10月のカバー「世界の伝統柄シリーズ」をお届けします。
メキシコ、フィンランド、ガーナの3つの国の
伝統的なモチーフに、あたらしさがくわわって
魅力的なカバーがそろいました。
おおらかな「パペルピカド」、繊細な「ヒンメリ」
ぬくもりのある「ガーナ」、
3つの個性を、おたのしみください。


 

フィエスタ(お祭り)でにぎわう
メキシコの街並みを、
カラフルに彩る切り絵細工「パペルピカド」。

そのパペルピカドにみる鳥のモチーフを、
淡いエメラルドグリーンの地にプリントしました。
バタフライストッパーと内側のピンクが映えて、
鳥のさえずりも聞こえるような
かわいいカバーになりました。

カバーの詳細はこちら

メキシコの街並みのカラフルな色を
カバーにいかせないかと考えて
パペルピカドに出会いました。
鳥のモチーフは切り絵らしさを出すために
実際に切り抜いたものを原画にしています。
淡いエメラルドグリーンとピンクの配色も、
メキシコの街並みのイメージです。
カバーの内側の色は、手帳を開くと
ちょっと元気がでるような感じに
なるといいなと思って、
全体的に明るい色を選んでいます。






 

サンタクロースの国、フィンランドの
伝統的なクリスマスの飾り「ヒンメリ」。
ライ麦の藁(わら)を糸でつなげて
立体的な幾何学模様を形づくるモビールです。

画像提供:おおくぼともこ

そのヒンメリをモチーフにしたドローイングを
アイボリー地にプリントしました。
バタフライストッパーと内側に組み合わせた
オレンジがきれいな差し色になって
繊細でおしゃれなカバーができあがりました。

カバーの詳細はこちら

直線をつなげてできる幾何学的な形がおもしろい
ヒンメリをモチーフにしました。
線のゆらぎを出すために、
ペンで下絵を描いてあえてムラをつくっています。
プリントでも微妙な濃淡をつけて
ヒンメリの幾何学模様の
雪の結晶のような繊細なイメージを
再現しました。
プリントのムラもうまくいきて
奥行きがでたのも、よかったと思います。






 

アフリカ、ガーナの伝統的なテキスタイルから
イメージしたオリジナルのパターンです。

あたたかみのある赤い地色に
リズミカルに並ぶ小さな模様、
バタフライストッパーと外側ポケット、内側には
落ち着いたダークブラウンを取り合わせた
ツートンカバーです。
大地のぬくもりを感じさせながら、
和のテイストも持ち合わせた
不思議な魅力のカバーになりました。

カバーの詳細はこちら

アフリカの伝統的なテキスタイルに
ヒントを得たデザインです。
カラフルなテキスタイルも多いのですが、
民芸調になりすぎず、ふつうに持てるよう、
シンプルな方向にと考えて、
ガーナの1枚のテキスタイルの
赤と黒とベージュの色の組み合わせから
イメージをふくらませました。
外側のポケットには
ダークブラウンの無地を組合わせて
ポイントにしています。

10月1日(木)発売「世界の伝統柄シリーズ」の、
デザインの詳細はこちらからどうぞ。
パペルピカド from MEXICO
ヒンメリ from FINLAND
ガーナ from AFRICA

日下部さんの「手帳CLUB」の関連インタビューはこちらです。

ひとつ前のページにもどる