女性という挫折を克服。
いったい私はどのようにして女性という挫折を克服したのか。
一言でいうと、どうでもよくなったのです。
歩いていると、頭のなかはヒマですから、
家族のことや自分のこと、過去のこと、将来のことを
毎日ぐるぐるぐるぐると考えます。
でも一ヶ月も考えると、飽きてくるんです。
どうして女の子に生まれてしまったのか。
どうして女の子は、できないことが多いのか。
どうして女の子は、苦しいのか。
それらの問いの答えは、考えても見つかりませんから
「自分でつくる」しかありません。
たぶんそれを、大人は「折り合い」と呼びます。
旅をとおして、幼い頃の挫折まみれの記憶と
私は折り合いをつけることができたのだと思います。
ポケモンを好きになる。
子どもの頃は、納豆もネギも大キライだったけれど、
大人になると、なぜか自然と臭みに抵抗がなくなって
舌も変わっておいしく感じるようになる
……といった話と、だいたい一緒だと思います。
私はポケモンのことを、子どもの頃は好ましく
思っていませんでしたが、挫折との折り合いがついて、
自然に好きになったんですよね。不思議なんですが。
日本に帰ってきて、最新版のポケモンのスイッチをいれると
主人公の性別選択からはじまっていました。
「女の子」を選べるようになっていました。
女性という挫折に、長年私は苦しみましたが、
なんかもう、いまではどうでもいいんですよね。
歴代のポケモンのカセット(っていうと古いのでしょうか)
のなかで一番好きなのは、ルビー・サファイヤで、
ダイゴというイケメンキャラが大好きです。
ダイヤモンド・パールのゲンというイケメンも
捨てがたいですね。以上でおわりです。
読んでくださり、ありがとうございました!