フードスタイリスト飯島奈美さんのレシピ本
『LIFE』シリーズ最初の3巻に掲載したメニューから、
直観的に「興味あり!」と思ったものを教えてください、
とおこなった、大アンケート。
参加者1311名、投票数8408票という
集計しがいのある結果になりました。
その番付を、読者のみなさんの
おたよりとともにご紹介します。

じつはこのアンケート、
これまで写真と文字で紹介してきた飯島さんの料理を、
動画にしたらもっとわかりやすいかも? と考えた、
『LIFE』チームと「ほぼ日の學校」チームの共同企画。
そうしたら飯島さんの料理のすごさが
もっと伝えられるんじゃないかな? と思ったんです。
この結果をうけて、飯島さんと相談して、
どのメニューを動画にするかを考えますので、
たのしみにおまちくださいね!

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05 ホットケーキ・餃子・オムライス・コロッケ、などなど

では続いて、11位から20位を、どーんと!

第11位 おかあさんのホットケーキ (『LIFE』) 得票数168

ホットケーキはミックスを使うものだと
思い込んでいたわたしが、
飯島さんのレシピで1から作れるんだ!
と知りました。
それ以来、ミックスは買わなくなりました。
ミックスの独特の味が苦手な娘も
手作りは食べてくれて、
そんな娘ももう高校生。料理部に入りました(笑)。
(bocchi)
ホットケーキはこのレシピで作っています。
少し手間はかかるけれど、
このレシピ通りに
休日の朝ごはんとして作り続けています。
長男が少年野球を始め、
休日の練習前は必ず白米を食べたいとのことで
ホットケーキの出番は減りましたが、
雨で朝からの練習がないとき等は
ここぞとばかりに作っています。
(スターマン)

家にある材料でつくる、
ということがポイント。
固まりかけたところで、
いちど剥がしてもどす、
というのがコツ。
きれいにできるとうれしいメニューです。
それにしてもホットケーキって
心の乱れが焼き加減に影響しますよねえ。
急いでるとうまくいかない。
まさしく「おかあさん」たちからの
おたよりも嬉しかったです。
このレシピは「ほぼ日」でもお読みいただけます。

第12位 全員参加! の焼き餃子 (『LIFE2』) 得票数166

全員参加の餃子に投票しました。
小さな子どももうまく参加できるのかなぁ、
参加できる方法はあるのかなぁ、と思い、
選びました。
あるいはほぼ日のみなさんが
屋上で餃子祭りする動画など想像しながら。
1人で集中させてー! という料理も好きですが、
学校の調理実習みたいなワイワイを、
大人になってできたら楽しそうです。
これからも素敵なレシピと相棒
(エプロンやエコバッグたち!)を
生み出してほしいです。
(ゆか)

餃子のタネはつくっても、
皮は買ってきちゃうという人も多いんじゃ。
(自分がそうです。)
でもこのレシピ、手づくりの皮がおいしいんです。
道具もいるし、慣れるまで「まんまる」につくるのは
なかなか難しいんですけれど、
うまくできたときの喜びはひとしお。
タネを含めて手順が50(!)と多いんですけど
「やった甲斐がある」メニューです。
単行本『LIFE2』のための書き下ろしです。

第13位 ともだちが来る日のオムライス (『LIFE』) 得票数161

二児の父です。
オムライスと牛丼は子供らから
お父さんに作って欲しいと指名がかかるほど
人気です。
美味しく、わかりやすいレシピで
本当にありがたいです。
(くりりん)
ナポリタンとオムライスは
我が家の定番メニューとなっています。
(たまもくろす。)
オムライス、お気に入りで何度も作っています。
お友達がお子さんを連れて遊びに来る日にも、
作って喜ばれました。
(由)

そしてこのオムライス、いちどつくると、
リピートしたくなっちゃうんですよね。
しっかり焼かれた(とろとろじゃない)たまご、
中には、それだけでもおいしいチキンライス、
かけるのは、ただのケチャップじゃない、特製ソース。
「ほぼ日」でレシピがごらんいただけます。
「おかあさん」だけじゃなく
「おとうさん」たちからのコメントも、嬉しい! 

