座席数は、約200。
1981年、下北沢で開場した劇場「ザ・スズナリ」は、
「小劇場」と呼ばれる規模で続いてきました。
近年、大ホールで公演を重ねる多くの劇団が、
ザ・スズナリでの公演に力を入れています。
演じる人も観る人も惹きつける、
小劇場の独特な空気はどこから生まれるのでしょうか。
ザ・スズナリを含め9つの劇場を運営する
本多劇場グループ総支配人、
本多愼一郎(しんいちろう)さんにうかがいました。
インタビュアーは、自身も演劇経験のある、
ほぼ日の玉木がつとめます。

>本多愼一郎さんプロフィール

本多愼一郎(ほんだ・しんいちろう)

1975年、東京都出身。
劇団青年座研究所、
桐朋学園芸術短期大学演劇専攻を経て、
1999年「本多劇場グループ」に入社。
父、本多一夫さんが設立した劇場などの
運営を引き継ぐ。
劇小劇場、楽園の劇場の制作主任を担当後、
本多劇場グループ総支配人となる。