どの日も、どの日も、大切な日。 ほぼ日手帳 2012
 
よこく
今年はこんな感じではじめてみようと思いました。 手帳チームのみんなで紹介する、ほぼ日手帳 2012。 8月28日(日)まで全7回でお届けします。
Vol.2
hobo nikkan itoi shinbun
お好みのカバーはございますか。  プリントカバー、ア・ラ・カルト。
世界の伝統柄 2012「インディアーナ」、  デザイナー日下部昌子さんミニインタビュー。 リバティの生地をつかいました。  ペイズリー。花柄。どちらにしますか。

お好みのカバーはございますか。 プリントカバー、ア・ラ・カルト。

気軽に使えて、とってもおしゃれ。
「ほぼ日手帳 2012」プリントカバーのご紹介です。
いい柄、いい色のカバーがたくさん揃いました。
やまかわリンリンの2人でお届けします。

ドット012

やや大ぶりの水玉柄です。
独特のかすれた風合いを表現し、
モノトーンでまとめることで、
こどもっぽくなることなく、
男女ともに使いやすいデザインになりました。

ほぼ日手帳には定番の水玉柄、その2012年版、
という意味をこめて、「ドット012」といいます。

このかすれ具合をプリントで表現するために、
何度も何度も調整をかさねました。
ポケット側はシンプルに柄をいれていないので、
かしこまった場で使っても大丈夫ですよ。

もしかしたら、このプレーンなポケット側に、
ワッペンやバッチでカスタマイズしても
たのしいかもしれません。

やまかわ

ホワイト・チドリ

やっぱり、千鳥格子。
だけど、普通の千鳥格子とはちょっと違うかもしれません。

「ほぼ日手帳2012」ではあえて、
大きい柄の千鳥格子を選びました。
インパクトがあるでしょう?

グレーの地の部分も、よく見てみてください。
白い糸のようなプリントが入っているのが分かりますか?

カバーの素材はポリエステルなんですが、
この糸のようなプリントの効果で
全体をファブリックっぽいデザインに見せています。
そんな遊び心も入れてみました。

またこのカバーには、
ほかのプリントカバーよりも太い糸を使用しています。
少しざらっとして気持ちよい手触りがあり、
また光沢が少ないので、少し落ち着いた印象です。

リンリン

ほぼ日レッド
ほぼ日レッド

第一回ほぼ日作品大賞で見事大賞を受賞した、
「sunui(素縫い)」 とのコラボレーションカバーです。

アジアを中心に旅をして、様々な素材と出会い、
それらを組み合わせて奔放にもの作りをつづける
sunuiのみなさんのアトリエには、
各国で買い付けてきた素材が
たくさんストックされています。
その中からチェックと花柄の生地を拝見し、
「これ、手帳カバーにしたらかわいいかも!」と
試してみたところから出来上がったカバーです。

チェック柄には金色で、花柄には白で、
「なんでもない日、おめでとう。」と
フィンランド語で大きくプリントしまし た。
文字の中にくまがちょこんといるのもポイントですよ。

やまかわ

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世界の伝統柄 2012「インディアーナ」、 デザイナー日下部昌子さんミニインタビュー。
インディアーナ

田口です。

2012の「世界の伝統柄」はどんなのだろう、
と期待している方も多いのではないでしょうか。
エスニックな雰囲気が魅力のこのシリーズは、
毎年ランキングの上位に入る
人気のシリーズなんですよ。

2010年度版は、
メキシコから「パペルピカド」、
フィンランドから「ヒンメリ」、
アフリカから「ガーナ」が(詳しくはこちらをどうぞ)、
2011年度版では、
ルーマニアから「イーラーショシュ」が登場しました。

そして、2012年度版は、
インドの伝統柄をモチーフにしたプリントカバー、
「インディアーナ」が誕生しました。

そこで、この手帳をデザインした
佐藤卓デザイン事務所のデザイナー、
日下部昌子さんミニインタビューをお届けします。

――― 2012ではエスニックテイストあふれる
    インド柄に挑戦していただきました。
    どういう思いでつくられたんでしょう?

