雨の日も、そうでない日も。

さっき、急に葉野菜が食べたくなって、
ボウルいっぱいのサラダをむしゃむしゃ食べました。

昨日は梅干し、
その前は水羊羹。

冬の間はあんまり欲しない、これらの食べもの。
なんでかなぁ‥‥と思っていたけれど、
そうか、確実に夏が近づいているんだ!

そういえば毎年、梅雨の前はこんな風に、
食べたいものが変化する。
腹時計ならぬ、腹カレンダー。
体って、よくできているものだなぁと思います。

じめじめ、しとしと。
とかく鬱陶しさばかり取り沙汰される梅雨ですが、
雨の日ならではのおしゃれだってあるんです。

今年のボンボンストアの傘は、
ぜんぶで7本。
開いた姿も閉じた姿も、両方かわいい。
雨の日も、そうでない日もうれしくなっちゃう。

気に入りの傘を持って、
おいしいもの食べて、
今年の梅雨もきげんよく乗り切ろうではありませんか。

コンテンツは、
小説家の宮下奈都さんに、
「晴れの日雨の日」をテーマにエッセイをお願いしました。
宮下さんのデビュー作は偶然にも『静かな雨』。
どうぞお楽しみに。

伊藤まさこ

2021-06-11-FRI