須曽蝦夷穴古墳

能登島の須曽町にある
須曽蝦夷穴古墳(すそえぞあな)にいます。
古墳の内部には2つの石室があって
開口しています。








 
まず、右の雄穴から
羨道(せんどう)に入りました。
あ、玄室(棺を置く部屋)の前に柵がある。
玄室には入れないんだー。

この門の上の石、大っきいなー。

スソさんの名前と一緒の
「須曽蝦夷穴古墳」に!
 

いよいよ須曽さんは、
「須曽蝦夷穴古墳」の中にイン!

ちなみに、「羨道」というのは、
古墳の玄室と外を結ぶ道のことを
いうのでございます。
日本の墳墓の場合は、
天井があることが多いそうですよ。





 
柵の先に

左も、右にも
空間があるようです。

普通は、縦長の部屋があるんだけど
左右に横長の部屋がある感じ。

もしかして、
棺は左右に1個ずつあったのかも。



 
天井
壁の石が天井に近づくにつれ
狭く積み上げられていて
天井は狭くなっているみたい。

ドーム形になっているという感じかな。

高さは、大人でも充分立つことはできそう。

真っ暗ですみません。
 

スソさん、スソさん!
写真が真っ暗ですよ。
いわゆる「なにがなにやら」です。
とはいえ、拡大すると
ちょっとだけ石の模様が見えます。
なんか不気味ですがきれいでございますね。



 
振り向けば
おーーーー!

なんてすてきな風景!
海が光っていて眩しい~!

ああ、いい風景。
 

やっぱり、
海のそばに眠るって
うっとりするアイデアですね。

ああ、うつくしい。
ミミケンもうっとりさせていただきました。







 
次は、左の雌穴に
こっちは柵がない!
玄室も入れるのかも。

ついに!
 

玄室に到達したスソさんです。
同じ名前の古墳の玄室に到達した
スソさんなのであります!

ミミケン、いつもおもうのですが、
古墳のそばのスソさんは
なんというか、勢いがあるんです。
普段はスソさんは
非常におだやかな雰囲気の人ですが、
古墳まわりでは、
ちょっとギラっとするのでございます。



 
右に
玄室は右側に部屋があって
下に、仕切りの石があります。

この石のむこうに棺を置くってことかも。

ス、スソさん。
 

写真がふたたび
「なにがなにやら」です。
この段差みたいなのが、
仕切りの石、ですね。







 
ほうー
こちらも、
天井が狭くなっていく
石の積みかたをしていますね。


 
そしてまた、振り返る
いいわー!

はい!
 

よい眺めでございます。





 
すりすり
羨道を後ずさりして
穴から出ます。








 
古墳の前は

わー本当にすばらしい風景が
パノラマに!

七尾南湾とその向こうは七尾市。
古代には、
鹿島津という港があったんだって。

古代風景の解説と
年表のパネルによれば‥‥
古墳の主は、
海人を統括していた人‥‥
なるほどね~。

ってことは、
スソの先祖は海人だったのかな~~。

えーと...道君(みちのきみ)?
誰のこと?

道君は
 

こちら、「道君」は
スソさん、のちほど誰だかわかります。
なので、ここではいったん
みなさんも
「だれかな〜??」と思っててください。









 
須曽蝦夷穴古墳は
7世紀中頃に造られた古墳で
石室の石の積みかたは朝鮮半島の墳墓に
通じる特徴があるんだって。

そうかー、
スソの先祖は渡来人だった可能性も!

詳細、次回!
 

いよいよ、「須曽蝦夷穴古墳」の全貌は、
次回、『蝦夷穴歴史センター』見学でわかります!
スソさんのご先祖さまのことが
詳しくわかるのか??
次回もお楽しみにーー!


 
2016-02-25-THU
 
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