REPORT

4人、それぞれの老眼鏡。
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男性ふたりと、女性ふたり、
4人の「おとな」のみなさんに、
weeksdays × JINSの老眼鏡をかけてもらいました。
老眼鏡って、1日のなかで、長い時間ずっと
かけ続けるものではありませんけれど、
だからといって「自分らしくない」ものは使いたくない。
そんななか、weeksdays × JINSの老眼鏡は、
ちゃーんと「そのひとらしく」なるんです。

さんにんめ
料理家 なかしましほさん

料理家のなかしましほさんは、
ふだんから、遠近両用のメガネをかけています。
もともと近視がとても強かったなか、
老眼がちょっと入ってきて、
遠近両用のメガネにしたそう。
それまでは近視用のコンタクトレンズだったのを、
メガネ生活に変更しました。
それまでメガネをかけなかったのは、
おもに仕事上の理由から。
料理の仕事は、うつむくとメガネが落ちたり、
蒸気でメガネが曇ることがストレスに。
だから、コンタクトの方が良かったんだそう。
でも、老眼の進行とともに
メガネにすることを決めるとき、
ちょっとよぎったのが、おしゃれのことでした。

「私のまわりでは、
それまでコンタクトをしていた方が、
年齢とともにめがねに変えることが多くて。
おしゃれへのきもちの変化もあるのかなって思ってました。
そして私は、その年頃になったらどうするか、
すごく興味がありました。
実際、自分がそうなった時わかったのは、
老眼が入り始めると、
目がものすごく疲れるんです。
それも、今までとは違う疲れ方。
あまりにも疲れるので、
コンタクトからメガネにかえるんだなって」

小学校のころは近視でメガネ、
年ごろになってからずっとコンタクト。
最近かけるようになったメガネですが、
いまやすっかりなかしまさんのイメージになっています。

近視や乱視をコンタクトで矯正し、
老眼は、必要なときにメガネで調整する、
というひともいますが、
なかしまさんは、まだ老眼が本格的ではなく、
視力が安定していないのだそう。
だから今は様子見の期間としての「遠近両用」。
もうちょっと落ち着いてから、
老眼鏡を作りたいなと思っているんですって。
車の運転用には、遠近+サングラス、
というメガネも持っているそうです。

なかしまさんの、メガネ選びのポイントはなんでしょう? 

「かけて、自分がしっくりくるかというところです。
私も形をひと通り試すんですけれど、
結局、丸い形になるのは、
しっくりきているからだと思います。
あとは、洋服との兼ね合い。
おしゃれな人は何本も持っているとは思うんですが、
私は洋服にあわせて付け替えるということを
そんなにしないので、
どっちにも合うものをと考えて、
金色系か黒を選んでいます。
自分がいつもよく着る服の色を基準にします。
でも、わたしは1日中かける遠近両用だから、
という選び方。
老眼鏡だけの場合、一日中はかけないので、
ぱっとかけたときに、
疲れないものを選ぶといいと思いますよ」

大丈夫! 今回の「weeksdays」の老眼鏡は、
そのあたり、ちゃんと疲れにくさを考えていますから。
なかしまさん、今回のなかでは
どれか好みのものはありますか? 

「自分の持っていないものを、と思うので、
ひと目見たときから決めていました。
ゴールドのこちら!」

おお、チタンフレームの「ゴールド」。


▲こちらはサンプルです。フィッティングを行うと、つるの部分は調整されます。

「かたちがきれいで軽い。
かけてみて、私は耳が痛くならないです。
レンズも、丸じゃなくて楕円。
私は、遠近のレンズを入れて、使いたいな。
セリート(眼鏡ふき)もかわいいです」

ありがとうございます!
いいところ、ぜんぶ言ってくださいました。

ところで、なかしまさんが
教えてくださったことがもうひとつ。
眼鏡をかけるときのメイクです。

「ヘアメイクの草場妙子さんから、
メイクレッスンを受けたことがあるんです。
そのときに教わったのが、
メガネの人がフルメイクをすると、
作りすぎている感じが出ちゃう。
少しキャラっぽくなるというか。
だからメガネをしている日のメイクは、
眉かマスカラ、どちらかでもいいですよと言われました。
私の顔の場合、というのもあるかもしれませんが。
だから、私も今日は眉だけにしています」

なるほど! メガネ女子のみなさん、
ぜひ参考になさってみてください。
なかしまさん、ありがとうございました!


