MOJITOのキャップとパンツ、
あのひとのコーディネート
02 有賀傑さん
おつきあいは、はや7年。
たくさんのアイテムを
「weeksdays」といっしょにつくってきた
MOJITO(モヒート)は、
メンズを基本としながらも、
そのゆったりした快適さから
女性からの支持も高いブランドです。
「weeksdays」ではこの夏、
大人気のキャップの新色と、
定番のパンツの素材ちがいが登場。
そこでこのふたつのアイテムを、
ふたりのクリエイターに着てもらいました。
ひとりは、料理家のなかしましほさん、
もうひとりは、写真家の有賀傑さん。
女性も男性も気持ちよく着られるMOJITOを使った
ふたりのコーディネート、
どうぞごらんくださいね。
取材・文=伊藤まさこ 写真=南萌(weeksdays編集部)
有賀傑さんのプロフィール
ありが・すぐる
フォトグラファー。静岡県出身。
スタジオ勤務の後、2001年に独立。
静物、人物、料理、空間などの
衣食住に関わる写真を主に撮影。
「weeksdays」には創刊から参加、
雑誌、書籍、Web、広告などの媒体で活動中。

weeksdaysでいつもお世話になっている有賀さん。
過去のコンテンツにも、
幾度か登場してくださっているのですが
(STAMP AND DIARY、
CONVERSEなど)、
いつも思うのが、
「どんなアイテムも有賀さんのスタイルになる」
ということ。
えらぶシルエットなのか、色なのか?
素材なのか?
撮影中はいつもチーム内で試着大会になり、
みんなで盛り上がるのですが、有賀さんは、
「これ、いいな‥‥」などと言いながら、
ひとりひっそりと試着。
オーバーシルエット多めの最近、
レディースでも有賀さんにしっくりくる服があって、
今日も、私物のt.yamai parisのジャケットが
とてもよくお似合い。


ジャケットは、
GULF STREAM PANTSとの相性もよし。
「このパンツ、穿いた時にはかなりゆとりがあるけれど、
前から見るとほっそり見える。
さらりとした素材だから夏にもいいですね」
ふだんショートパンツは滅多に穿かないという有賀さん。
だからこそ、
素材や形など、夏のパンツえらびは気を配るのだそう。
ウェストの紐はラフに結(ゆわ)いて。
細を取って手持ちのベルトと合わせても、
また雰囲気が変わるかもしれません。
今日、なんだかいつもと
雰囲気が違うなと思っていましたが‥‥
「ふだん撮影の時には着ない、
色ものと柄ものを合わせてみました」
なるほど。
有賀さんもへアメイクの草場妙子さんも私も、
撮影の時は写り込みを気にして、
黒か白、それにくわえて動きやすいスタイルをえらぶから、
なんとなく3人ともコーディネートがかぶるんです。

今日は新鮮な姿が見られてうれしい!

歩きやすそうなシューズはイギリスのもの。
色違いで白も持っているとか。
「これ、かかとが下がっていて、
きれいな姿勢を保てるらしいんです」
きれいな姿勢を保てる靴?
それは気になるなぁ‥‥。

「キャップタイプの帽子は子どもの頃の野球帽以来かも」
と少し照れた様子ですが、よくお似合い。
ふだん帽子はかぶるとしたら、
ニットキャップか
ハットタイプが多いという有賀さんですが、
この夏、ぜひキャップもかぶって欲しいな。

続きまして、
GULF STREAM PANTSのストライプを。

そして有賀さんといえば、
のクルーネックのシャツ。

取材中、
何度か「しっくりくる服」という言葉が出てきましたが、
有賀さんにとってクルーネックのシャツ
(またはスタンドカラー)
そしてサイズはゆったり、が
「しっくり」なのかな。
定義はご自分でもはっきりとは
説明がつかないとおっしゃるけれど、
好きなものや似合うものの方向性が、
しっかり分かっている。
そんな風にお見受けしました。