第2回で紹介した「メインのおかず」のポイントは、
「好きなものを入れる」ことでした。
お弁当箱や調理器具も、気に入ったものを使うと、
さらにお弁当づくりが楽しくなります。
ここでは、お弁当づくりがたのしくなるグッズを
3つご紹介します。
おかずが美味しそうに見える「曲げわっぱ」

まずは、なんといってもお弁当箱。
「お気に入りのお弁当箱」を使うと、
お弁当づくりがいっそうたのしくなります。
わたしは「曲げわっぱ」という木のお弁当箱が
お気に入りです。
お弁当をつくりはじめのころは
容れ物には特にこだわらず、
家にあった容器に詰めていました。
ある日、雑貨屋で見つけたのが曲げわっぱ。
見た目がとにかく美しい。
手に持つと木の感触が優しく、杉のいい香りがします。
何を入れても美味しそうに見せてくれ、
お昼にお弁当箱を開けたときの喜びもひとしお。
気に入って、別の形の曲げわっぱを買い、
気分や入れる料理によってローテーションしています。
これからお弁当づくりをはじめる、というかたは
まずは好みのお弁当箱を買いにいく、というのを
おススメしたいです!
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彩りを足すお弁当包み

気に入った柄のお弁当包みを集めるのも
お弁当づくりのたのしみの1つ。
季節によってお弁当包みを変えたり、
お弁当に彩りがたりないときは、
華やかな柄のお弁当包みをあわせています。
最近お気に入りなのが、写真一番右の「伊達巻」柄。
食べもの柄はつい集めてしまいます。
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お弁当づくり3種の神器

ふつうの料理と違い、お弁当はつくるのが少量。
さらに小さな箱に詰めるという作業があります。
そこで、小さめの道具を使うと小回りがきいて便利。
とくに便利だなと思ったのが
「シリコンヘラ」「シリコンスコップ」「軽量コップ」の3つです。
シリコンヘラは、
焼き付ける、和える、盛り付ける……などマルチに活躍。
とくに目玉焼きなどの固形物をするっと詰めることができます。
シリコンスコップも万能な道具。
とくに炒めものをする際に重宝しています。
このスコップは先に向かって細くなっているので、
おかずをお弁当箱に詰めやすいのもいいところ。
軽量コップは、少量の調味料を測ったあと、
コップ内で混ぜることができて便利。
使い勝手がよく2つ目を買ってしまいました。
お弁当づくりをはじめたころ、
道具はそれほど工夫していませんでした。
調理中のちいさなストレスは、使いやすい道具で減るというのは
新たな発見でした。
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お弁当づくりが楽しみになるグッズ。
わたしの場合、お弁当箱やお弁当包み、使いやすい道具でした。
これらを使う喜びや発見も、
お弁当づくりを支えていると思います。