REPORT

ごはんの時間。
伊藤まさこ

メニューを考えてから食材を揃える、
というスタイルから、
いまあるもので工夫するスタイルへ
みんなの暮らしがちょっと変化しているいま、
伊藤まさこさんはどうしているのかな? 
と気になりました。
きいてみたら「なるべく外に出ないように、
ストックや乾物を使ってやりくりしているんですよ」と。
冷蔵庫のなかに食材がたくさんあるときよりも、
あんまりない中からあたらしい味が生まれることがあると、
知人の料理家のかたから聞いて、
「よしっ!」と思ったのだそうです。
どうやら伊藤家の食卓は、
いまある食材を無駄にせず、
足りない食材は工夫して、
テーブルやうつわも考えて(ここはプロ!)、
ごはんの時間をたのしくする
アイデアにあふれているみたい。
そこで、伊藤さんに、いまの気持ちで、
ほんとうにつくっているものを
紹介してもらうことにしました。

[9]ゆで卵、キャロットラペ、ポテトサラダ

ねぇ、ごはんなににする?
そう娘にたずねたら、
「今日、それ聞くの4回目だよ」と言われました。

まさかそんなにごはんのことで頭がいっぱいだったとは! 
でもね、
切ったり茹でたり炒めたりして
手を動かしていると、
余計なことを考えないからいいんです。
料理している時って無心になるでしょう?
あの感じが好きなんです。

今日のお昼は、
冷凍庫にあったカレーとごはんを解凍して食べることに。
無心とか言ってたわりに、
なぜか簡単ですけれど。
それでも、カレーとごはんだけではそっけないので、
ゆで卵とキャロットラペとポテトサラダを作りました。

にんじんはしりしり(沖縄の調理道具です)やスライサー、
なければ細い千切り、
玉ねぎはみじん切りにし、
酢とオリーブオイル、塩とこしょうで味をととのえます。
翌日もおいしいので、多めに作っておくといいでしょう。

蒸したじゃがいもは(今日は丸ごとではなく、
皮をむいて6頭分に切ってから蒸篭へ)、
スライスした玉ねぎ、マヨネーズと
マイユのマスタードで和えます。
きゅうりやにんじんが入ったポテトサラダもいいけれど、
たまにはこんなシンプルなポテトサラダもいいもの。
(我が家ではこのポテトサラダを
「大人のポテトサラダ」と呼んでいます。)

ゆで卵は沸騰した鍋に入れて9分。
時々ころころと転がしながら茹で、
冷水に取り、殻をむきます。
さあこれで準備完了。

お皿にごはんを盛って、
カレー(今日は牛スネ肉のカレー)をかけたら、
キャロットラペと、ポテトサラダ、
手で半分に割ったゆで卵をバランスよく盛りつけて。
こんな風にちょっと何か足すと、
いつものカレーも一味違ったものに。

ぜひおためしあれ!

2020-04-18-SAT