第14位 少年コロッケ (『LIFE2』) 得票数160

発売当時に3冊揃えました! 
よく作るのは、ミートソース、豚汁、コロッケ。
子どもたちの母の味です。
運動会の前日に大量に作って、
当日のお昼に食べまくります。
豚汁もめちゃくちゃおいしい‥‥。
大根の苦手な子どもたちが
唯一おいしく食べてくれる大事なレシピです。
これからも作ります! 
(ごんた)
今日は久しぶりに『LIFE2』の
少年コロッケを作ったのですが、
やっぱり子供達に喜んでもらえました。
手順を守れば、間違いなく美味しくできるので
本当に有り難いです。
長年お母さん役をやっているのに
ちょっと料理が苦手です。
でも、テレビで飯島さんの
「365日の献立日記」を拝見すると、
もう少しお料理を頑張ってみようかな、
と思えます。
これからも映画や書籍など
様々な場所でのご活躍を楽しみにしております。
(ゆみっぺ)

撮影で飯島さんのコロッケを試食したとき
「見た目も材料もふつうのコロッケなのに、
なんでこんなにおいしいんだ!」と驚きました。
あらためて手順をふりかえると、
とってもこまやかに、気をつかっているんですよね。
たとえば、ひき肉を焼きつけたとき出る脂は、
ペーパーで吸い取るんですけれど、
そのとき「大さじ1だけ、脂を残す」とか。
このレシピも単行本『LIFE2』のための書き下ろしです。

第15位 お夜食グラタン (『LIFE』) 得票数159

マカロニグラタンは我が家の定番になりました! 
マカロニが他のショートパスタに変わっても
安定の美味しさ。さすがです。
自分アレンジで牛乳を豆乳に変えてみたり
バターをココナッツオイルに変えてみたりも
出来るようになりました。
クリスマスチキンも大好きです。
クリスマスと言わずお客様へのおもてなし、
家族のお誕生日にも度々登場しています。
『LIFE』は全部美味しく我が家のお料理バイブルです。
「今日はなに食べたい?」と言いながら
見るだけでも楽しい本をありがとうございます。
段取り下手な私も上手に作ることが出来ています。
基本のだしから作るこだわりも
気に入っているところです。
(フローレンス)

最近の飯島さんのグラタンといえば
最新刊『LIFE 12か月』に掲載した
「チキンライスグラタン」という名作もありますが、
こちら『LIFE』版はいたってスタンダードな
マカロニグラタン。
単行本『LIFE』のための書き下ろしです。

第16位 忙しい日の親子丼 (『LIFE』) 得票数156

親子丼は奈美さんのレシピが絶対美味しくて、
何回作ったかわかりません。
(ゆうこ)
うちの牛丼、親子丼はLIFEなしには作れません。
タマゴサンドも飯島レシピです。
クリスマスの骨付きチキンもほぼ毎年作ります。
前におハガキを出しましたが、
ずいぶん前、息子が入院した際の付き添いで
ヘトヘトの時に作って食べたしょうが焼きには
チカラをもらいました。
料理が苦手な私は結婚20年を超えても
レシピを見ないと殆ど何も作れないのですが、
飯島さんのレシピのおかげで、
普通の日も特別な日も
子ども達に美味しいものを作ってあげられました。
ありがとうございます! 
うちにある『LIFE』はボロボロで、
補修してあるわ汚れてるわ書き込みあるわですが、
思い入れは充分! 
なんだかもとより重くなっている気すらします。
これからも困った私のような人が
たくさん助けられますように。
飯島さんのご活躍をお祈りします!
(yoko)
本当においしい! 
このレシピに出会うまで目分量で作っていたんだけど
「もうわたしの作った親子丼はなんだったんだ?」
となりました。
それからはもう奈美さんレシピ一択となりました。
(もぐりん)

こういう丼ものって、市販のつゆを使いがちなんですが、
飯島さんのレシピでつゆをつくると、
めちゃおいしいんですよね。
さらなるポイントは「たまごを2度にわけて入れる」。
煮えたたまごのおいしさと、半熟のおいしさの
両方が味わえるレシピなんです。
単行本『LIFE』のための書き下ろしです。

第17位 おうちで飲み会! の春巻 (『LIFE3』) 得票数155

10分くらいかけて低めの温度で
じっくり揚げるのがポイントだと
この本を見て気が付きました。
これまでは高い温度で
揚げていたので破裂しちゃうことも。
手順がこまやかに書いてあるので
安心してつくることができます。
味がしっかりついているので
そのまま食べておいしい!
お弁当にもぴったり。
(ぎんなん)

