生まれも育ちも愛知県名古屋市の、25歳。うお座のB型。
最近、ばあちゃんと一緒に料理をしています。玉ねぎが切れます。
わたしの名前の由来は、吉本ばななさんの名作「TUGUMI」からとった、という説が濃厚です。

詩で、はなす。心で、はなす。

詩で、はなす。心で、はなす。

担当・こばやしつぐみ

わたしは、日常的に詩を書いています。
いわゆる、「詩人」です。
でも、ふだんはごくふつうの会社員です。
詩でごはんを食べているわけでもないし、
あまりおおっぴらに、
じぶんの詩を誰かに見せることはありません。

「詩」とか「ポエム」とか聞くと、
「ああ、あの小っ恥ずかしいやつか」
と思う人は少なくないと思います。
また、わたし自身「小林さんってポエマーなんでしょ?」
なんて揶揄されたりもします。

でも、詩ってふしぎで、書けば書くほど
あたらしいじぶんを知ることができるんです。
「ああ、わたしってこの時こう思っていたんだ、
やっとわかったよ」と、
まるで、「じぶんと対話している」かのようで、
詩を書いている時のじぶんこそが、
「ほんとうの自分」なのかもしれないと思うほどに、
おもしろいのです。
そして、
「だれかと対話するように、詩を書いてみたい」
と思うようになりました。

そこで、今回はわたしが特別な思いを抱き、
「ものを書く」きっかけとなった3人の方々と、
「対談」ならぬ「対詩(たいし)」をしていただきました。
「対詩」とは、
複数の詩人が交互に詩を書き、ひとつの詩を生みだす
「連詩(れんし)」の、2人バージョンのこと。
詩人である谷川俊太郎さんと覚和歌子さんが、
その場で作品を完成させる
「ライブ対詩」を行い、そこで書かれた詩が
のった本も出版されています。


全4回。「詩が好き」というひとも、
「詩はよくわからない」というひとも、
どうか、どうか、読んでみてください。

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