もくじ
第1回チョコミントとわたし 2016-06-28-Tue
第2回チョコミントのはじまり 2016-06-28-Tue
第3回チョコミントの聖地へ 2016-06-28-Tue
第4回チョコミントメニューの誕生 2016-06-28-Tue
第5回チョコミント中毒 2016-06-28-Tue

とあるIT企業で企画職をしています。
お酒とプロレスと野球があれば、いつも幸せです。

担当・合田 知佳

第4回 チョコミントメニューの誕生

― 
そもそも「チョコミント」メニューを、
お店に加えたきっかけは?
久世
この店を始めて7年目なんですが、
5~6年前に一度、
「チョコミントのケーキを作ってみようか」って、
ツイッターでつぶやいたことがあるんです。
その時は圧倒的に「反対!」ばかりで。

―
なんと!
久世
「やめてください!」
「それは売れませんよ!」
のような、否定的な意見が多くて。
―
それは心が折れそうになりますね。
久世
ええ、すごくショックでした。
でも「ブームはくる!」と思って、
5年ぐらい、ひそかにレシピをあたためていて。
それで去年の夏、
「そろそろいけるんじゃないか?」って、
「チョコミントタルト」を試しに
出してみたら、すごく反響があったんです。

―
それは最初の反応とは違った?
久世
好意的な意見が多くなって、
「これはいける」と思って、
今年から「チョコミントパフェ」を始めました。
―
5年の間にいったい、
何があったんでしょうね?
久世
ほんまに不思議です。
あきらかに昔と反応が違うので。
じつはパフェを始めるにあたって、
ツイッターで事前アンケートをとったんです。
「かぼちゃプリンパフェ」というのも作っていて。
それと「チョコミントパフェ」と、
「どっちが食べたいですか?」と聞いたら、
その時は「かぼちゃプリンパフェ」の方が
人気だったんですよ。
―
「じゃあカボチャプリンだ!」と思いますよね。
そうなったら。
久世
そうなったらね。
でもぼくは‥‥‥‥、
3割の「チョコミン党」に賭けたんです。
データ的には負けたけれど、
「これはいける」って思ってたので。
―
大きな決断ですね。
久世
冒険でしたね。
「好きな人が食べてくれたらいいや」って
思って作ったものだったので、
この反応はびっくりしました。
「こんなに好きな人がいたんやー」って(笑)

―
きっと「チョコミン党」にとって
「象徴」みたいな存在になったんですね。
久世
あのね、ぼくは最近、
「チョコミント」がきらいな人なんて、
いないんじゃないかって気がしてきました。
きらいな人のほうが、少数派だと。
―
ああ、わたしも最近、
「『チョコミント』ってきらいと言う人が多くて」
と言ったら「いや自分は好きです」という人、
けっこう多いことにびっくりして。
久世
意外と、そうですよね。
きらいな人が言っていることは印象に残るから、
「みんなきらい」みたいなイメージがあるけれど、
大多数の人には「チョコミント」が
当たり前なんじゃないかな。
―
好きな人はあえて言わないわけですね。
久世
そういうことですね。
―
「チョコミン党」として、
自作のチョコミントメニューへの
こだわりはありますか?
久世
そうですね、パフェの場合は
初めての人でも食べやすいように、
味のバランスを考えました。
―
すごく食感も楽しいですね。
久世
比較的チョコの割合は高いかもしれません。
自家製のミントゼリーを入れて後味はさわやかにして。
―
あのミントゼリーがいいですね。
キラキラしたあのルックスがいいです。

久世
試作では悩みましたね。
どういうビジュアルで行こうかと。
アイスもいろいろな会社のものを試して。
―
現在の「チョコミントアイス」を選んだ理由は、
なんだったんですか?
久世
やっぱり「色」です!
―
「色」ですか! そんな気がしました。
久世
味は、どのメーカーさんのもおいしいんですけど。
やっぱり「色」ですね。インパクトのある、
ミントグリーンを探しました。
―
ああミントグリーンにも
青寄りとちょっと緑がかった色、
両方ありますよね。
あのあたりも比べてみたらおもしろそうです。
久世さんは「チョコミント」の発祥とかにも
興味ありますか?
久世
ぼくも気になって調べたんですけれど、
よくわからなかったんですよね‥‥‥‥。
―
ですよね‥‥‥‥。
久世
アイスの場合は、例えば
「ミントリキュール」をアイスにいれてみて、
「何かものたりないな」って、
チョコを入れてみたのかな‥‥‥‥。
とか、いろいろと考えたりしています。
―
「ミント」と「チョコ」は
いつもワンセットになっている。
その起源はやっぱり知りたいですね。
久世
そうですね。
それだけで本にできますね。きっと。
(つづく)
第5回 チョコミント中毒