冷戦時代、旧ソビエト連邦では、
ジャズやロックンロールなどの
「ブルジョワ的、自由主義的」音楽は、
厳しい取り締まりの対象でした。
そこで、
ジャズやロックを聴きたいソ連の人は、
使い古しのレントゲン写真に
「ブルジョワ的、自由主義的」音楽を
刻み込み、地下流通させていました。
見つかれば収容所送り、それも覚悟で。
この、ほとんど知られていない
「ボーン・レコード」を、
あの都築響一さんが持っていた!

音への渇望、アートと自由の関係性。
興味深い話、たくさんうかがいました。
担当は「ほぼ日」奥野です。

  • BONE MUSIC展が
    日本にやってくる!

    インタビューで語られている
    ボーンミュージックの
    日本初の展覧会が、東京・表参道の
    BA-TSU ART GALLERYで開かれます。
    2014年、ロンドンからはじまり、
    イタリアやロシアをめぐった企画展が、
    日本にやってくるのです。
    ボーン・レコード現物の展示を中心に、
    会場には、貴重な「音源」が、
    BGMとして流されているそうですよ。
    Tシャツなどのグッズも、よさそう。
    期間が4/27(土)~5/12(日)と
    短めなのですが、
    ご興味を持たれた方は、ぜひとも。
    詳しいことは、
    展覧会の公式サイトでチェックを。