



高雄ツアー その1。
前回宣伝した、高雄紹介のトークショー。
実は、偉そうに語るほど
高雄を知らなかったのでした。てへ。
どうせなら
蓮池潭の龍虎塔や愛河とか駁二藝術特區じゃない
青木の歩いた高雄をということで行ってきました。
まず向かったのは、
高雄の蒸籠ストリート(勝手に命名)。
今や台湾でも珍しい国産の手作り蒸籠が買えるのです。
そこは、材料やおがくずを散らかしているお店が
何件か並んでいますが、
制作している風を醸し出すために
おがくずを散らかしているだけ。
作っちゃいないお店もあり。
輸入の蒸籠や桶をしら〜っと売っていますので、要注意。
真面目に作っている爺さんもいます。
爺さんの技術を受け継いでいる孫もいる。
しばらくぶりに行ってみると
その爺さんの店は大家からの立ち退き依頼で、
同じ通りの端に引っ越していました。
でも、爺さんの元の店の場所では大家が
しら〜っと輸入の蒸籠を売っていました。
便乗商売の罠を避けながら、
本物の買い物をしてくださいね。



その同じ並びには、竹製品屋。
こうゆう店は台湾製は少ないので、
あまり期待せず農民がよくかぶる傘帽子を見てみると、
ベトナム製の他に台湾製があることが発覚。
台湾製は、
幅広い筍の皮を重ねてあるので雨もしみてこない、
とおじさんドヤ顔。
おだてると奥に連れて行かれ、
ガメラみたいにイガイガした
古い傘帽子も見せてくれました。




友達が調べていた昭和っぽいカフェを求めて歩きだすと、
すぐ近所に浅草橋にありそうな
問屋風食器屋
(大同の白い食器の品揃えがスゴイ)が一軒。
このエリア、台北の迪化街と
太原路をくっつけたような場所と確信。

そして、このエリアの近所には
カラスミ屋だってある。
カラスミパウダーなるありがたいものを
買ったことある店です。
カラスミをカラスミパスタにしようと買って帰っても、
おろし金で下ろすのは目が詰まってめんどくさいのです。
消費者の心を知っての商品開発か。
「消費者の心を知っての商品開発か。
いや、一生パスタなんて食べたことがなさそうな
爺さんがやってんだから、
形の悪いカラスミを売ってしまえと考案されたものだ。」
と自問自答
なんでもいいけど、ありがたい商品。
台湾南部が、カラスミの産地だということを、
台北では見つけにくいものを見て思い出しました。
そういえば、カラスミアイスキャンディーなんてのも
以前、珍芳烏魚子見学工廠というところで食べました。
生臭くなくて、カラスミがチーズみたいな効果を生んでいて
美味しかったです。
高雄に行ったらカラスミも忘れずに。

堀江商場という年寄りの原宿みたいな商店街もあります。
大通りから、筋が入り口を分けて垂直に伸びていて、
堀江商場一街、二街という具合にネーミングで、
店主はオール年寄り。






蒸籠ストリートのちゃんと作っている孫の店。
高雄市鹽埕區五福四路310號
07 521 6886
• 孫といっても、もう角刈りのおっさんです。
ドヤ顔で傘帽子を紹介する竹製品屋。
高雄市鹽埕區五福四路330號
07 551 3836
大同の白い食器の品揃えがスゴイ卸の食器屋。
高雄市鹽埕區五福四路278號
07 561 2519
カラスミパウダーのあるカラスミ屋。
高雄市鹽埕區七賢三路131之2號
07 551 7472
さびれてない年寄りのショッピングアーケード
高雄市五福二路と中山一路口。
高雄市五福二路から数本伸びる路地に広がる。
