能登に埴輪が?編4 天皇皇子陵とトビチ

宮内庁が管理する古墳を離れ金沢へは戻らずに、
さらに能登の奥へ。
大きな橋を渡っています。
そう、目指すは能登島!




 
ほら!
能登島に入って東に進むと
こんな看板がありましたよ!

SUSO スソです。

そう、ここは須曽町!

ついにやってきました!
 

どうも! ごぶさた!
ミミズク土偶の健太郎、
通称、ミミケンでございます。
なんか、どんどんキャラがブレてるきがしますが、
まあとにかく、わたくしは、
スソさんのかばんの中にはいっている
土人形の二代目なのでございます。

スソさん、こんどはどこにいくのかな?
とおもったら「能登島」でした。
石川県をイメージしてください。
日本海がわにニョっとつきだしていますよね?
そのニョの右側がすこしだけですが、
くの字になっています。
「く」の真ん中に島があるんです。
それが能登島なのでございます。

中能登からぶいーんと移動したのです。





 
あっちは
バス停がありますね。
ほら、これも! 須曽って!

ほんとだ!
 

須曽って書いてありますな。
スソさんのスソは、須曽と書くのですな。
ミミケンはスソさんのことは、
スソさんとだけしか知らなかったので、
新鮮です。





 
ここは。。。
海に面しています。
舟もあるし、漁村って感じでしょうか。

海沿いの道をもうすこし行きましょう。


 
おーー!
ありましたよ、目的の看板が!

須曽蝦夷穴(すそえぞあな)古墳の文字。

そして英語で
Susoezoana Tumulus

YES! SUSO!
 

改めて辞書をひいてみると、
「Tumulus」は古墳、土饅頭、塚とあります。
語源は、「ふくれたもの」だそうですぞ。



 
200m先を左にまがると
大きな看板登場。
国指定史跡! 
すごいじゃない? 須曽

いちいち、すみません。

わかります、わかります。
 

そんなに一般的ではない
自分の名前が公共物にでてくると
それはそれはざわざわしますよね。

まあ、ミミケンは
看板などにはあまり出てこないので、
想像でしかないのですがね。
遮光器さんとちがって、
ミミズクはいまいち知名度がひくくて‥‥。



 
駐車場がありました。
車を降りて、矢印の方へ行きましょう。

古墳まで150メートルだって!
わくわくするな~。


 
ほらほら
期待を持たせるこのカーブ
その先には‥‥。

なかなかすすまない。
 

スソさん、
かなりわくわくしているものですから、
なかなか前にすすみませんね。
ミミケンはせっかちですから、
じれったくなってきましたよ!

古墳はまだか〜〜!







 
やったー
ありましたよーー!

なんか、屋根っぽいっていうかー
それに、また海が見えてるー!
素敵なロケーション!!
上がるわー!

わ!!
わわわ!
 

ほんとでございますね! スソさん!
なんていい眺めの古墳。
ミミケンもこんなところで、
永遠の眠りにつきたいです。
いや、ある意味、
ミミケンは死んでいるも同然なんで、
なんとも言えない部分があるんですけど。



 
あっ
この看板の一番上だけにすると
「国指定史跡 須曽」になる。

うちの玄関に‥‥。
うそうそです!

‥‥。
 

なにをいってるんだ、なにを‥‥。





 
まわりを歩きます
角っとしていますよ。
方墳ですね。

「方」とは。
 

もういちど、おさらってしまいましょう。
「方」という字には
「四角」という意味もあります。
なので、「方墳」といえば
「四角い古墳」のことです。

前方後円墳の「前方」は
「前のほう」という意味の「前方」ではなく、
「前が四角」という意味でございますね。
「前が四角くて、後ろが丸い古墳」、
これが、前方後円墳です。





 
正面は
横穴式石室の入り口が開口していますね!
二つ並んでおります。

次週・石室へGO!
 

さあ、次回は石室の中へ!
スソさんのご先祖さまが待っている?
そんな~まさか??
次回もお楽しみにーー!!


 
2016-02-18-THU
 
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