ほぼ日の健康手帳とは 改訂ポイントまるわかり 各ページの記入例と解説 知っておいてほしいこと
「Dear DoctorS ほぼ日の健康手帳」は、
お医者さんの本田美和子さんといっしょにつくった
自分のからだや健康のことを記しておく手帳です。

「自分を大切にするための道具」として
2009年に誕生しました。

その間、たくさんの方が使ってくださって、
「入院したときや検査を受けたときに、
 この健康手帳がとても役に立った」と、
教えてくださった方もいらっしゃいました。
「あまり書くことはないけれども、
 健康を意識するいいきっかけになった」
と言ってくださる方も少なくありませんでした。
そして、ご家族や大切なお友だちに、
この健康手帳を贈ってくださったという方が
ほんとうに多かったのは、わたしたちにとっても
とてもうれしいことでした。

3年目の健康手帳、 改訂のテーマは「経年変化を記録する」。

一方では、「もっとこうだったらいいのに」
というご意見もさまざまにお寄せいただきました。
2010年にはみなさんの声をもとに、
日々の健康をメモするページを加えるなど、
少しずつ改良をしてきたのですが、
そんなふうに、ときどきいただいていた
ご意見のひとつに、こういう声がありました。

「1年ごとではなく、何年か使えるものに、
 ならないでしょうか」

初年度版も2010年版も、1冊に記録する期間は「1年間」。
それは、1年に一度、手帳をあたらしく書き換えることで、
定期的に自分の健康について向き合う機会になれば、
と考えてのことでした。

添えられていた理由には、
「病気の治療には、長期間を要するものもあり、
薬も継続していることが多いので」とありました。
また別の方のメールには、
「予防接種や検査の結果を、つづけて記録しておきたい」
というのが理由として書かれていました。

健康は1年単位で考えるものではないというのは
自分たちにとっても、じゅうぶん実感できることでした。
1年単位のものを、数年使えるものにする。
これは、大きな改訂です。
少なくとも、2010年版であらたに加えた
日々の健康のメモを書くページは、
5年分となればむずかしくなるので、真剣に考えました。

でも、数年間つづけて1冊に書くことができたら、
健康手帳を見返したときに、
去年よりも今年はこうだった、一昨年はこうだった、
そうやって変化をみていくことができます。
それは、今と将来の自分の健康について考える
とてもいい、きっかけになるのではないだろうか。
そう考えました。

そうして、経年の変化をわかりやすく知ることができる
いくつかの項目を追加し、
使い勝手をよくする改良を加えながら
「ほぼ日の健康手帳 5年間の記録」ができあがりました。

これまでの健康手帳を使ってくださっている方には、
ずいぶんと変わったと感じられるかと思います。
でも、健康手帳の基本は、かわりません。
今まで以上に、お役に立ってくれるはずです。
あたらしくなった健康手帳も、
どうぞ、末永く、ご活用いただければと思います。
こんなときに役に立ちます。

◯日頃の健康管理のパートナーとして。

からだになにかの変調があったとしても、
からだは大声でサインをだしてはくれません。
気づかないままに日々を過ごし、
はっきり自覚されるような症状がでたときには
すっかりおおごとになっていた。
それは、残念ながらよくあることです。
からだのサインに少しでも早く気づくためには、
ふだんから自分のからだを知っておくことが
じつは、とても大切なのです。

この手帳には、
自分のからだと健康について知るための
ポイントをコンパクトにまとめています。
それぞれのページに書き込むことで、
自分の健康について考える機会にもなって、
継続することで、からだの小さな変化に
気づくこともあるはずです。
ぜひ、つづけていってください。

◯はじめて病院に行くときに。

体調をくずしたり、なにかの心配があって
病院で診察を受けるときに、
この手帳の記録をもとに話をすると、
よりわかりやすく正確な情報を
お医者さんや看護師さんに伝えることができます。
それが診断に早くたどりつく助けになって、
適切な治療を受けるための近道にもなります。
そこで時間が捻出できたら、残りの診察時間を
じっくり話し合うことにも使えます。

◯複数の病院に通うときに。

もしも、いくつかの病気をもっていたら、
その病気の専門にわかれて、
別々のお医者さんに診てもらうことがよくあります。
そんなときは、
それぞれの病院で受けている治療の内容や
処方されている薬をここに記録して、
情報をひとつにまとめておきましょう。

病気そのものは、お互いにつながりがなさそうに思っても、
別々に処方された薬が互いに作用しあって、
悪い影響をあたえないともかぎりません。

自分がいまどんな病気をもっていて、
ほかに何という薬を飲んでいるか。
それをお医者さんたちに知ってもらうことは、
自分を守るために、とても大切なことなのです。

◯思わぬ事故や急病、災害時の備えとして。

なにかの病気をもっている人にとって、
かかりつけの病院の名前や
治療のために飲んでいる薬の名前は、
自分を守るとても重要なデータです。

薬のアレルギーがある人にとっては、
飲んではいけない薬が、同じように
重要なデータといえるでしょう。

事故や急病などで、
緊急の治療や投薬が必要になったときに、
ここに記録してあるデータが
あなたを守ってくれるかもしれません。
緊急時の備えとして、
この健康手帳を身につけていていただくことを
とくにおすすめします。

◯家族みんなの安心のために。

健康のことについて記録するこの手帳は、
医療の情報をまとめる手帳でもあります。

自分も含めて、家族の誰かに
なにかの健康上の問題が起きたときに、
この手帳に記録してあることが、
きっとお役に立ってくれます。
ひとりひとりが自分の健康手帳を持つことで
みんなの「もしも」に備えましょう。
離れて暮らすご家族にも、
ぜひ、この手帳をおすすめください。

Dear Doctorsのもくじ

谷川俊太郎「カラダと仲良く」
日野原重明「自分のカルテ(診療録)のすすめ」
     「健康でいるために大切なことは」

からだの履歴書
からだの情報
自分と家族の病歴一覧
からだの履歴書

健康診断と予防接種の記録
健康診断の記録
検診のチェックリスト
予防接種と感染症の記録

薬の記録
アレルギーと副作用
飲んでいる(使っている)薬

 歯の記録
歯の健診の記録

知っておいてほしいこと
はじめて病院に行くときに
転ばないでください
ウイルスから身を守る
正しい手洗いのしかた

ノート
おぼえがき

『Dear DoctorS ほぼ日の健康手帳ー5年間の記録』
価格 419円(税込み・配送手数料別)
仕様
サイズ 縦140ミリ×横95ミリ×厚さ3.5ミリ
「ほぼ日手帳」の
 カバーのポケットにはさめるサイズです。
重さ 50g
紙質 上質紙
ページ数 62ページ(オールカラー)
製本方法 ミシン綴じ製本
加工 表紙/マットPP加工
付属品 目隠しシール、サブポケット、体重グラフシート
無料ダウンロードできる 簡易版を作りました。 外国語版も、あります。無料ダウンロードできる 簡易版を作りました。 外国語版も、あります。
 
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Dear DoctorS ほぼ日の健康手帳 5年間の記録

419円(税込・配送手数料別)
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Dear DoctorSについて、
本田さんと糸井重里の対談。

日野原重明先生に聞いた
健康についての大切な話。

全米一のかかりつけのお医者さん、
ティアニー先生の問診術

自分の健康について考える道具。

かかりつけ医だからできること。

グッバイ、おねしょ。

新型インフルエンザについて
教えてください。

正しい手洗いのしかたを
動画でご紹介しています。
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