日下部 独自の伝統柄の宝庫であるが故に
    モチーフとして敬遠してきたインドですが、
    ほぼ日手帳のカバーにするとしたら
    どういうものができるだろう、
    というところから
    今回初めて取り入れてみました。

――― いろんなモチーフがちりばめられていて、
    すごくたのしいですね。

日下部 はい。インドの様々な模様の中から
    植物、花、太陽などのモチーフを
    ピックアップして調整し、
    ヘナアートのようなテイストも
    意識しつつ仕上げました。

――― 柄もかわいくて、色も明るいのに
    大人な落ち着きもあって、
    とってもおしゃれな感じの
    カバーに仕上がりましたね。

日下部 インドの伝統柄のはなやかな
    雰囲気を取り入れつつ、
    日常使いで飽きのこないように、
    派手でありながらも色使いはシンプルに、
    という匙加減で仕上げていきました。

――― みなさんに一言お願いします。

日下部 毎日使う手帳カバーとしては
    他よりちょっと派手かもしれませんが、
    持っているだけで手元がはなやかになり
    どことなく気分も高揚してくるような
    そんなカバーでありたいです。

――― ありがとうございました。

デザイナー日下部さんのインタビュー、
いかがでしたか。

確かに、インド柄ってはなやかで魅力的なのですが、
普通に売ってるインド柄のものって
けっこう派手なんですよね。

この「インディアーナ」は、
インド柄本来の魅力を十分に引き出しながら、
モダンな感じにアレンジされていて、
街でもどこでも気軽に使えるカバーになりました。
ほぼ日ストア、ロフトとも、9月1日販売開始です。
たのしみにしていてくださいね。

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リバティの生地をつかいました。 ペイズリー。花柄。どちらにしますか。

リンリンです。
ところで、おしゃれが好きな女性の方なら
きっとご存知ですよね。
憧れのブランド「リバティ」は、
英国の老舗テキスタイルメーカーです。
2011では、皆川 明さんのファブリックカバー
リバティ社のものでした。

2012では、リバティ社のたくさんの
生地コレクションの中から選んだ、
2つのファブリックカバーが登場します。
では、ひとつずつご紹介していきますね。

Charlie's Paisley

「世界で長く愛されてきたデザインって、
 やっぱり魅力的だよね」
のひとことから生まれた、ペイズリー柄のカバーです。

ペイズリー柄の生地を集めてずらっと並べたとき、
リバティのこの「Charlie's Paisley」というデザインが
きわだって個性的で、印象的だったことを覚えています。
とってもカラフルだし、
よく見るとたくさんの星があしらわれていて、
現代風の雰囲気もあるんです。
地色が白で、柄もやさしい色使いなので
ふだん「ペイズリー柄はちょっと派手だな」と
感じている方にも、気に入っていただけるのではないでしょうか。
ネクタイのような、ファッション小物の感覚で
持っていただけるかもしれませんね。

内側には、赤の合皮を使用しています。
手帳を開くたび、ぱあっと明るい色が目に入って
元気になれますよ。

Emily

「思いっきりフェミニンな花柄がほしい!」
と思っていたみなさま、お待たせしました。
花柄を見るとうきうきしてしまう女性に、
自信を持っておすすめできるカバーです。

一面に花があしらわれたデザインは
優美でありつつ、フレッシュな雰囲気も漂います。
花のブルーと葉っぱのグリーンが
さわやかな印象を与えているからなのでしょう。
そのバランスが、なによりの魅力です。

このデザインを選ぶまでには、
相当の時間がかかりました。
花柄と言えば、のリバティプリントですから、
その膨大なアーカイブからひとつだけを選ぶというのは、
それはもう、たいへんな作業だったのです。

生地見本を見ていくと、
あれもかわいい、ああこんなのもある・・で収集がつきません。
それをみんなが順番に繰り返していくと、
最後には、ほとんどの生地にチェックがつくという状態に。

「もう、これで決めよう!」と言った翌日に
「やっぱりさあ」と言って選び直す、
という作業を何度繰り返したかわかりません。

最終的には、
「大人の女性が持っていたら素敵だね」と言いながら
このカバーを選びました。もう迷いはありません。
日々がんばっている、
かっこよくてフレッシュな女性に
使っていただきたいカバーです。
サンプルを見た社内の女子からも、
「わあ、かわいい!」の声が多かったんですよ。

ペイズリーか、花柄か、あなたは、どちらが好きですか。
えっ、どっちもほしい。
じつは、私もそうなんです。

ほんと、迷いますよねえ。

あすは、いよいよ
2年目でラインナップが広がった
「ほぼ日手帳 2012 WEEKS」特集です。
おたのしみに。

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2011-08-23-TUE
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