答えを出さないという選択肢
担当・安藤菜々子
デビュー作の小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」が話題沸騰中。
普段は会社員としてテレビ美術製作のお仕事をしている燃え殻さん。
読む人の感情を引き出すその著作はWEB連載当時から人気を集め、
新潮社から出版された本は発行部数7万部を突破。
糸井重里も最初は一ファンとして、ツイッターを通して出会いました。
そんな燃え殻さんはご本人曰く「人気(ひとけ)のない人生を送ってきた」。
しかし絶対解が求められる世の中において、
自分にも他人にもそれを押し付けないその生き方は、
まるで陽だまりに集まる猫のように人が自然に集まりそう。
そんな燃え殻さんと糸井重里の、他人とも自分とも適切な距離を保つ対話。
銀座ロフトでのトークイベントと、
その続きをほぼ日のオフィスでたっぷりと話していただきました。
「かくあるべき」に疲れたあなたへ、白黒つかない状態に疲れるあなたへ。
曖昧さを抱きかかえながら、ちょっと先の前を向きながら生きるという選択肢を。
これも押し付けるでなく、こんなのもあるよ、とそっと教えてもらえます。
ぜひご堪能ください。