって、
ゲームクリエイターになった。
森川: うん。
そういうことなんだろうね。
『タシテン』に攻略法はあるか?
──: 「タシテン」には
攻略があるのと、全然ないのとありますよね。
森川: うん。
実は、途中で気がついたんだけど、
計算しなくても完全な解法ができちゃうのが
ひとつあるんです。
──: へー。ゲームによってはということですか。
森川:

うん。ひとつだけ、ある。
何の計算もしなくても、
あるルールに従って選ぶだけで、
どんな難しいやつでも、
みんな1秒で解けるのが。

──: でも、それが分かった時点で、
それだけでも達成感がありますね。
森川: 何で気がつかなかったんだろう。
後で方程式を解けば、
ああ、確かにその通りだっていう
ことなんだけれど。
──: その30個以上のゲームのうちの
ひとつということですか。
森川:

うん。知りたくない人は、
ここから先は聞かないでくださいね。

──: 知りたくない人は、
ここでページを閉じてください!
では、どうぞ。
 
森川:

ひっくり返すと
符号が変わるやつあるでしょう。
あれってね、
いちばん小さい数字のやつを選べばいいの。
ちょっとややこしいけど、
それは数学的に証明できることなんです。

──: そうでしたか!
サプライズなプレゼントを
ありがとうございました。
また、DSのゲーム
つくってくださいね。
ありがとうございました!
 
タシテンをプレゼント!

DSソフト「タシテン たして10にする物語」を
森川幸人さんのサインつきで、
抽せんで3名様にプレゼントいたします。
メールで、nintendo@1101.comあてに
件名を「タシテン プレゼント」として、
ご応募くださいませ。
本文には、ハンドルネームをお書きいただき、
森川幸人さんへのメッセージや、
「樹の上の秘密基地」への感想、
このページでとりあげてほしいことなど、
添えていただけたら、うれしいです。

締切りは、1月8日(火)午前11時まで。
ご応募、お待ちしています。

*当せん者のかたには、あらためて、個別に、
 お送り先などをお訊ねしますので
 メールにはお書きにならなくて、大丈夫です!



(終わります)

2007-12-31-MON