よにんめ
BonBonStore 井部祐子さん

傘ブランドBonBonStoreを主宰する井部さん。
パソコン仕事で数字を扱う時のため、
老眼鏡を使っています。
かけないと、「6」と「8」の区別がつかない!
これ、老眼の人は経験があると思います。

「もともと、視力があんまり良くなくて、
0.7と0.4、ちっちゃいときからそのままなんです。
乱視も激しくて、でも、レンズで矯正すると、
自分の見慣れた視界と違うから
気持ち悪くなっちゃうんですよね。
だから、普段は裸眼です」

今は、自分が老眼だと認めたという井部さん、
40代後半ぐらいまでは、
それが飲み込めなかったんですって。
まだ「全然見える!」と強がったり。

「それが、青山のメガネ屋さんと知り合いになり、
そのお店にきちんと上手に測れる男性がいて、
彼が老眼ということばを使わない人だったんです。
それは当たり前に起こる現象だからって。
それを聞いて、なるほどねって思いました。
そっか、生きていれば普通に起こりうることで、
特別なことではない。
その人の成長にあわせた目の使い方なんだって。
そのメガネ屋さんが教えてくれたのが、
メガネを選ぶときは
いつ必要なのかを考えることだと。
それでわたしは、
パソコンを見るときだけでいい、と答えました。
間違えてはいけないテキストや数字を確認できればいいと。
そこで、その距離感にちょうどいいものを
作ってもらったのが、最初の老眼鏡でした」

それが、いまから3年ほど前のこと。
いま、老眼鏡として使っているのはひとつだけで、
伊達メガネもあわせると
いくつかのメガネを使っているそうです。

「長い時間使うことを考えると、
軽いタイプのものを選びますね。
太いフレームは、夏になると汗をかいて滑る。
だから重くないほうがいいなと思っています」

井部さん、「weeksdays」のものから選ぶとしたら、
どれがお好きですか?

「チタンフレーム系の方が好みですね。
形が丸いのがいいし、軽いし、
老眼チックでもないし。
ちょうど、近視用の持っている眼鏡が、
チタンフレームの丸なので、違和感もありません。
眉毛とアーチが似てる感じのフレームを選んでいるんです」

色は「なんとなく」カーキ。
顔の印象を色で締めようと、
シルバーとかゴールドより濃い色がいいそうです。

「わっ、やっぱり、軽いですねー!」

そうなんです、軽くて丈夫。チタンのいいところですよね。
ところで、眼鏡にあわせる
アクセサリーはどうしましょうか。

「ピアスが好きなんですが、
眼鏡のフレームとピアスの組み合わせは、
本当に悩みますね。
丸いかたちが好きだからといっても、
丸い眼鏡のときに、
丸いフープピアスはつけません。
だから半円のピアスでしょうか」

わあ、ピアスと眼鏡がいい感じです。
いまつけているチェーンも素敵ですね。

「このチェーンはヴィンテージのものです。
ソフィア・コッポラの映画に出てくる
ある女性のゴールドのチェーンの使いこなし方が
新鮮だねって、友達と盛り上がって、
それを真似してみたんです。
老眼鏡にもこんなチェーンがあったらいいですよね。
そうだ、わたし、考えてみようかな?」

わあ、ぜひ、井部さん、おねがいします!
そのときは、ぜひ「weeksdays」で
紹介させてくださいねー。
井部さん、ありがとうございました!

▲セルフレームの「カーキ・ササ」もかけてもらいました。お似合いです。

2020-12-09-WED