すごーくスタンダードな具材で、
下調理をせずに包んで揚げる、
あんがい、手間のかからないレシピです。
これも単行本『LIFE3』の書き下ろし。

第18位 帰省から戻る日の太巻きずし (『LIFE2』) 得票数149

LIFEにはお世話になっています。
節分の太巻き、お雛祭りのちらし寿司、
お誕生日のハンバーグ‥‥。
一年の節目に必ず開く、
今日こそは美味しい定番料理を食べたい時も
本棚から出してきます。
こどもが大きくなったら、
お母さんが見ていた料理本てこれだよね~、
とか思い出してご飯作るのかなと
想像しながら読み直したりしています。
いま投票で見直したらこどもたちがはまっている
塩ラーメンがあった! ので
作ってみようと、楽しみを見つけました。
(諭吉)
太巻き寿司は、毎年節分に使っています。
穴子が手に入りにくいので、
うなぎで代用してますが、おいしいです。
(匿名さん)

気軽に、というよりも、
特別な日につくる手間のかかるレシピです。
なにしろ、テーマが「帰省した娘が都会に帰る日、
おかあさんが持たせてくれる太巻き」。
愛情ゆえの手間がたっぷりなんです。
かんぴょう、干ししいたけ、えびは別々に煮ますし、
たまごも焼かないといけないし、
酢めしもつくらなくちゃいけない。
でもそれだけのことがあるんですよね。
これは「ほぼ日」でもレシピがごらんいただけます。

第19位 うりきれマカロニサラダ (『LIFE3』) 得票数145

マカロニサラダを一番よく作っています。
レモン風味で下味をつけた後の、
味が決まった! 感じが大好きで、
他のレシピでの物足りなさが一気に解決しました! 
夫もあまりにおいしくてびっくりしていました。
多少手がかかっても
絶対に求めている味が出るところが大好きです。
実家の母の料理が一番好きで、
それを求めて今は毎日夫との
ふたりご飯を作っていますが、
奈美さんのレシピは私が求めている味の、
さらにもう一段階照準がぴしっと合った味がします。
(のの)
マヨネーズが苦手なのですが、
リクエストに応じてマカロニサラダを作ってみたところ、
本当に美味しかったです。
ほぼ日とは関係ありませんが、
随分前にプロデュースをされていた
JALの機内食が食材選択、調理、味付け、
バランスがよく、びっくりするほど美味しかったです。
(機内食を完食したのは初めてでした。)
プロデュースの凄みを感じました。
(匿名さん)
飯島さんのお料理、大好きです。
豚汁・マカロニサラダ・サンドイッチをつくりました。
どれも美味しくできました。
(りかピー)
レシピ本として、読み物として、
とても好きな本です。
我が家のしょうが焼き、マカロニサラダ、
肉じゃがはこの本の味になりました。
(おみそ)
マカロニサラダを作りました。
キュウリに一手間かけることで
水っぽさがなくなり美味しくなるのが
衝撃だったのを覚えています。
以来、活用しています。
他にも唐揚げや蒸しパンなど色々作りました。
さりげない小技? が随所にあるので
自分で作っても美味しくできて、
食べて幸せな気分になります。
(ミントン)
マカロニサラダを作りました。
ずーっと買って食べていたマカロニサラダ。
自分でお店のように作れるとは
思っていなかったのですが、
なんと! 
とても! 
おいしく! できました!! 
ありがとうございます!!! 
自分で作ってみると、
お惣菜のマカロニサラダを食べるときに
作り手の工程を想像したりして、
より一層おいしくいただくようになりました。
(ぱた)
マカロニサラダを何回も作っています。
美味しくて美味しくて、箸が止まりません! 
普通なのに美味しいこのレシピに出会えて、
とても幸せです!
(はつめ)

「付け合わせに思われているけれど、
すごくおいしくつくろう」という
気合いの入ったレシピ。
マカロニを2分よぶんに茹でて、アツアツのうちに
調味液で味をしみこませる、というのがコツ。
マカロニの長さに合わせて具材を切るというのも、
だいじなポイントでした。

第20位 揚げたて食べたいドーナッツ (『LIFE3』) 得票数144

手づくりドーナッツ、大好きです。
香ばしくもあまい揚げているにおいが
たまらないんですよね。
生地をゆるくつくって軽い仕上がりにするという
LIFEのドーナッツが食べたい!
ドーナッツ形を買ってくるところからはじめたいです。
(ヒメジオン)

このレシピは「アツアツでも、冷めても、軽くておいしい」
ものをめざしています。
町にドーナッツ屋さんが増えて、
コンビニでも買えるようになっていますけれど、
「じぶんで揚げる」ってなかなか楽しいんですよ。
これも「ほぼ日」でごらんいただけるレシピ。
(ちょっとわかりにくいページですみません。
右下に「その1」があり、トップに「その2」があります。
レシピのダウンロードはこちらから

(つづきます)

2025-06-25-WED

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