いつもの
リビングに置いていた
黒い革張りのラウンジチェアが、
壊れてしまって、
今、修理に出している。
リビングには、
ひとりがけのソファがあとふたつと、
折り畳みのパーソナルチェアがひとつあるから、
座る場所に困ることはないのだけれど、
朝起きて、ふとそのチェアがないと分かると、
ちょっと寂しい。
座り心地もよかったし、
なにより、
木やベージュ中心の我が家のリビングの引き締め役にも
なってくれていたのだよね。
外でごはんを食べた時、
あれ、このお箸使いづらいなと思うことがある。
ふだん家で使っている黒檀のお箸、
あれはやっぱり使いやすいんだと、
ここで気がつく。
春、2週間ほど旅に出た時、
部屋にそなえてあったシャンプーを使っていたけれど、
においや使い心地に、
ちょっとした違和感があって、
いつものシャンプーが恋しくなった。
いなくなってはじめて分かる、
「いつもの」の、ありがたみ。
いてあたりまえと思っている身近な人の存在も、
大切にせねばと思う今日この頃です。
今週のweeksdaysは、
私の毎日に欠かせない存在になっている、
「余[yo]」のヘアケアアイテムをご紹介します。
コンテンツには、
「余[yo]」の監修を務める高柳潤さんに、
お話をうかがいましたよ。
どうぞおたのしみに。
伊藤まさこ
2025-08-01-FRI